「終末時計」こんなニュースが流れてるうちは世界は滅びない?
「終末時計?馬鹿じゃねーの」なんて思っている人はたくさんいるでしょうが、
地球を危機に陥れる行為に警鐘をならして、
逆に、危機を回避しようと尽力した人たちを評価しようって役割なんです。
でも平和に慣らされ、
その重要性に対して不感症になってしまった平和な日本では、
もう響かないものになってしまったのかもしれないですね。
アメリカの科学雑誌「ブレティン・オブ・ジ・アトミック・サイエンティスツ」が、
1月25日に人類による地球破壊までの残り時間を比喩的に示す「終末時計」が30秒進み、
1953年と並び過去最短の残り2分になったと発表したみたいですね。
なんでもこの科学雑誌には「科学安全委員会」というのがあって、
委員会は年に2回行われ、変更の必要があれば、終末時計の残り時間が変更されるみたいで、
委員会のメンバーは、
ノーベル賞受賞者15人を含む原子核技術や地球の気候に関する深い知識を持っている科学者や専門家からなっていて、
政府や国際機関に専門的なアドバイスをしたりしているそうですよ。
そして核戦争の危険性や地球温暖化の進み具合を数字として残り時間に置き換えるということではなく、
専門家が話し合って感覚的に決めているようです。
元から、終末時計の始まりの時間が決められていないですし、
いつが最後の時なのかも誰もわからないので当たり前といえば当たり前ですよね。
委員会での話し合いにより、
人類滅亡の危険性が高まれば時計の針は進められ、逆に危険性が下がれば針が戻されることもあるみたいですよ。
でも、
この「終末時計」よりも広島の平和公園にある「地球平和監視時計」の方が現実味があるかもしれないです。
現在の時刻と広島への原爆投下からの日数と最後の核実験からの日数がデジタル表示されていますが、
12月に行った人の話によると、核実験の時間がリセットされていたそうです。
この時計を見るとしばらくそこから動けなくなるみたいですよ。
ところで、
「世界終末」といえば、「2018年6月24日だ!」なんていう人もいます。
預言書的性格を持つ書である「ヨハネの黙示録」を分析することで終末の日の日付を特定したそうです。
また最新のノストラダムス研究でも、
2018年6月に今の世界がいったん終わることが暗示されているそうです。
そして2018年夏にはポールシフトが起こり、
その後新たな人類による新たな文明が再興するんだって。
色々な「終末時計」みたいなのがありますが、
一番現実的なのが、
世界中の有名なシンクタンク(調査機関)3箇所以上が、
第三次世界大戦が2021年5月〜6月に発生と予想していることではないでしょうか。
2019年から兆候が始まり、2021年が本番みたいですが、
果たして、どうなるんでしょうね?
いずれにしても、
この「終末時計」のニュースが流れてるうちは世界は滅びないかもしれませんし、
「終末時計」は、世界の平和のために、終末を、
分かりやすい形で世界の人に常に意識させている事は、とても重要な役割を果たしていると思いますよ。
科学技術が進歩した現代では、本当に僅かな事で平和が脅かされますからね。
だから常に考えるきっかけを与える為にこの「終末時計」の存在は必要だと思います。
そして戦争は、
想定することで、その恐怖感から逆に無難となり起こらないものです。
戦争への抑止力が働きます。
だから安易に戦争リスクを忘れていてはダメみたいですよ。