美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「クルトン体操」は2分で出来る股関節の柔軟体操なの?

クルトン」って聞くと、
シーザーサラダに入っているサクサクしたお菓子みたいなやつで、
食パンをさいの目に切って揚げたり焼いたりしたものをイメージしますよね。

そんなクルトンとは関係なく、
クルトン体操」というのが今、巷で流行っているみたいですよ。

 

手で膝をクルクル回してトントンと叩く擬音から来ているらしく、
硬くなった筋肉に刺激を与えて本来の柔軟性を取り戻した状態になるそうですよ。

クルクルと回して
トントンと打ち付けることで

筋肉がほぐれて膝の位置も変わっている人もいるそうで、
やり方は難しい内容ではなく、自宅でも簡単にできる方法なんですよ。

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クルトン体操のやり方

まずひざの下に巻きタオルを置きます。

①脚を伸ばして座ります。

②タオルを置いたほうの脚の太ももを両手で持ちかかとを支点にしてクルクルと回します。

③脚を股関節から引っ張るようにするのをイメージしながら、10回ほどクルクル。

④ひざを持ち上げてトントンと床に打ち付けます。

⑤10回ずつを1セットで3回、左右の足を行います。

以上でこの体操は1日1回でイイそうですよ。

 

ところで、
股関節(こかんせつ)がどこにあるのか、知っていますか?
 
股(また)という言葉から、
いわゆる股間のあたりを連想する人が多いようですが、
実際にはもう少し奥のお尻に近いあたりで、太ももの骨が骨盤と接する部分の関節が股関節なんです。

 

そもそも日本人には股関節の脱臼や発育不全などを起こしている人が多いみたいですね。

その股関節の障害を放置していると、
クッションともいえる軟骨部分がすり減って炎症を起こし、痛みを感じるようになるんです。
それが最近増えている変形性股関節症なんですよ。

 

あなたが若いときには骨や筋肉が股関節をサポートしてくれているので、
あまり影響は出ませんが、

中高年になって太ったり、骨密度が低下したり、筋肉量が減少するにつれ、
股関節への負担が大きくなるんです。

その結果、
日常のちょっとした動きで痛みを生じるようになるんですね。
 

変形性股関節症の初期には、
坐骨神経痛や腰痛、ひざ痛などがよくみられ、
運動をするたびに、同じところが痛くなるケースもみられるんです。
 
放置していると、
股関節の周囲の筋肉などが硬くなり、動かせる範囲が狭くなり、

靴下を履く、足の爪を切るといった動作がしにくくなったり、
痛い足を無意識にかばって歩き方が不安定になり、左右にふらついたりもするんですね。

 

さらに悪化すると痛みで歩けなくなり、手術が必要となりかねませんから、
2分で出来る股関節の柔軟体操の、
この「クルトン体操」なんかおススメですよ。

   

それから、
股関節周辺の筋肉を鍛えてサポート力を高めると、股関節への負担を軽くすることができますよ。
代表的な運動がスクワットですね。(私も毎日20回やっています)

 

ひざを曲げるスクワットでひざなどに強い痛みがない場合の運動です。

 

(1) 立った姿勢で足を肩幅くらいに広げ、足先を少し外側に開きます。

(2) 両手を頭の後ろで組み、正面を見たまま、ひざをゆっくり曲げていきます(息を止めないこと)。

(3) ひざを曲げた姿勢を1秒間ほどキープし、ゆっくり伸ばします
 (最初のうちはキープせず、曲げて伸ばすだけでもかまいません)。

(4) この動作を20~50回程度繰り返します
 (回数は年齢や体力などによって異なります。少しずつ増やしてください)。

 

ひざを曲げるとき、
姿勢が前かがみになると、腰やひざに余分な負担がかかりますから、

これを防ぐには、
壁の30cmほど前に立ち、手を前に出して壁に沿わせながらひざを曲げると姿勢が安定しますよ。

 

ひざを曲げる角度が大きく、またキープする時間が長いほど、運動はきつくなりますから、
最初は無理をせず、ひざは軽く曲げ、すぐに伸ばすやり方でもかまいませんよ。

 

それと私たちはどうしても猫背になりがちですね。
今までの時代では、猫背でも健康への影響はさほどでも無かったのですが、これからは少し違うようですよ。

 

姿勢が悪いと、
体内の循環が低下して、胃腸にガスなどが溜まり易くなると感じます。

体内の血液・リンパ液を始めとする循環が悪くなりますと、
色んな不定愁訴(原因を特定できない違和感)が発生すると思いますから、
    

これへの対策としては、

1.普段の歩く姿勢が大切です。
 できるだけ、おヘソを突き出す感じで、「おへそで歩く気持ち」を持つことが大切です。
 日本は、着物にしてもヘソの文化なのです。

2.数時間に1回は、肩をほぐし、両手を前後左右に突き出して深呼吸し、腹式呼吸を普段に意識すること。

3.寝る時は、真っ直ぐな木に成ったようなイメージで、手足を伸ばして寝ること。

 

途中で寝相が悪くて崩れるのは、問題ないです。
また、
首や腰に痛みを感じている人は、枕なしで真っ直ぐに寝るのが良いです。

腰痛などは、
一時的な外部刺激の治療では無くて、普段の姿勢と寝姿で矯正していくのが重要なんです。

 

女性もヘソ下を意識して歩き、家事をしますと、
猫背が改善して呼吸が改善しますから美容と健康に良いですよ。

 

あなたも「クルトン体操」で股関節を柔軟にして、

ヘソ下で歩いてみるといいかも。