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立憲民主党の枝野幸男 内閣不信任案を検討 やっぱり反対批判だけの代表だったの?

野党はなぜ通らない事ばかりするのでしょうか?

無駄な時間稼ぎばかりしているから北の味方なのか。それとも国民の敵か?

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なんでも立憲民主党枝野幸男代表は、
森友・加計学園問題など安倍政権の一連の不祥事や疑惑を受け、内閣不信任決議案提出を検討するんだって。

 

やっぱり枝野幸男は反対批判だけの代表みたいですね。

何にも変わっていないです。

 

セクハラ議員や不倫議員を臆面もなく入党させ、
あげく批判に終始し、政策で渡り合えないことが明白になってきましたからね。

 

もう少しは期待もありましたが、選挙目当てだけの立憲民主党みたいですね。

 

「反論」するんなら問題点をあぶり出したりしてプラスになりますが、
野党の場合、
ほとんど単なる「反対」だから大した議論をせず与党の思惑のまま終わることになってしまうみたいです。

 

そういえば、支持率約1%の希望の党民進党が
「民主主義と国民生活を守るために『中道的な新しい党』『新しい民主党』を結党し、
民主主義を重んじる同志の結集をする」

なんていって、
民進党と希望の党が合併する話し合いをしているみたいですが、

 

小池百合子希望の党ってこんな感じだったのでしょうか?
1年半ほど前が、泡沫の夢のようです。 

 

希望の党に入れた人の裏切られ感は半端ではないでしょうね。

   

それにしても、
なぜ日本人の多くが自民党を選ぶんでしょうか?

 

まず日本国民は新党ブームにすでに飽き飽きしているのもあると思いますよ。

 

55年体制後期からみても、
新自由クラブ社会民主連合日本新党新党さきがけ新進党自由党、保守党、みんなの党 、次世代の党
など数多くの新党が結成されてはほぼ何も残さずに消えていきましたよね。

 

すべてが政治家の自己保存のための野合の繰り返しで、
政権交代だけが自己目的化した悲劇を、
私たちは93年政権交代細川護熙首相)そして2009年の民主党政権交代で大きな失敗として経験しましたね。

 

これらの経験によって私たちの中に発生した政治的シニシズム(懐疑的で冷笑するような態度をとる傾向)は、
希望の党に対して「いつか来た道」の絶望を見いだしていますね。

 

こうした新党ブームへの絶望とシニシズムを回収できる政党は、
55年体制から存在する自民党公明党共産党しかいないのが現状なんです。

 

そしてこの中で相対的に自民党が支持を集める構造は、
戦後続いてきたように、今後も当面続くでしょうね。

 

今騒がれているモリカケ問題や自衛隊の日報問題などで安倍政権の政策や政権運営に不満があったとしても、

消極的選択の結果として他の野党より支持できる、

政権を任せられるという政治的判断の積み重ねみたいですよ。

 

自民党には、政策と理念の間口の広さがあり、
自民党内で総理総裁が交代することで実質的な政権交代が発生するという従来の強みがありますし、

55年体制崩壊後も政権党として残した実績と、
その長い歴史への信頼には絶大なものがありますもんね。

 

そして、これはあまり語られることはないですが、
戦後において象徴である「天皇陛下」という存在を政治的に戴くことに成功している政党は、
自民党しかいないんです。

 

天皇陛下を政治利用することが許されない今の政治においても、
日本国民は天皇とその背後にある日本の自然、文化、歴史の継続性という価値を重んじ、

 

それと一体化することに戦後成功した自民党を信頼し、
安心感を持てる精神構造を身につけていますよね。

 

日本維新の会希望の党など保守系政党が誕生しても、
その存在の背後に戦後民主主義的な天皇の存在と価値を見いだすことはできないみたいです。

 

それが自民党と他の保守政党の根本的な違いみたいですよ。

 

こうした議論はタブーであり、新聞やテレビでも決して議論されることはありませんが、
そのことと真剣に向き合わなければ、
日本における民主主義や政党政治は不幸な失敗を繰り返すでしょうね。

 

私は自民党支持者ではなく、安倍政権支持者でもないし、

ましては立憲民主党の支持者でもありませんが、

結局、最後の最後は、消去法で自民党になるみたいですよ。