美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「スマホ中毒」依存症それとも必要性があるからなの?

今までスマホ以外でやっていたものが、すべてスマホで出来るようになりましたね。
たとえば、
目覚まし時計や、寝しなに読む本の類がスマホに変わったとりとか、

 

生活の様々なシーンにおいて活用できる道具として作られたのが、
スマホ(あるいは各種アプリ)でもあるのだから、
常にスマホをいじっているといえばその通りで、そのために作った道具かもしれませんね。

 

でも、
気がつけばスマホに手を伸ばしてしまっている状態は、もはや「スマホ中毒」と言っていいかも。

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もしかして、
あなたはこのサイトをスマホで読んでいるかもしれませんが、
「ひったくり」に注意してくださいね。

スマホのひったくりと転売を繰り返して逮捕された事件もあるんですよ。

 

歩きスマホ中は、
注意力が散漫になるため、ほかの持ち物をひったくられるリスクも上がりますし、

女性の場合は、
強姦犯に狙われやすくなったりするんです。

 

実際、夜でもスマホ見ながらイヤホン突っ込んで歩いている女の子よく見ますけど、
あれじゃストーカーにつけられても気づかないと思いますよ。

 

「歩きスマホをしていて事故や犯罪の被害に遭った」という話は、
被害者側の落ち度になるため、裁判では言及されにくく、
報道もほとんど無いから知らないだけかも。

 

また男性の場合、
不自然な位置でスマホをいじっていると、盗撮を疑われるリスクも増大するんです。

 

東京都の迷惑防止条例の盗撮について、
「公共の場所若しくは公共の乗物において、人の通常衣服で隠されている下着又は身体を、
写真機その他の機器を用いて撮影し、又は撮影する目的で写真機その他の機器を差し向け、
若しくは設置すること」

 

という条文があるんですが、
差し向けただけでも罰則を受ける可能性があるんです。

 

たとえば、
電車の中でスマホを持った手を下ろしたとき、
その手がミニスカートの女性の脚付近にきてしまったとしますね。

 

このとき、
女性や周囲の人に「盗撮だ!」と言われたら、黒に近いグレーとして扱われることもあり得るんです。
最終的に身の潔白が証明できたとしても、
そんなトラブルに巻き込まれるだけでも大迷惑ですよね。

 

さらに「盗撮犯を狙う“盗撮ハンター”とも言うべき恐喝犯」もいるみたいです。
盗撮を見つけては被害者女性の知人のフリをして恐喝し、

14、15人から300万~400万円ほどを奪い取っていた恐喝犯がいたんです。
犯人自身も盗撮経験者で、盗撮犯の行動や心理を熟知していたそうですよ。

 

あなたもたまたまスマホを手に持って歩いていただけで、そんな恐喝犯に狙われてはたまらないですよね。

 

そんな「スマホ中毒」は人に迷惑をかけるだけではなく、
スマートフォンに向かって長時間前屈みの状態でいると、首や背筋を痛める原因にもなるんですね。

 

たまには、
姿勢を直せば背中や腰の痛みも和らぎ、
携帯の使用時間を制限すれば首へのストレスも軽減できるできるでしょう。

 

ですから、
携帯を膝の上ではなく、顔の正面に真っすぐ持ってみるのもいいかも。

 

それからスマホによる影響は人体に限らないんですね。
最近は「精神的ダメージ」を受ける人が増えつつあるそうですよ。

 

LINEの既読スルー、未読スルーという言葉はあなたもご存じと思いますが、
他者からのメッセージが来ているか、読まれているかというのが気になって、
仕事が手につかないという人が非常に多いみたいですよ。

 

もともと日本人は心配性が多いといわれる民族みたいですが、
スマホで他者と繋がっているという感覚が、

精神安定剤になっているケースも多々あるみたいで、
その結果、スマホが手放せない依存症になるみたいなんですね。

 

SNSなどのコメントで嫌なことを言われたなど、人間関係のトラブルも頻発して、
それがきっかけになって、うつ病に陥る人もいるんです。

 

また検索機能を使って知りたい情報を即座に調べられるようになったことで、
“自分は賢い”と錯覚する人も登場しているらしく、
男性によく見られるそうですよ。

「俺は何でも知っているからエラい」という勘違いですね。
悪化すると、
自分は特別で偉大な存在でなければならないと思い込む自己愛性人格障害になる人も。

 

女性の場合だったら、
SNSに投稿した記事の反響が大きかったことが快感となり、

嘘の投稿をするようになったりする演技性人格障害になってしまう人が目立つとか。
スマホとの付き合いにも適度な距離感は不可欠なんですよ。

   

ところで先日、最新の「世界幸福度ランキング」、
世界第3位の経済大国である日本は53位だったですよね。

 

またアメリカは13位なんですが、
アメリカの中でも冨と夢の象徴であるニューヨークの住民が、最も幸福度が低いそうですよ。

 

経済系オンラインジャーナルの「Market Watch」で、
豊かな国の中でいったい何が“幸福度”を押し下げているのか?
現在のアメリカ人が日々の生活に不満である要因を7つ指摘しているんですが、

 

その中にも「スマホ中毒になっている」が入っているんです。
 

スマホやパソコンなどの情報端末に費やす時間がますます増えて、
情報端末の利用に時間をとられることで、
特に成長期の子どもたちの感情認識力の養成が妨げられているそうです。

感情面のスキルを養成することは、
将来の学業の成就や社会的成功に大きく関わっているといわれていますから、
スマホ中毒に陥ることで感情的な交流が損なわれ、生活の満足度も低くなるからだそうですよ。

 

日本も同じかもしれませんね。

 

そういえば、
日本でも「スマホ中毒である」という自覚のある200人のユーザーに対してアンケートを実施したみたいで、

 

●「スマホ中毒者」に共通する生活習慣 ワースト5

1位 目覚まし時計代わりにスマホのアラーム機能を使っている 130人

2位 枕元にスマホを置いて寝ている 125人

3位 朝、起きると真っ先にスマホを見る 117人

4位 寝る直前までスマホを触っている 110人

4位 電車の中など、移動中はたいていスマホを触っている 110人

 

だったみたいで、
あなたもいくつか当てはまったりしていませんか?

 

もし当てはまっていたら、
こんなことを試したらと思いますよ。

 

・充電場所を寝室から離す。

理想は玄関だそうで、
就寝1時間前のメールチェックには、エスプレッソコーヒー2杯分に匹敵する覚醒作用があるとか。

 

・あえて通信環境を不便にする。

スマホのデータ通信を一番安いプランに変えると余分に見れませんね。
(2GBのSパックなど)
 

・調べ物は検索バーから行う。

ワンポイントで調べるから他のサイトに行きにくいかも。

 

・アプリのプッシュ通知をOFFにするとラクになるかもですね。

 

いずれにしても、
なくても困らないが、あれば便利・・・これが本来のスマホの立ち位置と思うんです。

 

あなたが「スマホ中毒」で依存症であっても、

自分がそれをやることでプラスになるのか?

自分の人生にとって本当に必要なことや情報なのか?

ちゃんと考えたほうがいいと思いますよ。

 

やはり他人が与えてくれるものより、

自分自身の心を拠りどころにして、自分で人生を動かしたりするほうが何倍も楽しいですからね。