美ビルド・ネットの熊本はてな?

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猛暑で停電 そのときあなたはどうしますか?

食料と水をもって山や洞窟に避難した方がいいのか・・・?

それとも、

地下鉄構内やデパ地下などやクルマの中で暑さから逃れるのか・・・?

はたまたかき氷を食べて過ごすか・・・?

 

猛暑(35℃以上)になったとき、あなたはどうしますか?

 

というのは、
米西部のカリフォルニア州アリゾナ州で6月で記録的な猛暑が続いているんです。
最高気温が48度を超したり、52.7度に予想されたりと、
猛暑の影響で大規模な停電が発生し、空の便の欠航も相次いでいるんですよ。
https://www.cnn.co.jp/usa/35103064.html

 

アメリカに限らず、
ヨーロッパでも50℃を超す猛暑の到来で死者が多数出ているし、
ロシアでも50℃を超える地区が出ているんです。

 

そして日本の気象庁は、
今年の夏は上空の偏西風が平年よりも日本の北側を流れるため、日本列島は高気圧に覆われる日が多くなり、
北海道から沖縄まで全ての地域で気温が高くなり全国的に厳しい暑さとなる見込みと言っているんです。

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そんな猛暑のある日の夕方、
エアコンの効いた部屋でまどろんでいたところ、突如家中の電気が停止したら・・・。
熱帯夜どころか「地獄夜」になるかも。

 

そんな停電でまず頭に浮かぶのは熱中症かもしれません。

 

単に「暑くて倒れること」だと思って軽く受け止めがちな熱中症なんですが、
実際には全国で2000人ぐらいの死者がでている深刻なものなんです。

 

暑さにより多量の汗をかくと、水分とともに塩分(ナトリウム)が失われ、倦怠感等の症状がでて、
水分補給の際に塩分が不足すると低ナトリウム症となり、筋肉が痙攣を始め、

重症になると体温の調節機能が失われ、頭痛やめまいに続いて意識障害をきたし、
血液が固まりやすくなって、心筋梗塞脳梗塞になる場合もあるんですね。

 

脳梗塞といえば冬場の寒い時期に起きやすい病気だというイメージがあるんですが、
国立循環器病研究センターが発表した調査によると、冬場(12~2月)よりも夏場(6~8月)のほうが患者数が多かったそうですよ。

 

そんな猛暑での停電って、どうして起こるんでしょうね。

 

停電というと、
電気設備が壊れたときに起きるというイメージが強いかもしれませんが、

猛暑の場合は、
エアコンなどの使い過ぎみたいな需給のアンバランスから来る「系統崩壊」によるものみたいですよ。

 

電気は貯蔵できないので、発電量と消費量が常に均等していることが求められ、
これが維持できないと電気の周波数が変動するんです。

周波数という言葉はあなたもなじみが薄いかもしれませんが、
西日本では60Hz、東日本では50Hzを基準としており統一されていない、ということくらいしか知られていませんが、
この周波数が0.2Hz程度変動しただけで一部の機器には影響が出る、電気の品質の重要な一要素なんですね。

 

需要が供給能力を上回り、周波数が1〜2Hz程度低下すると、
自らの身を守るために系統から離脱する機能を持っているらしく、
タービンが振動で壊れたり、巻き線が過熱して切れる恐れを防いでいるんです。

 

もしこれで発電機が離脱すると供給力が失われるため、さらに需給のバランスが悪化して「ドミノ倒し」が起きるんです。

そうした事態を防ぐため、
需給がひっ迫してきた際に一部の負荷(需要)を遮断することで全体を守る、
「系統安定化装置」といった手立ても開発・導入されているんですが、

その機能もうまく働かなければ、広域大停電に至るんですね。

   

そんな猛暑日に停電が起きるとどのような家庭内被害があるのでしょうか。
まず考えられるのが、

・冷蔵庫が使えなくなる
 
・クーラーや扇風機が使えなくなる
 
・テレビで情報を得ることができない
 
・いざとなった時の携帯電話、スマートフォンが充電できない

一番の問題は猛暑の時に涼めないということですね。

 

そんな時の最低限の対処法としては、

周りの家を確認して、
自分の家だけなのか、周りの家も停電しているのか確認しましょうね。
自分の家だけならブレーカーなどの問題かもしれませんよ。

 

ちなみに、
自宅以外も停電しているのかどうかを素早く調べる方法として、

Wifiネットワークを確認する」

というのがあるんです。

近隣のネットワークが一切入ってこなければ、あなたの家だけが停電しているのではないことがわかります。
夜などは照明や街灯などでわかりやすいですが、
昼間だとこの方法で簡単に、近所が停電しているかどうか調べられますよ。

 

また猛暑の停電における昼間の暑さ対策として、

・クルマに避難する。
 
クルマはクーラーがついている上にラジオまで聞けますよね。
家の中でつらくなる前にクルマに逃げ込みましょう。
ですからガソリンは普段から満タンに近い状態にしておきたいですね。

 

・首に巻くタイプの保冷タオル
 
水につけるだけでひんやり冷たくなるタオルを活用しましょうね。
屋内にいるとそれだけで体を冷やせますし、移動しなければいけない時にも便利ですよ。

 

・ソーラー電池式扇風機

ソーラーなので電池を用意することなく使うことができますね。
またミニなのでどこにでも持ち運べます。団扇を仰ぐよりも効果的かもしれませんよ。

 

そして猛暑の停電における夜の暑さ対策として、

・冷凍枕、熱ピタを普段から用意しておく
 
寝なければいけないのに暑いと寝られない、そんな時には冷凍枕なんです。
普段から家族人数分は最低限冷凍庫にあるといいですよ。

また氷水をいれるタイプの場合は、
普段から多めに氷を準備しておくとよいでしょうね。

 

・懐中電灯で明かりを
 
暗いと子どもはどうしても怖がりますよね。
焦ると熱さも一段と強くなるんです。

ひとつでも明かりがあると安心するので用意しておきましょうね。
合わせて電池も用意しておくと心強いです。

 

・ひんやり敷マットで過ごす
寝転がるだけでひんやり涼める魔法の敷マット。(ネットでも売っています)
値段もお手軽で、これを機会に夏場の敷マットを見直してみませんか?

 

・冷凍バナナを作っておく
夜中にお腹が空いたときに緊急時の非常食になり、熱中症対策にもなる優れものなんです。
作るときは必ず皮をむいてからラップや冷凍パックを使って保存しましょう。
解凍する時に大変な思いをしてしまいますからね。

また皮ごと保存しない方が長くもち、
南国フルーツは体を冷やしてくれる効果があるんです。

 

仮にこういう対策をしないよりはしたほうが良いですが、
煮えたぎる猛暑にどれだけ効果があるかわからないんです。

 

というのも、
地球がポールシフト(極とS極が入れ替えられた状態で南極がS極になり北極がS極になってしまう事)
になりつつあるという話もありますし、
いつも拝んでいる太陽でもポールシフトは11年おきに起こっていると言われているんです。

 

そして殆どが、11年おきにそれなりの天災が起こっているという事です。
その本元は、太陽にあるみたいですよ。(アメリカのNASAでも観測されている)

 

磁力方向が入れ替えられると、
当然のように、自然界にとんでもない天変地異が起こるんです。

 

また、
生物学的にも体調も崩れ、
気象的にも、とんでもない事が起こります。

月への影響も出れば、海に異変も起こり、
世界が凍りつくような気象になったり、煮えたぎる猛暑にもなるんです。

あなたもニュースなどで世界のあちこちで起こっている異常気象をご存じと思いますが、
最近の異常気象等は、太陽のポールシフトによるものなんです。

 

それゆえにとにかく猛暑になると・・・。

 

でも、
あなたが地磁気を見ることも、感じることもないように、
ポールシフトの影響はほとんど感じられない可能性が高い、と言う人もいますが・・・。

 

いずれにしても、

「暑い暑いと文句を言うな。夏は暑いもんだ」なんて、そんな古き良き常識はもう通用しないようです。

あなたも猛暑でいつ停電になっていいような準備だけはしといてくださいね。

 

事前に知っていることで、無難に変えられますよ。