生徒が先生殴る 学校は大目に見て守る必要なんてない?
福岡県内では「生徒が先生殴る」が続いていますね。
10月3日に福岡県内の中学校で、男子生徒(14)が、男性教員(46)の顔を拳で数回殴る暴行を加え、
顔面打撲の傷害を負わせたとして、この教員が生徒を傷害容疑の現行犯で常人逮捕したそうですよ。
この常人逮捕というのは、一般人による現行犯逮捕のことで、
刑事訴訟法213条では現行犯の場合は警察官に限らず一般人でも逮捕状なしで逮捕できると定めてあるそうです。
そして本当に警察に逮捕されたのが、
あなたも動画で観たかもしれない福岡市内の私立高校である博多高校普通科で起こった「生徒が先生殴る」事件。
梅野笙(うめのそう)(16)という男子生徒が新任教師で日本史を教える23歳の先生に暴行したんですね。
もしあなたが観ていないならば参考に観てくださいね。(2017年9月28日に投稿された)
事の発端は、
梅野笙が授業中にタブレット端末で動画を見ていたことを、教師が「授業に集中しなさい」などと何度か注意したが、
それでも生徒は動画を見ることを止めなかったため、教師が授業中にタブレットを取り上げたんです。
これに生徒が激高し、動画のような暴行を振るったんですね。
そして警察は、
動画の内容と病院の診断書などをもとに傷害の疑いで逮捕したそうですよ。
(でも10月2日に逃亡・証拠隠滅の恐れがないことなどを理由に釈放されたそうですが)
あなたも動画を観て感じたかもしれませんが、
暴行されている教師を見て止めるどころか笑ったりしている子がいるなんて、何とも情けないですね。
博多高校のホームページも見てみましたが、
校訓は『誠実・忍耐・努力』とか。
最先端教育は良いですけど、
人としての道徳感をしっかり教育しないと、こういう子達が社会出た時困ると思いますよ。
この件について博多高校側が謝罪会見をしていましたが、
謝罪すべきは梅野笙の生け花教室をやっている親であって、学校ではないでしょう。
撮影者も、周りで笑っているクラスメートも同罪ですね。
義務教育じゃないんだから、全員退学で良いかも。
それにしても、今の学校は少し甘いんでしょうかね。
私たちの頃は先生からの鉄拳制裁は当たり前でしたからね。
(プラスチックの30センチ定規をタテにして叩かれたこともあります)
頭の中に年上⇒先輩⇒手出しはできないというのがあったし、
自分でも悪い事した自覚がありますしたから、それが特殊ではありますが、コミニケーションだったんですね。
それで先生を殴ろうとか仕返ししようなど考えたことも無かったですよ。
今の子はホント恐ろしいです。
こんな子が社会に出て行って日本は大丈夫かなって思いますよ。
またこの先生はすごい方だと思います。
先生である前に人間なんだから、
あれだけしつこく蹴られたら、やり返してしまいそうなものが冷静に対応してた。
痛かっただろうに・・・。
この耐えた23歳の先生には周りがきちんと評価をしてあげてほしいです。
あまりにも気の毒すぎますからね。
この事件をきっかけに、先生と生徒の関係を改めないと、
この先本当に教員になる人がいなくなると思いますよ
この問題は、
国会でも取り上げて、先生の処遇改善になればと思います。(長時間労働、生徒からの暴力等)
ところで、
この世の中は見る視点と次元が変われば、「答えは変わる」世界ですね。
たとえば、
「親と子供」「会社の上司と部下」「飼い主とペット」そして今回のような「先生と生徒」。
それぞれの視点・立場で自分自身の正論を持つわけですが、
どちらにも正解があり、でもその答えが正反対なわけなんですね。
ではどうすれば、良いのでしょうか?
これは、
「相手の立場も思いやる」
「相手の身にもなって考えて見る」
ということで、
その中間(中道)を見つけて、
中間の姿勢で、自分は居ることを意識することが大事と思いますよ。
今回の暴行事件で学校は大目に見て守る必要があるかどうかですが、
この「中間の姿勢」で今後を考えてほしいですね。