「そげ胸」女性の8割以上が感じているの?
歳を重ねれば、ちちが垂れるのは自然の現象で仕方ないと思いますよ。
女性の価値はちちじゃないからですね。
大きくても小さくても垂れても、結局何かしら言われるのはちょっと理不尽かもしれません。
「そげ胸」は授乳の勲章かもしれませんよ。
年齢とともにバストの上部にハリやボリュームがなくなってくる「バストのそげ」現象。
なんでも、
8割以上の女性が「バストのそげ」を感じているそうですよ。(トリンプの調査)
20代の後半から感じるという女性が増えて、
30~40代ではバストのそげを感じるポイントとして、
「バストの位置が下がった」
「バストにハリがなくなった」
という問題が挙がったそうなんですが、
バストのそげに関して何も対策を行っていない割合は45.2%もいるみたいですよ。
デコルテが貧相になることで胸元が開いた服を楽しめなくなり、
ブラサイズは変わらないのに洋服を着たときにバストラインが貧相に見えたり、
4分の3カップ、ハーフカップ、フルサイズカップとカップの形によってブラジャーのサイズが違ってしまい、
選びにくくなるというように、
そげ胸によってぴったりと合ったブラジャーを着けるのが難しくなってくるそうです。
今までと同じサイズなのに着けると隙間ができる、
バストにしわが寄るなど全体的に老けて見えるし、
バストが年齢と共に柔らかくなり、バスト自体が下辺に集中してしまう。
という悩みはあるものの、
胸が下がるのは年齢のせいだと諦めている人が多いからなんの対策もしていないみたいですね。
この「そげ胸」顔で言えばたるみですが、
理由は3つあるそうですよ。
まずは成長ホルモンの分泌量の減少で、
成長ホルモンは思春期、20代までにぐっと増えるんですが、25歳を境にして下がってくるんですね。
この時期から肌や胸の悩みが出てきて、
水分も細胞も減っていくのでボリュームがなくなり、20代後半になると大胸筋が痩せてくるんです。
さらに30代後半から40代になると大胸筋に加えて乳腺そのものもしぼんでくるので、
胸の位置が下がり立体的なバストから下垂したバストになってしまうんです。
次に水分構成比による肌質の変化で、
顔と通じるんですが、ミカンで例えると、
皮膚が皮、水分、脂肪の乳腺がつぶつぶの果肉、真ん中の実を繋いでいる白い部分が筋膜。
水分を多く蓄えている20代はみずみずしい果実なんですが、
年齢によって水分が減って来て干からびていくんです。
体の水分量は赤ん坊の時は90%、20代の成人だと60%、60歳以降は50%ぐらいまで減ってしまい、
乳腺組織そのものも衰えていくんですね。
あと胸を支えているクーパー靭帯という乳腺を保護している靭帯は伸びやすいそうです。
クーパー靭帯は一度伸び切ってしまうともとに戻らないみたいで、
ミカンの例でいうと、
実を繋いでいる白い筋は取ってしまうと、実がバラバラになってもとに戻らないということと一緒みたいです。
そんな「そげ胸」の対策のポイントはというと、
やはり3点あるんですね。
「ブラジャーでクーパー靭帯を保護する」ということ。
それには「ぴったりサイズのブラジャーを正しく着ける」こと。
そして「正しい姿勢で、バストの位置を高くキープする」こと。
40代以降になると、
今までどのようなブラジャーを着けてきたかによってかなりバストの形は変わってくるみたいで、
ブラジャーにこだわってきた方のバストは比較的きれいに保たれているんですね。
アンケート調査でも何も対策していないという方が多かったんですが、
そげ胸を自覚していてもケアの方法がわからないという方が多いみたいなんですが、
やはりブラジャーをきちんと着けることはとても大事で、
バストにハリが出てくると自然にバストが上を向くので姿勢がよくなり、胸を張ることがとても楽になるんです。
そして、
合わないブラジャーもバストのそげに関わってくるみたいですから、(調査では試着をして購入する人は4分の1にも満たない)
試着する人が少ないというのは、
下着売場でも素の胸を見せたくないと感じている女性が多いからかもしれませんが、
ブラジャーの購入時は必ず試着をしてくださいね。
自分に合ったブラジャーを着けるには、まず試着が基本になるんです。
実際こういう女性もおられます。
「私はクーパー靭帯が伸びきる直前にセーフだったのか?わかりませんが、
矯正ブラをし始めてから、少しそげ胸がましになったような気はします。
若い頃はハト胸に悩み、胸元が開いた服を着ると、ただのエロい人みたいになって嫌だったんですが、
そげ胸を感じてから、むしろ胸元が開いた服を着てもスッキリ見えて良い気がします。
35歳になり、ブラは必ずプロの方に着用確認してもらってから買うようになりました。
プロの方の話では、ただ寄せ上げて谷間を作っているだけのブラでは逆にバストに悪影響なんだそうです。
Dカップを付けていた私は、プロの方に笑われました。どう計ってもFじゃないとダメですよ、って。
自分でもビックリです。
ブラは必ずプロの方に着用確認してもらったほうが良いかと・・・」と。
試着をするというのは自分に合ったサイズを見つけるということで、
サイズはカップとアンダーが合っているかということなんです。
カップが大きいと、
上辺にすき間ができてしわが寄ったりして、バストラインがきれいにならないし、
カップが小さすぎると、
バストが押しつぶされてバスト自体がサイズダウンするだけでなく、脇の肉が流れてしまうんです。
アンダーが大きすぎると、
腕を上げるたびにずれ上がるし、バストを支えきれないので揺れる原因にもなるし、
アンダーが小さすぎると、
脇の肉の段差が目立つ原因になるんですね。
カップとアンダーがぴったり合った状態だとバストが安定して揺にくくなり、
クーパー靭帯の保護につながるんです。
結果、
きれいなふっくらとしたバストライン、デコルテラインを作ることができるみたいですよ。
またブラジャーが合わないと、
湿疹やかゆみ、色素沈着など、締めつけや素材が合わないことで皮膚に影響を及ぼすんですね。
だからこそ、
きちんとサイズの合うものを着けて肌になじませるためにはフィッティングが不可欠なんですよ。
あと年齢と共に猫背になってくるので普段から姿勢を正しくすることで、
大胸筋の位置も上がり胸も正しい位置に上がるので、適度に運動して大胸筋を鍛えることも大事みたいです。
年齢を重ねることによりバストの悩みは増えてくると思いますが、
それを解消できるブラジャーは下着メーカー各社から出ていますから(最近の日本のブラジャー、どれも「そげ胸」専用になってる?)
それらをうまく活用して若々しいバストを取り戻してくださいね。