「大人のウンコ漏れ」の悲劇はウンの尽き?
私なんかも危なかったことはなん度もあります。
間一髪セーフばかりです。駅などもっとトイレを増やして欲しいですね。
日常生活を送るなかで、なんの前触れもなく訪れるのが便意というもんです。
腹痛による便意は自分でもコントロールしにくいのが厄介なところなんですが、
一般的に尿意や便意を催してから我慢できるのは10分とされているみたいで、
そのため公共トイレは、
成人が10分間歩いて移動する距離にあたる、半径400~500mに一つは必要だとされているんですね。
都市部ではその基準は十分満たされているみたいで、
日本のトイレ事情は’64年の東京五輪をきっかけに大きく改善されて都市部では公共トイレが一気に普及し、
世界人口の3割以上が衛生的なトイレのない生活を送っている中、
日本は屈指のトイレ先進国だそうですが、
では、
なぜ「ウンコ漏れ」の悲劇が繰り返されてしまうんでしょうか?
どうも問題は「トイレの場所がわからない」ことにあるみたいですよ。
特に街中では誘導標識がきちんと設置されていないために、
すぐ近くにあるトイレを見逃してしまうことが少なくないみたいなんですね。
トイレの位置を地図上に示すアプリを見ると、
すべて網羅されているわけではないが確かにたくさんのトイレを確認できます。
逆に言えば、
トイレが表示されない、半径400mにトイレがないゾーンは真に要注意かもしれないですよ。
そんな時、街中で急に便意を催した場合どうするか?
周りも見回してもトイレはない。
最悪道端で・・・?
それでもどうしても、
ひっそり漏らす場所を確保できない場合どうするか?
ウンコ漏れの経験がある女性はこんな用意をしたそうですよ。
それは「モバイルポンチョ」と「モバイルトイレポケット」で、
ポンチョは首からスッポリと体を覆い、災害時の防寒や屋外での排泄に使用し、
トイレは緊急用で、どちらもポケットタオル程度の厚みなんです。
これはかなり有効で、
ポンチョ姿でうずくまるこちらを気にする通行人はおらず、
何より全身が隠れた状態なので、次までの時間を稼げる点は大きいし、
汚染が少なければ、
コートのように纏って何事もなかったかのように移動するのも不可能では無いみたいですよ。
(災害時は役に立ちそうですね)
ただし飲み屋街はまだしも、オシャレな街や人の多い場所では注目を浴びやすいのが難点みたいですよ。
それから、
ウンコ漏れをポジティブに転換した稀有な人もいます。
尿排泄の30分前から超音波が膀胱の大きさを感知して知らせてくれるアプリ「Dfree」で、
来年には、排便のタイミングを知らせてくれるバージョンの実用化を目指しているそうです。
開発者の中西敦士氏は、
起業を目指して留学したアメリカのど真ん中でウンコ漏れをし、
「100万円でウンコが出なくなる手術があるなら受けたい」とまで思ったところから、
「排便を予測できれば漏らすことはない」という発想に至り「Dfree」を開発したそうで、
国内の介護施設で導入が始まっているだけではなく、
フランス、香港等の海外でのパイロット運用も始まっており、世界中から問い合わせが殺到しているそうですよ。
これは「ウンの尽き」というよりも「ウンが良い」ですね。
こんな感じで、
排泄への認識を高めることのほうが重要だと思いますよ。
食と排泄は表裏一体ですから、
かたや食の方面ではさまざまなこだわりがあるけど、排泄に対する関心は乏しいですよね。
もしかすると、
ウンコが出ちゃいけない時に出るというのは、食べる必要がある時に食べられないのと同じかもしれません。
だから、
トイレの数に頼らず、あなたも自分の排泄ときちんと向き合うことは、決して恥ずかしいことではないと思いますよ。
確かに、トイレがあっても漏らすなら意味はないですからね。
それでもウンコを漏らしてしまったら・・・。
ビジネスの場なら、
「確かに漏らしましたが、その分しっかり仕事させていただきます」とか言えばむしろ評価されるかも。
恋愛なら、
「その分稼いでお前を幸せにするから」と。度量の見せどころ・・・?
こんな感じで開き直る以外に策はないみたいですよ。
隠されると周りも迷惑ですもんね。