熊本市議会 緒方夕佳 「赤ちゃん連れて議場入り」恥ずかしいほどの売名行為?
子供背負ってる銀行員なんて見たことないなぁ~。
それと一緒ではないだろうか。
まずはベビーシッターか預かりを前提に公務を遂行することを考えて、
それの都合がどうしてもつかない時は、
子連れで出席しても良いかどうか指示を仰ぐのが常識あるワーキングマザーだと思いますよ。
議員だからとか関係ないですよ。
世の働く女性はそうやって都合をつけて育児と両立しているのですし、
この女性議員のせいで、
乳幼児をかかえて働く女性が白い目で見られたり変なイメージがついたりするほうが、
余程女性にとって迷惑では・・・。
ちゃんと良識をもって公務を遂行してほしいですね。
というのは、
我が郷土熊本市議会で、 緒方夕佳(42歳)という議員が、子育て中の女性も議員として活動できる環境を目指そうと、
生後7か月の赤ちゃんを抱っこしたまま本会議への出席を試みたようですが、
「事前の申請なく議場に入ることは認められない」と議長らに言われ、
午前10時の開会が40分も遅れてしまったんですね。
このニュースを観て、一番問題なのは、
規則や正当な手続きを無視して子供を連れて行った緒方夕佳が最後に泣くところを見せて、
何故か拒否した議会側が悪い様な印象にしたことですよ。
選挙で選ばれた筈なのに、規則も守れない様では話にもならないですよね。
赤ちゃんにとっても、むさ苦しい大人がたくさんいることがストレスになるかもしれないし、
そういうのは考えられないのかなと思います。
また、この手の人達はいつも観点を履き違えて行動してるように思いますよ。
今回の場合、
最優先は会議場でまず職務が全うできるかであり、
まだ自分で物事の判断ができない子供を議場に連れて来た場合どうなるかを考えるべきでしょう。
それから11月29日に熊本市議会は、
開会を遅らせた責任を問い、文書による厳重注意処分とすることを決めたんですが、
緒方夕佳は、
「赤ちゃんは傍聴人ではなく、現在でも規則に違反した認識はない」だって。
やはり規則違反は充分に認識した上の確信違反行為ですね。
要求し、努力の上、どうしてもデモンストレーションとして違反行為を実行するとすれば、「認識ない」はおかしいですね。
「知らなかった。他意はない。」と言うことですか?
言論の人なれば、言葉を選ぶべきでは。
北口和皇もそうですけど、
こんなレベルの人が熊本市議会議員をしてるなんて問題ですよ。
こんな行動をするから、余計に子育てや女性の社会進出問題がパフォーマンスのようにしか捉えられないのでは。
子供をパフォーマンスの道具使うな!
確かに育児をしながら働く女性にとって悩むことと思います。
厚生労働省の調査によると、女性の結婚前就業率を100と見た場合、
仕事を辞めず働き続ける人の割合は、
「結婚後」で71.4%、「第1子出産」で32.8%、「第2子出産」で23.1%、「第3子出産」では12.8%と著しく減少しています。
中でも離職率が一番目立つのは、
「第1子出産」で、3人に1人が離職しているんですね。
それだけ多くの女性が「育児と仕事」に悩んでいるんです。
それにして、
なぜ女性ばかりが仕事と子育てを天秤にかけなければならないのでしょうね。
子が生まれるまでは、仕事も家事も半々で融通し合って対等にできていたのに、
子が産まれた瞬間から、育児の主体は当たり前のように女性になってしまいます。
やはり日本の古い男性優位意識と、
男女の役割論(家事育児は女性で、外で働いて稼ぐのは男性)意識が根強いからかもしれないですね。
でも最近は女性も正社員やフルタイムで働くようになりましたし、男性と同じように仕事が大変になって、
乳児幼児がいても働き続ける。
男性の収入が激減して、妻も働かねば生活できない現実。
こうなると、家事育児でも大変な上に仕事との大変さが肩にかかってくるんですが、
ズルくあるいは無知状態で、あるいは、分かっていても知らんふりで
女性が、家事育児の上に、仕事で苦しんでいるのを横目で見ているのかもしれませんね。
これが不可能な労働量・時間なのは自明なのに、
男性(特に夫)や社会の意識社会がこれに付いてきていないのかもしれません。
そういう意味で考えると、
今回の我が郷土熊本市議会で、 緒方夕佳が子育て中の女性も議員として活動できる環境を目指そうする考えは、
理解できるんですが、
やはり議会に連れてくのはダメでしょうね。
議会中だけ一時預かりをすることを考えないのであれば、議員として間違っていると思います。
もしかすると、
赤ちゃんが緊急動議で「もっと静かなところでネンネさせろ」と提出するかもしれないですよ。