美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「カワウソカフェ」カワウソの負担にならない商売にしてくださいね

猫カフェ」「フクロウカフェ」「ももんがカフェ」「ウサギカフェ」「ペンギンバー」・・・
これだけ多種な動物と触れ合えるとなると、動物園人気は遠のくのでしょうか?

 

そのうち、
オオサンショウウオカフェ」とか、
トラとかライオンと触れ合えるお店が出来そうな感じ。

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そして、
水族館で小さい穴から餌を与える事が出来るだけでも可愛いのに、
「カフェ」ですと・・・。

 

店の名前は「北野坂 か和うそCafe」(神戸市中央区)。

 

2016年12月10日にオープンし、
コツメカワウソだけでなくデグーマウスやパスバレーフェレットなど、
他の動物カフェとは一線を画した動物を複数扱っているそうです。

 

コツメカワウソというのは、
東南アジア原産で、絶滅種に指定されたニホンカワウソとは別種だそうです。

 

店ではコツメカワウソにエサをあげたり、握手をしたりできて、
「割と人懐っこいですよ。かまれたらちょっと痛いですが」と、
初めて触れ合う客にもじゃれてくることが多いんだそうですよ。

「かまれたらちょっと痛い」って、狂犬病とか大丈夫なの?

 

なんでもカフェなどで営利目的で動物を取り扱う場合、
自治体への「第一種動物取扱業」の登録が必要となるそうで、

登録基準を満たしていれば、
ネコやイヌに限らず、コツメカワウソをはじめさまざまな動物で登録可能であり、
遵守事項等を満たしていれば法令上の問題は無いそうですよ。

 

ただ、
どういった動物種を扱うかは登録申請者が決めるんですが、
動物種によっては他の規制がかかる場合もあるそうです。

 

行政は、
動物とのふれあい後や、世話を行った後は、
その都度十分に手指の洗浄消毒等を行うことなど、衛生上の注意喚起を行っているそうで、
衛生面や動物の世話にも配慮しながら営業されているそうですが、

 

カワウソ側が人間の菌貰ったりしないのかな?と思ったりもします。
人間同士でも風邪やインフルエンザ移し合いますから、
不特定多数の人間と触れ合うカワウソの健康がちょっと心配ですね。

 

このカワウソは、
ネコ目(食肉目)イタチ科カワウソ亜科に属する哺乳動物の総称みたいで、
カワウソ亜科にはニホンカワウソやラッコなどが属しているそうです。

 

泳ぎが得意で、水中での生活に適応しているみたいで、
ラッコ以外のカワウソは陸上でも自由に行動しているそうです。
ほぼ世界全域の水辺や海上で生息しているみたいですよ。

 

ただ「ニホンカワウソ」は、
北海道から九州まで、日本中に広く生息していたんですが、

乱獲や開発による生息環境の変化で激減して、
2012年8月に環境省レッドリスト改訂で正式に絶滅が宣言されたんですね。

 

カワウソさんの負担にならない商売にしてくださいね。

   

それにしても、
動物カフェはブームと言っていいほど多くなりましたね。

 

猫カフェ」などは、
「カワイイ・クールジャパン文化」のひとつとして外国人にも受け入れられているようですよ。

 

そんなペットはなぜ、人を癒やすことができるんでしょうか?
やはり、
「触れ合うと“気持ちいいから”」でしょうね。

 

確かに、とくに猫は柔らかくて温かく、触れ合うだけで心地よくなるし、
「心」が気持ちよくなることもありますね。

 

そして私達人間は日々、
優劣を競い合うため“マウンティング”をし合って生きていますから、

そんな日常から離れて、
「自我」をぶつけてくることのない相手(ペット)と接するだけで心は癒やされるんでしょうね。

 

もしかすると、
人間同士でも補え合える相手と自然に引き合うことがあると思いますが、
動物でも同じみたいで、

よく動物が寄ってくる、または動物と触れ合いたいと強く思う、
そんな人は癒やしを必要としている状態なのかもしれませんね。

 

今回の「カワウソカフェ」。
可愛いのはいいと思いますが、 カワウソって猫とかより管理大変そうですね。

 

お客もカワウソのことよく知らないだろうから、

思わぬことがカワウソにとってよくないこともあると思いますから、

そのへんしっかりしてカワウソを大事にしてほしいですね。