美ビルド・ネットの熊本はてな?

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震災遺児の遺産横領を朝日新聞は美談だって?

いつも思いますけど、
こう言う事件って、最後ちゃんと弁財してもらってるんだろうか・・・と。

 

利息、慰謝料とは言わないまでも
騙し取られた額全て返金して欲しいと私なら思いますけど、
多分、使ってしまったもの、全ては不可能でしょうね。

 

どうなるんでしょう?

 

懲役6年でその額稼げるとも思えないし。
その辺の報道ってあるのかな?あんまり見たことないけど。
ほとんど裁判の結果で終わりですよね?

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というのは、
東日本大震災で両親を亡くしたおい(15)の、
災害弔慰金や震災義援金などの財産を未成年後見人の立場を悪用して、

 

自身の飲食店の開業資金に充てたり、
メルセデス・ベンツハーレーダビッドソンなどの高級車や、
高級腕時計ロレックスを買いあさったり、
食事は焼き肉にすしと豪遊三昧で、

 

おいに残された金額のほとんどにあたる計約6800万円を、
たった3年間で使い果たし着服したなどとして、

業務上横領や詐欺などの罪に問われた叔父の島吉宏(41)に、
仙台地裁小池健治裁判長)が、懲役6年(求刑懲役10年)の判決を言い渡したんです。

 

やはり身内を後見人に選定する際は要注意みたいですね。
未成年にしろ高齢者にしろ、
身内から選ぶ際は2人以上にしておかないと、簡単に預金から引き出されて使われてしまいますね。

 

金融機関は「我、関せず!」の体で話にならないですからね。

 

そしてこんな島吉宏を、
「震災で傷ついたおいを引き取り育てる心優しい叔父」なんて朝日新聞は、
“美談”として島吉宏の動静を繰り返し報じてきたんですね。

 

島吉宏が犯行に及び始めてからも、
その後4回にわたって継続取材をしてきた朝日新聞

取材の中で、
この島吉宏の犯行に気付くことができなかったでしょうかね。

 

朝日新聞広報部は産経新聞の取材に対し、
「取材内容についてお答えすることはありません。また、事件についてのコメントもありません」
と文書で回答を寄せたそうですよ。

 

また、朝日新聞が絡んでるみたいですね。
ベンツとかに乗っていたのが分かってたろうから、気がつかないはずがないですよね。

美談を作る為に嘘の報道でもしてたんでしょうね。
記者も分け前をもらっていたかも。

やはり朝日新聞は、
表面だけしか取材できていなかったんでしょう。

 

これでは新聞社としては・・・ねぇ。

 

まだ文春とかの週刊紙の方が良いかも。
ペンを武器に戦うジャーナリズムからかけ離れた存在になっていますね。

 

今回の島吉宏の業務上横領罪には、
罰金刑は設けられておらず、起訴されれば必ず懲役刑が求刑されることになっているんですね。

 

初犯であっても即刑務所に入ることになるみたいで、
6年後に島吉宏が刑期を終えて出所したら、
横領金を全額返済するんでしょうかね?

 

これまでの業務上横領の事例では、
民事上は返還する義務がありますが、
実際は「無い袖は振れない」と弁済されていない場合が多いみたいですよ。

 

ただ弁済額に達するまでは、
本人が働いた収入を差し押さえる権利を有するみたいで、
自己破産も犯罪行為による債務の場合は出来ませんし免責ともならないようですね。

 

つまり、
刑務所で服役する事と、弁済する事は別問題みたいですよ。

 

刑期を終えて娑婆(社会)に戻っても、
借金は残ったままですから、再就職(前科が付けはまともな仕事には付けませんが)しても、

それが判った時には、
被害者は給与の差し押さえが可能なんですね。

 

要は島吉宏の人生は終わりみたいですよ。

   

そんな人間を「美談」にした朝日新聞

新聞社の社会部は読者の共感が得られるネタがあると裏を取らずに簡単に記事にするし、
他社の不祥事に対しては、

社を挙げてネガティブキャンペーンと猛烈なまでに謝罪要求をし、
執拗なまでにバッシングバッシングしますね。

 

一方で自社の不祥事に対しては、耳をふさいで知らんぷり。

 

慰安婦でっち上げ事件、松本サリン殺人でっち上げ事件など、
でっちあげが得意な朝日新聞らしいですよね。

 

朝日新聞こそ、
6年後この島吉宏が出所してきてからの行動をルポすべきです。

この事件を責任持って継続取材し、真実を伝えるべきです。
何事もなかったようにしてはいけないですよ。

 

それにしても、
一番可哀そうなのは両親を亡くしたおいですね。

 

6800万もあれば、成人するまで生活に困ることもなく、
お金の事を心配せずに大学まで自由に選べたはずですよ。

 

当初は学習塾やサッカー教室にも通わせ、
学校にも送り迎えしてくれていた優しかった叔父の島吉宏は、

次第に変わっていって、
殴るけるなどの暴行を加えて挙げ句の果てはエアガンで撃ったりしていたみたいなんですね。

 

島吉宏からの虐待に学校は早い段階で気付いていて、児相にも通告したそうです。
しかし学校を煙たがった島吉宏により転校させられたんですね。

転校されてしまったら学校としてはもうなにも出来ないし、
転校先には申し送りしたのだろうけどですね。

 

腕に煙草を押し当てたような火傷があり、
担任の先生が事情を聞いてもはぐらかしていたそうです。

震災で唯一残された家族だと思うと、
おいも庇うしかなかったのかもしれませんね。

 

おいは陳述書で、当時のことを、
「学校に行かせてくれて感謝し、家族だと思っていた。
だけど殴られたりけられたりされ、精神的に持たなくなり、
自殺してしまいそうになったので、児童相談所に保護してもらった」と振り返っているんです。

 

そして、
「善意の寄付金や、共済金、退職金など
両親が命と引き換えに残してくれた大切なお金のほとんどを使ったと聞き、
許せない。大人としてしっかり罪を自覚し、償ってもらいたい」と。

 

また、
この島吉宏が未成年後見人に相応しくない人間と見抜けなかった家裁にも責任の一端があると思いますよ。
今後は、後見人の後見人を付けるとかしなければ・・・。

 

あとこの事件は個人ですけど、
復興支援金を本来の目的以外で使ってしまう会社も多数存在するみたいですよ。
何もしなくてもお金は入ってきますからね。

 

今回はこのおいがたまたま注目されていただけで、
他にもこういうケースはありそうですね。

手元に大金あったら人は変わります。
お金は足りないくらいが一番良いのかも・・・。

 

いずれにしても、

 

このおいがこの先、

良い人間関係に恵まれて幸せに生きて行くことを心から願います。