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インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人の差は何なの?

インフルエンザが猛威を振るっていますね。

 

国立感染症研究所によると、
1月22日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザ患者の数は推計でおよそ161万人と、
前の週の99万人から急増したそうですよ。

 

この1週間に学級閉鎖などの措置をとった学校や保育園は全国で3765施設に上り、
またすべての都道府県で患者が増加していて、
1医療機関あたりの患者が多かったのは宮崎県、愛知県、埼玉県、千葉県の順となっていて、

厚生労働省は、
マスクの着用や手洗いなどの感染予防を呼びかけているんです。

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インフルワクチンをかなりの人が打っていると思いますが、
それでもこれだけ流行していますが、

打ってもかかった、軽くなったと思えない、という人が続々みたいで、
無効ではないが、
ワクチンの意味が本当にあるのか極めて疑わしく思いますよね。

 

うつらないように、しっかり予防策していてもうつる場合もあるし、
インフルの家族と同じ部屋で寝ていてもうつらない人もいる。
この差は何なんだろうと思っていたら、
 

「この差って何ですか?」(TBS)という、
言われてみればちょっと気になる「差」を紹介する番組で、

インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人の違い」をやっていたので、
観ていないあなたにもわかりやすいように引用しますね。

 

インフルエンザにかかりやすい人とかかりにくい人には大きな「差」があるみたいで、
それは・・・。

 

インフルエンザの感染原因を研究している東京歯科大学の奥田克爾名誉教授曰く、

 

口の中を清潔にしているか、いないか」の違いだそうですよ!

 

つまり「清潔な人はかかりにくい!」ということなんです。

 

インフルエンザにかかっている人がくしゃみや咳で飛ばしたウイルスが、
口や鼻から入り込んで上気道の粘膜に付着する・・・。
これがインフルエンザにかかる第一ステップなんです。

 

口の中に細菌がたくさんいると、
実はそれらはインフルエンザウイルスのサポーターとなってしまうというんですよ。

細菌がウイルスに付いて、上気道の粘膜の中に押し込んで行ってしまうんです。
そして、インフルエンザが発症するというメカニズムなんですが、

 

言い換えれば、
口の中に細菌が少ないと、インフルエンザウイルスが粘膜に入り込むことがなくなる。
よって、
細菌が口内に少ない人は、インフルエンザにかかりにくい!ということなんですね。

   

じゃあ、「細菌を減らすには歯磨きをすればいいの?」とあなたも思うでしょうが、
奥田教授曰く、
「もちろん歯磨きやうがいは大切」

 

しかし忘れてはいけないことは、「舌磨き」なのだそうですよ。

 

あなたも毎日歯磨きはしているかと思いますが、
実は口の中で歯の面積は25%ほど、舌などの歯以外の場所は75%。ということで、

歯磨きだけでは、
しっかりと細菌を取り去ることはできないんですね。

 

実際に、奥田教授は高齢者施設で調査を行ったそうで、
「歯磨きだけ」をさせた高齢者と、
「歯磨き+舌磨き」の両方をさせた高齢者の実験では、

 

6ヵ月後、インフルエンザの発症率は、
「歯磨きだけ」の方は、92人中9人がインフルエンザにかかり、
「歯磨き+舌磨き」の方は、98人中1人しかインフルエンザにかからなかったそうですよ。

 

佐藤歯科医院の理事長佐藤二三江先生が教える、
舌の細菌をしっかり取ることができる「舌磨き」の方法は、

 

まず、
「歯磨きついでに歯ブラシで舌を磨くことは避けるべき」だそうですよ。(私もやっていますが)

舌には「味蕾(みらい)」という味を感じる細胞があり、
それは歯ブラシで磨くと、細胞が傷つき、味を感じられなくなるんだそうです。

 

一番いい方法は、
ガーゼを指サックのようにして巻き、それで舌磨きをすることで、
その際は、奥から手前に磨いていきます。舌の側面も裏面も忘れてはいけませんよ。

また、
歯茎や頬の裏側も一緒にやってしまうといいですし、
一番細菌が潜んでいる舌の奥もやったほうがいいみたいですよ。

 

ただ、
舌の奥を磨くと、どうしても「オエッ」っとなってしまいがち。(よくありますね)

それを防ぐことができるのは、
鎖骨の間のくぼみを押しながらやればOKだそうですよ。

 

ドラッグストアなどで販売されている、
舌磨き専用アイテムを使って「舌磨き」をすると、舌を傷つけずにキレイになるみたいです。

 

それと「鼻をほじるな」と。

 

奥田教授によると、
インフルエンザが流行している間は、エレベータのボタンだとか電車のつり革など、
どこにでもインフルエンザウイルスがいっぱいと思った方がいいそうで、

それらを触った手で鼻をほじくってしまうと、
インフルエンザウイルスを自ら注入しているのと同じことみたいで、

 

鼻をほじるクセがある人は、
インフルエンザにかかりやすくなってしまうみたいですよ。

 

マスク、手洗い、うがいでは限界があるインフルエンザ。

舌磨き」「鼻をほじるな」でインフルエンザをかなり予防できるかも。

 

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