ママ友ワールドは本当に「ママ友地獄」に変わるの?
ママ友はあくまでもママ友。
友人ではないので、
お互いに一線を越えない間を保って付き合うくらいがちょうどいいのでは。
ママ友から友人に発展していたなら、
子供が卒業、卒園してお互いにとってママ友という肩書きが無くなっても、
仲良く付き合っていると思いますよ。
というのは、
当初は楽しかったはずのママ友ワールドが、
いつの間にか「ママ友地獄」に変わってしまうことが多いそうですよ。
主として外に働きに出かける夫と異なり、
地域の中で子どもの世話に追われながら生活するのが多くの主婦の日常ですね。
そんなとき、
子育てに不安を抱えた母親たちは自分と似た価値観や境遇にある「ママ友」とのつながりを持つことで、
安心・安全を感じることができるみたいなんですね。
特に、
年齢や境遇、感性が近い人の方が接点が多く安心・安全を感じやすいため、
ママ友集団では「似たカラー」の人が自然に集まるようになっているみたいですよ。
でもそんな似たような人が集まれば、
その中では微妙な優劣差や感情的な葛藤を感じやすく、小さなトラブルが発生しやすくなるのも、
集団の常ですね。(会社などでもありますが)
この記事に対する「ママ友」のナマのコメントを引用すると(130件)
・子ども同士が仲が良いと、母親も合わないママだと思っても離れ辛くなります。
そうして、無理に付き合っていくうちにトラブルが生まれがちだと思います。
合わない人間だと思ったらすぐに避難して下さい。嘘も方便、逃げるが勝ちです。
・結婚して全く知らない土地に来てぼっちだったけど、子供が生まれて繋がりが出来て良かったなと思う。
そんなに深い付き合いではないけれど、
同じ趣味のママ友とか出来て共通の話題があるのが地味にうれしい。
・ママ友…面倒臭い。
そんなヒマじゃないしマメでもないので、『ママ友』はいません。
そりゃ、学校行事や学童のお迎えの時に会えば、挨拶や世間話はしますが…それで終了。
子供の友達のお母さんで連絡先分かる人は、気の合う2人だけです(笑)
それでも別に困りませんけどね〜。
・ママ友って必死になって作るものではないけど、
いればいたでやっぱり有り難いものだと思うな。特に子供が小さいうちは。
世間話はもちろんだけど、その中には幼稚園や学校の情報とか地域の情報とかも入るしね。
カーストやら排除をするママさんは、ママになる前からそういう事をしてきた人だと思うな。
・幼稚園の送り迎えの時などに、たまたま近くにいる人と、
何気ない会話を楽しむくらいが深入りしなくていいし、ストレス発散にもなるし、なにより楽でいい。
・わざわざ集団に入ってボスママをちやほやして、自分の居場所確保に必死なママいますね。
私は集団が苦手なので、気の合うママ友が2人だけ。
卒園して数年たちますが今もたまに会ってお茶したり、楽しみな時間ですよ。
・私の友達は子供が幼稚園で
「ランチする場所を決めたり出欠とる役やらされてて嫌だ」って愚痴こぼしてた。
断ればいいのにって思うけど、リーダー的存在のママに目をつけられるのが怖いって…
・上の子どもが幼稚園の頃、子どものためだと毎日お約束したり、
面倒だなと思いながら幼い下の子を連れてママ会に参加したり…。
しんどい日々を送ったなぁと思います(-_-;)。
子どもが高校生になり、いまだに付き合っているのは数人に減りましたが、
ママ友でなく本当の友人です(^-^)。
その頃から価値観が同じで助け合っていたので、子どもの話も自分の話もできるよい関係です。
無理をしなくても価値観が合わない人とは自然消滅していきますね。
今のママたちもあまり自分を殺してまで周りに合わさなくて大丈夫。
しんどくても小学校に上がれば距離ができて楽になります(^-^)。頑張って下さい!
・20年前、長女の園ママ友は7人ほどいて、お互いの家を行き来して楽しかったですが、
小学校になったら引っ越した人もいて自然消滅でした。
園に上がる前から友達だった一人とは未だによき友です。今のママたちは探りあいで大変。
・私はホントにママ友達に助けられてる。
故郷から離れて出産、子育てで子供が幼稚園に行くまで友達は一人だけだった。
でも幼稚園に入っていい友達がたくさんできて今はすごく楽しく生活できている。
子育ての悩みや喜びもみんなと共有できてる。
最近のネットの記事はママ友って最悪ばかりだけど、私自身いいママ友達に会って有り難く思ってる。
確かに煩わしい付き合いの話も聞きますが、
私からママ友が無くなったらこれからどうしようと本気で悩むと思う。
結婚、子育てってそんなに悪いものじゃないって若い人達に言いたいです。
と、ほんの一部ですが色々なコメントがありますね。
中には、
一番めんどくさいのが、流れで入れられてしまったグループLINEだそうで、
合わせるのが大変で面倒だから、余程の用事や約束などの連絡以外はスタンプで返しているそうですよ。
私は男ですからママ友の大変さはわかりませんが、
そもそもママ友というネーミングに違和感を覚えるんですね。
子供を介してでないと友達という括りに入れないのなら、
それは友達ではないですし、
子供を介さなくても友達と言えるなら、
それはただの友達ですね。
中途半端な枠を作ろうとするから、皆が苦しくなって行くのだと思いますし、
保護者、もしくは○○ちゃんのお母さん程度の繋がりで充分ではないかと思うんですが・・・。
保護者同士なのに、
ママ友という関係性に移行しようとするからおかしくなると思いますよ。
子供同士は友達でも、保護者同士が友達になる必要はありませんからね。
やはり毎日のようにベッタリ付き合いになると、
子どもが幼いうちはまだいいのですが、
たとえば子どもの発達や能力に差がつき始めると、
ライバル意識やジェラシーが生まれて、なかなか純粋な気持ちで付き合うのが難しくなるのでは。
特に同じマンションの住人同士だと、
ローンや家計の問題がしばしば話題に上ったりして、
お互いの懐具合が垣間見え、夫の収入を嘆いたり、援助してくれない親を斜めに見たりと、
ちょっと歪んだ不満が生まれることもありますよね。
そしてママ友付き合いが濃くなりすぎると、
お互いの財布事情まですべて見えてきて、
お互いの暮らしが気になり始め、「わが家らしさ」を見失ってしまうかもしれませんよ。
あと今のネット社会ならではのSNSの「フェイスブック疲れ」ですね。
初めはフェイスブックでママ友と繋がって、
仲間がいるという感覚に励まされたり、情報交換を楽しんだりするんですけど、
自分のフェイスブックの人間関係や、
他人の投稿に振り回されていると感じ始めるかもしれませんよ。
小さな画面の中のたった数行の情報に過ぎないのに、
気にし始めるとそれにすごく振り回され、
そんな時間が仕事しているとただでさえ子供と一緒に過ごす時間が少ないのに、
もったいない、無駄だと思ってしまうかも。
たとえば備忘用育児録のようにして気軽に書いた
「今日、うちの子が初めて立ちました!」が、
子どもの月齢が近い人にとっては、
ひょっとっすると成長の個人差などを気に病むきっかけになってしまうかもしれないですし、
自分の投稿を見るのも、
仲の良い友だちから仕事関係者、会社の人、顔だけ知っている知人など、
色々な現実で繋がりのある人が読むことを意識すると、
あれこれ考えすぎて投稿しづらく、結局面倒になってしまうかも。
フェイスブックは本名登録が基本であるために、
いっそう現実の暮らしとネット空間の振る舞いが混在して、ややこしいですよね。
ママ友同士でSNSを使うのなら、
自分の「ママの顔」や、
相手に見せてもいい顔だけでできるSNSを選ぶのがいいかもしれないですよ。
始めるときに、
「私、SNS得意じゃなくて」「すぐ返事できないかもしれないけれど、ゴメンね」
くらいの牽制球を投げておいたほうが、
お互いつかず離れずで気持ちよくコミュニケーションできるかも。
ですからあなたが1人になるのは嫌だし、ママ友と心地よい付き合い方を考えるなら、
こんなポイントもあるようですよ。
・「いつでも一緒」の不文律はをつくらない、巻き込まれない
・お金にまつわる話はうまくかわす、深く突っ込まない
・子どもや家計などを比較しない、その話題に乗らない
・気が乗らなければ「断る」勇気を持つ、気が乗れば自分から誘う
と濃くなりすぎたママ友関係でも、
自分から少しずつ“薄めて”いくように心掛ければ、
もっと気楽に付き合っていくことができるでしょうね。
やはり「お互いに踏み込まない意識」を強く持つことが大事みたいですよ。
やっぱりママは笑顔なのが一番ですからね。