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男にも生殖適齢期とタイムリミットが存在するから消費税増税?

衆議院選挙が近づいていますが、
与党などの公約に消費税増税による増収分の使途変更について、

 

「増える税収で幼児教育、高等教育の無償化を一気に進める」

 

なんて少子化を防ぐようなことを言っているようですが、
少子化や共働き、晩婚化などは切実な問題だと思いますよ。

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そんな中、
女性が高齢で妊娠・出産することの難しさや危険性については広く認知されつつあるんですが、
男性にも生殖の適齢期やタイムリミットは存在するみたいですよ。

 

「男はいくつになっても、相手の女性さえ若ければ子どもをつくれる」

とあなたは高をくくっているかもしれませんが、

 

生まれた時に父親高齢だった子どもは、自身の子どもの数が少ない傾向にあるという研究が
ドイツのゲオルク・アウグスト大学の研究チームがイギリスの「Daily Mail」に発表したんです。

 

父親の年齢が上がるほど生まれてくる子どもの健康に問題がある可能性は高くなる傾向にあり、
父親が45歳以上だった場合、
低身長や自閉症のリスクが20~25歳の父親を持つ子に比べて数倍に上がるそうです。

 

また、
子どもが男の子の場合は技術オタクになりやすいという傾向もあるようですよ。

 

そして父親高齢であるリスクは、その子が大人になった後にも影響するらしく、
生まれた時に父親高齢だった子どもは、自身が大人になり、授かる子どもの数が少ない傾向にあるそうですよ。
この傾向は高齢の母親から生まれた子どもには見られなかったということですが・・・。

 

なぜ誕生時に父親高齢だと後に持つ子どもの数が減るのか、
その理由は不明だそうですが、

 

原因の一つは精子の劣化、
つまり父親から子どもに渡される遺伝子のエラーと考えられているみたいですよ。

子どもが完全に成長する前に両親が死にやすいためではないかという仮説も立つんですが、
研究者チームはこれは否定しているみたいです。

   

確かに、
妊娠・出産に明確なタイムリミットがある女性に比べ、
あなたは自分の生殖能力の限界について考える機会は少ないですよね。

 

一般的に卵子と違って精子は老化しないですが、機能は衰えるようになっているみたいで、
精巣機能の衰えによって、精子の数が減っていってしまうんです。

 

さらに子宮の中で動くスピードに影響する運動率が低下していくなど、
色々な弊害が出てきてしまい、

加齢よって性欲を司る「テストステロン」などのホルモン分泌量が減少することで、
性欲が減退してしまって、セックスへの意欲が低下していってしまうみたいですよ。

 

ちなみに、
この性欲を司る「テストステロン」が減少し始めるのは25歳くらい頃からだと言われています。

 

だから、
あなたの場合は40歳頃から精子の造成機能が衰えて、精子の質の低下が見られますから、
男性の適齢年齢は40歳くらいまでと言われているみたいです。

 

よく若くてセックスをして普通に射精できていれば正常であり、
妊娠させることができると思っている人も多いですが、妊娠活動ではその考えは甘いですよ。

 

そもそも普通に射精できるという「普通」とはどのようなものなのかというと、
妊娠させるための生殖能力の条件として、

 

・精液が1度に2ml以上

精子の数が2000万以上

精子の運動率が50%以上

こんな数字はたぶん自分ではわからないでしょうから、病院で調べる必要がありますね。

 

いずれにしても、

年齢が上がるほど生まれてくる子どもに健康などの問題があるのなら、
若い時に結婚して子どもを作ると少子化も防ぐことができるかもしれませんが、

 

その後に必要な経済的なしがらみや体力的なことを考慮する必要が出てきます。

 

そう考えると、
個人的には難しいので政治の政策が必要になってきますね。

 

やはり消費税を上げて幼児教育、高等教育の無償化を進めるしかないのかな?