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山下泰裕 全日本柔道連盟会長は「熊本の宝」だ!

ロシアのプーチン大統領が尊敬する日本人として名前を挙げるのが山下泰裕みたいで、

2017年6月23日、
我が郷土熊本県上益城郡山都町出身で国民栄誉賞の受賞者でもある山下泰裕全日本柔道連盟の会長に就任しましたね。

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就任記者会見のあいさつでは、
「自分の人生をかけた戦いである。それぐらいの覚悟をもって取り組む。礼節を重んじ、
品格のある柔道界を全身全霊で目指します」

と選手、指導者らの立ち振る舞いを見て『柔道=人間教育』と言われるような柔道界をつくるのが夢みたいです。

 

そして9月23日には熊本市で祝賀会が行われたんです。
蒲島県知事などおよそ230人が出席し、

 

祝賀会では蒲島知事が、
「山下さんは熊本の宝。東京オリンピックに向けた更なる活躍を期待している」と激励し、

山下泰裕会長は、
「柔道を子どもたちにとってより魅力的なスポーツにしていきたい。
熊本の方々のためにもしっかり気を引き締めて頑張っていきたい」と。

 

また日本オリンピック委員会(JOC)の選手強化本部長にも起用され、
「世界のヤマシタ」が、2020年東京五輪の顔になったみたいですよ。

   

山下泰裕といえば、 
現役引退から逆算しての公式戦203連勝(引き分け挟む)、対外国選手には116勝3分と生涯無敗で、
全日本選手権9連覇、ロス五輪男子柔道無差別級金メダルなど数々の大記録と偉業を達成した柔道の巨人なんです。

 

史上最強の柔道家の候補の1人であり、少なくとも公式戦の実績などで山下泰裕は群を抜いているんですよ。

 

よく思い出すのは、
1984年8月のロサンゼルスオリンピック柔道無差別級での決勝の試合ですね。

 

肉離れをして足をビッコしながら、エジプトのモハメド・ラシュワンと対戦し、
押さえ込みに持っていき、横四方固めで一本を取った時に大歓声を上げたのを昨日のように思い出します。

 

【オリンピック柔道ロサンゼルス】山下泰裕、怪我を克服し、無差別級金メダル

 

 


懐かしく観られましたか?

 

山下泰裕も若いですね。
若い方にはあまりなじみが無いかもしれませんが、こういう試合をしていたんですよ。

 

ちなみに、
昭和天皇から「柔道は、骨が折れますか(柔道は、大変ですか」と聞かれ、
「はい、昨年骨折しました」と答え、周囲の爆笑を誘ったエピソードもあるんです。

 

最後に2度目の東京五輪まで3年ですね。
64年は柔道が初採用され、無差別級のヘーシンク(オランダ)の優勝が日本人に大きなショックを与えたんですが、
柔道は世界に広まりました。

 

2020年は同じ日本武道館で男女の混合団体が初採用されます。
日本勢が素晴らしい試合をすることで、また一つ、新しい歴史が加わることになるはずです。

 

そんな節目の時に、

山下泰裕全日本柔道連盟の会長やJOCの選手強化本部長にも起用されて活躍できる。

やはり山下泰裕は「熊本の宝」ですが「日本の宝」かもしれませんね。