安倍首相とトランプ大統領 ウマが合うって本当なの？

２月１０日に安倍首相はワシントンでトランプ米大統領と会談するみたいなんですが、
次の１１日にもトランプの別荘のある南部フロリダ州パームビーチを訪れ、
２日連続でトランプとの会談を行う方向で調整に入っているというではありませんか。

これは間違いなく２人でフロリダでゴルフするためか？
もしゴルフするならば、よほどウマが合うのかも。

そして、
トランプ大統領は安倍首相がプレゼントした黄金のドライバーで腕前を披露し、

安倍首相は、
「空振り」「チョロ」「トップ」 「スライス」「シャンク」「50センチパットを外す」
と何でもありでトランプに大負けして人間関係をうまく保つかもですね。

そんな思想やキャラクターで親和性が高い安倍首相とトランプ大統領ですが、
トランプ大統領の方は、
「難民受け入れの凍結」「イスラム圏７カ国から入国禁止」などの大統領令を出したことで、
世界中で大騒ぎしているみたいですが、

これは選挙戦で言ったことをそのままやっていることですね。
大統領になったからといってなんら変わらないし、公約は実行しているだけですよね。

この点で、
ことの良しあしは別にして公約をすぐ破る日本の政治家は足元にも及ばないのでは。
たった２週間で歴史に名を遺す本当に偉大な大統領なったかも？

今までのアメリカは、
民主党のオバマやヒラリーみたいに「人権」とか「環境」とかいった建前の理念を語っていましたが、

今はそうした“上品な”考え方は完全に行き詰まって、
自国の利益を最優先する政治家こそがリーダーとして成功しているのが現実ですね。

ロシアのプーチン大統領と安倍首相はその代表で、
2人のウマが合うのは、

お互いが自国の利益に立脚して、「これをやるからそれをくれ」といった、
分かりやすく“下品な”やり取りができるからだと思うんです。

トランプもその系譜みたいですから、
プーチン大統領はトランプを評価しているから安倍首相とも波長が合うはずですよ。

また、
トランプはあくまで共和党選出の大統領ですし、
新政権の人事も共和党のシンクタンクが主導しているため、日米同盟重視の伝統を引き継ぐはずですよ。

一方の民主党政権は日本より中国に比重を置く傾向が強かったですね。
とりわけヒラリーは親中派と目されていましたから、
アメリカから対中強硬派と見られる安倍晋三首相とはぶつかる可能性が高かったかも。

あと今までの日本は気付いたらアメリカの言いなり、ということがずっと続いてきたみたいですが、
トランプは自己の利益をはっきりと口に出しますね。

だから、それに対して日本も主張すべきところは主張して、
交渉相手としては、今までの大統領よりは日本にとってやりやすいかもしれません。

お互いに手練手管でやるようなタイプではないので、
安倍首相とは相性は意外に良くてウマが合うかもですね。

「政権は国民を食わせてナンボ・それができなきゃ打ち倒される」
というのはアタリマエの話ですが、
安倍首相とトランプ大統領共々国民を食わせるために一生懸命やっていると思いますよ。

いずれにしろ、
世界の潮流は、イギリスとアメリカがEUに「こりゃーダメだ」と距離を起き始めた今、
まだまだ経済の伸びしろが見込まれるアジアへと米英の視点と利権が向いています。

そのための重要なパートナー、

真から信用が出来るアジア人として、

日本は欠かせない存在とすでになっていますね。