美ビルド・ネットの熊本はてな?

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お風呂でスマホ感電死 命とスマホどっちが大切?

充電しながらだなんて感電するのはわかりきったことなのに・・・。
こういう常識的なことに注意が及ばないのは平和であるのか・・・人が怠惰であるのか。

 

それにして、
スマホ依存性を治したらどうなの? 感電じゃなくっても体に悪いと思いますが・・・。

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もしかすると、
あなたも最近のスマホタブレット端末には防水仕様のものが多いですから、
湯船に浸かりながらネットやLINEを楽しんでいませんか?

 

JISの防水規格でハードウェア保護の国際規格IPX7以上に適合していれば、
風呂に落としたりしても壊れないし、
人体にも特に影響はないんですが、

 

充電しながら入浴するのは別なんですね。

 

というのは、
フランスで1月19日に18歳の息子がお風呂で意識を失っているのを母親が発見、
アンジェの病院の集中治療室に運んだが、10日後に死亡したんです。

この男性は、
お風呂の中で充電しながらスマホを使用して感電死だったそうですよ。

 

またロシアでは2013年に、
やはりお風呂の中でスマホを使ってネットサーフしていた24歳の女性が感電死しているんですね。

彼女のケースも、
スマホを充電しながら使用しており、発見された時、スマホはバスタブに沈んでいて、
使用中に誤って落としたのではないかとされているんです。

 

同じくロシアで15年2月に、
モスクワで暮らす24歳の女性が充電中のiPhoneを湯船に落として感電死。

その半年前には、
同じくモスクワで17歳の少女が充電中のiPadを湯船に落として感電死。

 

と、結構充電しながら入浴中にスマホを利用して感電死するのは多いんですよ。

   

日本ではまだ報告は無いみたいですが、
家庭用コンセントで充電中の端末を湯船に落とすと、

端末やプラグの隙間から、
家庭用電流が湯船に流れ出ることになるんですね。

 

ロシアなら交流220Vですが、日本は交流100V。
これが濡れた裸の人体に触れると50mAを超える電流が体内に流れるといわれ、

一般に20mA程度で筋肉が動かせなくなってけいれんが始まり、
100mAで致命的とされているので非常に危険な水準なんですね。

 

日本の場合、
ほとんどの住宅には漏電ブレーカーが付いていますから、

最悪の事態が避けられるかもしれませんが、
何もリラックスタイムに危ない橋を渡る必要はないですよね。

 

ちなみに、
USB端子から給電する一般的なモバイルバッテリーの場合、

電圧は直流5V。
家庭用コンセントよりは低いんですがそれでも漏電は非常に危険ですよ。
心臓付近に落ちれば心停止に繋がりかねないですもんね。

 

それから、
充電しながらスマホを利用して感電死するのは入浴中だけとは限らないんです。

 

マレーシアでは、
スマホを充電しながら耳にあてて電話をしている最中に感電死してしまったみたいですし、

同じく充電中のiPhone5で通話をしていた中国人も感電し、
10日間の昏睡状態に陥ったみたいなんですね。

 

リチウムイオン電池を搭載している性質上、
何らかの切っ掛けでサムソンのスマホのように爆発を起こすという事件はごくたまに発生しますが、

燃え出すのはともかく感電を起こすような事件は滅多にありませんが、
あなたも注意してくださいね。

 

最近は歩いている時も、食事中も、トイレ中も、そして入浴中も、
スマホを手放せない「スマホ依存症」の人が増えていますから、

 

どうしてもお風呂に持ち込みたいなら本体だけで、
充電器につないだままや、
バイルバッテリーを使いながらのお風呂タイムは避けたほうがいいですよ。

 

あと公共の浴場ではスマホは使わないほうが無難ですよ。
「盗撮犯」に間違えられるかも。

 

そして、
温泉などでモバイルバッテリーを持ち込んで利用していて事故が起きた場合は、
他の人を巻き込む危険もありますからね。

 

いずれにしても、

風呂場に入れていいのは防水仕様の本体だけ、と肝に銘じましょうね。