美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「低能先生」というネット弁慶はあなたの身近にいる?

自分が世に言う荒らし行為を繰り返し、相手や周囲に窘められると、恨みに思って刺し殺す。
結果、相手ばかりではなく、己の人生までもが終了。

 

まさに「低能先生」ですね。

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というのは、
6月24日午後8時頃、福岡市中央区の創業支援施設で「フクオカ グロース ネクスト」の、
トイレや廊下で無職松本英光(42)が、
IT関連セミナーの講師でインターネット セキュリティー関連会社の岡本顕一郎さん(41)を刺殺したんですね。

 

亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。

 

なんでも岡本さんは「Hagex」(ハゲックス)のハンドルネームでブログを書き、
松本英光とみられる人物について、

「低能先生という荒らし(=嫌がらせ投稿者)がいる」
「私もお下劣な言葉を定期的に投げかけられている。昨日は1日に7回も」と書き込んでいたんですね。

 

サイトの管理者に「嫌がらせ投稿者」として通報し、
この人物のアカウントが凍結されたことにも言及していたみたいなんです。

 

一方の松本英光は九州大学文学部でイスラム文明を学んでいたそうで、
「保育園落ちた日本死ね!!!」で有名になった、
はてな社の「はてな匿名ダイアリー」と「はてなブックマーク」というウェブサービス上で、

 

誰彼構わず「低能」などと誹謗中傷を繰り返していたことから、
いつしか他のユーザーから「低能先生」と呼ばれるようになっていたらしく、

 

はてな社の運営が誹謗中傷アカウントだと判断して凍結すると、
また違うIDを取り直して同じような書き込みを繰り返していたみたいですよ。
(きっと無職だからヒマを持て余していたんでしょうね)

 

炎上トラブルに詳しいとかいわれてる人が炎上トラブルで殺される。

相手をネット弁慶などといってる人が実は一番ネット弁慶で相手をさらに怒らせる。

こういうやつは無視が一番なのに・・・。

 

ちなみに「ネット弁慶」とは、
インターネット上では強気だが、実生活では小心者でおとなしい人物のことみたいですが、

 

事件があった24日午後10時29分に投稿されたブログ「はてな匿名ダイアリー」には、
松本英光が「おいネット弁慶卒業してきたぞ」という書き込みがあり、

 

文面には、
「これが、どれだけ叩かれてもネットリンチをやめることがなく、
俺と議論しておのれらの正当性を示すこともなく(まあネットリンチの正当化なんて無理だけどな)

俺を「低能先生です」の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ」などと、
過去にやりとりしてきた人たちをあおるような言葉が並んでいたそうですよ。

   

最近はネットの発達で、人の心の内側が目に見えるようになってきただけで、
そもそも人は内心ではネットの発言のような事を思っているし、
昔から人の内心はそう変わっていないと思います。

 

ただ、それが目に見えるようになってきただけ・・・。

表と裏があるのは人間の当たり前の姿かも。

 

日本が特別でもなく、最近の人が変質しているという訳ではない。
良識として、さらけ出してはいけないと思う内心を、
ネットを通して表現できる事に快感を感じているのだろうな、と思いますよ。

 

現実社会で、表現してはいけないとされる表現が増えているのは事実で、
過去の時代より、
内面についてより抑圧を感じる場面が増えている、というフラストレーションもあるんでしょうね。

 

実際「死ね」「日本語読めるか?」など現実社会ではありえないほど暴力的な言葉で、
他人をネチネチと攻撃して、それを咎められると逆上して、
ああだこうだと理屈をこねて自分の正当性を主張しますね。

 

それができないとさらに激しい攻撃性を見せる。
そんな「低能先生」のような他者攻撃癖のある人は、
今のネット上に溢れかえっていて、決して珍しくない存在では無いですよね。
 

そして「人の悪いところを粗探しして優越感にひたろう」という「人間」が増えていて、
その目的を達成するのにネットやSNSを利用しているみたいです。

 

また現実社会でも、このブログにも書いていますが、
(「5歳女児虐待死」この手の事件がなくならないのは、なぜなの?」)

 

東京・目黒で両親から激しい虐待を受けて亡くなった5歳女児が、
なぜあんなにもすさまじい虐待を受けたのかというと、
両親の執拗な「粗探し」と「攻撃」がなされたからなんですね。

 

また「教育」の意味を取り違えている親が多いのも問題かも。

教育とはテストで高い点数を取れるようにしたり、
芸術やスポーツの才能を伸ばしたりすることだけでは無いですし、
もちろん親の意のままになる人間に仕立て上げるためでも無いですね。

 

食事を摂らせていれば体は大きくなるかもしれないが、
心が育っていないと思いますよ。

 

心が育っていない人が大人になって子供が出来ると、
その子供もまた心が育たないまま大人になる可能性が高くなるんです。

心が育ってない親は子供がしでかした凶悪事件に触れても何故それが起こったのか理解できない。
挙句の果てに他人事にしますもんね。

 

今回の「低能先生」事件みたいに他者攻撃を繰り返す人たちが増えている原因は、
どうも「コンプレックス」を持っているからではないでしょうか。

 

コンプレックスのある人は攻撃的なんです。

 

自分に自信がない人は他者をボロカスに叩けば、多少なりとも自信を取り戻しますし、
上から目線で人をバカにすれば、
「俺の方が賢い」と優越感に浸れることができますもんね。

 

だから会社などの組織ではパワハラやセクハラが後を絶たず、若者が希望を抱けないし、
こういう話を必死で否定する人も多いんですが、
「こんなに生きづらい社会はない」と感じる人はそれ以上に多いと思いますよ。

 

あと「他人との比較心からの錯覚のワナ」にかかっている人も多いように思いますよ。

これって人間の心が病み出す大きな原因にもなるみたいですよ。

 

「他人はこうなのに、自分はこんなんだ」という感じで、
「他人ばかり見ており」、自分自身のことを逆にイジメているんですね。

 

極端な例ですが、
小学生と大人では、その持ち物も貯金額も内容が全然違います。
冷静ならば、これを比較して苦しむ小学生はいませんよね。

それぞれに相応しい、自分の立場と環境がハッキリ認識できますからね。

 

しかし、これが大人同士、子供同士、となると、
「他人との比較心」というものが起こってくるんです。

 

でも、本当の心の中の神様は、
どんなに他人から劣る環境でも、どんなに他人から劣る能力でも、
あなただけを見つめて応援してくれていると思いますよ。

 

いずれにしても、
「低能先生」というネット弁慶はあなたの身近にいるかもしれません。

 

他者を攻撃するのは、心の弱い人間だから自分の不安な心を怒りに変換します。
そして何故そんなに怒っているのかわからない人もいます。

 

不安です、傷つきました、嫌でした、そうな事言われて悲しかった、

と最初の気持ちを口に出来たら理解されやすいのに・・・。

 

そういう環境がネットにしか無いのは、悲しい・・・ですね。