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北口和皇は議員辞職勧告をいつまで無視するの?

辞職勧告しかできない議員達が作った特権法が異常かも。
海外と比較して異様に高額な議員給与もしかり。

 

辞職勧告決議は勧告議員には痛くも無いでしょうね。
あくまで勧告であり本人が自発的に辞職しない限り議員で居られますからね。

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というのは、
我が郷土熊本市国府本町のちょっと入り込んだ所の豪邸に住んでいる、
自由クラブの北口和皇熊本市議(57)の市行政への「不当要求」問題で、

政治倫理審査会は10月28日に、
審査した3件はいずれも市政治倫理条例違反に当たるとして、北口和皇に議員辞職を勧告したんですね。

 

なんでも審査対象は、

(1)2014年度の市食肉センター移転関連の調印式での言動

(2)14年度に見送られた市の農業水路関係工事7件への関与

(3)一般社団法人が計画した高齢者向け住宅の建築確認が遅れたことへの関与。

 

この3件みたいで、
「公務の執行を妨害した」「予算を合理的な理由もなく執行させない事態を招いた」
「議員としての地位を利用して介入した」と判断したらしく、

「市民全体の代表者として、品位と名誉を損なう行為を慎む」
と定める条例第3条に違反すると認定したそうですよ。

 

まず「市食肉センター移転関連の調印式での言動」というのは、

市は当初調印式を予定していなかったが、
北口和皇の度重なる要請を受けて開催を決めたらしく、
 
調印は、
センターの機能移転先の民間食肉加工施設(菊池市)と、食肉業者3者で結ばれる予定で、
北口和皇は施設利用料などをめぐって、「仲介役」として双方や市との協議に関与するようになって、
業者側から依頼を受けた自分の後援者に頼まれてのことだったみたいです。

その後、
業者と施設の間で大方の協議がまとまり、
北口和皇本人が関係者の契約調印式を開くよう提案したんですね。
 

市は当初、そうしたセレモニーは考えておらず、
一部の業者からも個別に契約すればいいと言われていたが、

北口和皇がたびたび「まだやらないのか」「いつやるのか」と催促してきて、
最終的に市は、北口和皇に押し切られる形で開催を決定し、

平成27年3月16日に熊本市役所議会棟3階特別応接室で、
熊本市営食肉センターの廃止に伴う移転先、畜産流通センターの利活用ができる運びとなったんですね。

 

ところが、
立会人である北口和皇が調印式の冒頭から、
後援者が調印式を欠席したことなどから、

「その人の仲介があったから契約がまとまった。いない中での調印は認められない」
などと、出席者に強い口調で迫ったり、
調印式のために準備された資料を机に叩きつけ、

「馬場場長、ちゃんと案内はしたつね」とか、
「Nちゃん、どうしてあんたが連れて来んだったつね」
と責めた挙げ句
 
「新ちゃんの居らん所で調印式は出来んたい、今日の調印式は出けんよ」
等々罵詈雑言を十数分も浴びせ続けたみたいなんですね。

たしなめられた高田副市長様とは一時口論になったり、
農水商工局長や場長の発言は遮り耳を貸そうともしなかったそうで、

結果的には、
調印式は不成立、調印は執り行われなかったんですね。

 

北口和皇に言わせれば、
同和政策の解消を目指した食肉センター廃止をするために関係者との交渉にかかわった人への
義理を欠いてるってことみたいですけど、
経緯も発想もヤクザ映画かよって感じですね。

   

また「市の農業水路関係工事7件への関与」は、

工事は水路改良4件のほか排水暗渠付設、農道舗装、護岸補修の各1件で、
市は地元農区からの要望を基に、
14年度当初に計5250万円を予算化し、
秋に着工し、同年度末に完成する予定だったんですね。
 

事業にあたって漁協の同意は必要ないが、
工事の際に濁った水が近くの無田川に流れ込む懸念があることなどから、
漁協への事前説明を計画したんですが、

北口和皇が応じなかったため、
「漁協の了解が得られないまま無理に進めるのは難しい」として年度内の着工を断念したんですね。
 

北口和皇は画図地区の五つの農区長がそろって説明に来るよう要望したみたいですが、
全員の調整がつかなかったため、
市側が複数回、出席できる人だけでの説明を申し出たが北口氏に拒否されたんですよ。

 

オオチャッカというか、
自分を何様と思っているんでしょうね。

 

また「高齢者向け住宅の建築確認が遅れたことへの関与」は、

2013~14年にくわみず病院系列のサービス付き高齢者住宅「八王寺の杜」を建設した際に、
地域の大農区長を務める北口和皇から行政への不当な関与があった可能性があるとして、
施設側が市と市議会に調査を要望したんですね。

 

要望書によると書類不備のほか、
境界が確定していない里道があったために建築確認が遅れ完成が延びたんですが、

施設側は境界確認で農区の了解をとる過程で、
北口和皇が里道管理者の市に何らかの働きかけをし、
そのため完成が遅れたみたいなんですよ。

 

ちなみにこの「八王子の杜」に入居している人を知っているんですが、
ここの職員さんの入居者に対しての対応は素晴らしいと評判みたいですよ。

 

これは「北口熊本市議による日常的なパワハラ。脅しの現場!」
というタイトルでユーチューブに出ている音声だけの映像で参考にどうぞ。

 

これ以外にも北口和皇の議員権力による強要はあるんです。
たとえば、

 

2013年9月、「100万円程度の出演料で話をつけた」として、
自分と親しい元選手を、
熊本競輪場で翌月予定されていた市主催レースの場内解説者にするよう市競輪事務所に要求したんですね。

解説者はすでに決まっており、事務所側は翌年に検討することを約束したんですが、
北口和皇は納得せず、職員を叱責し続けたんですね。
市は翌14年10月の火の国杯で元選手に出演料50万円でレース解説を依頼したみたいですよ。

 

北口和皇はこの大会で、
さらに別の元選手も出演させるよう求め、市側は他のイベント費を回して対応したんです。

市関係者は、
「議員権力による強要だった」「断ると強い口調で叱られるので対応した」と話しているみたいですよ。

 

また昨年3月、
熊本市内のホテルで開かれた全国高校選抜自転車競技大会の開会式で、
北口和皇は来賓として訪れ、受付付近にいた市職員に3分弱の間に、
 
「そがんこつしたら、私の逆鱗に触れると思わんと?」

「市ば訴えてやる……100%勝つよ」

江津湖の花火もクレーム付けるよ」

などと「暴言」を吐いたんですね。

 

こんな感じで北口和皇自身の暴言や議員権力による強要もあるみたいですが、
政治家としてのレベルは低いように感じますよ。

 

そもそも、
前市長の幸山市長不倫問題、 公私混同の人事(愛人を秘書課に配属、不倫出張ラブホ泊)を
糾弾していたのが北口和皇で、
議員辞職勧告もその報復とも取れるみたいなんですね。(過去の話かもしれませんが)

 

北口和皇のホームページを見ると、

「市民にわかりやすく市民から信頼される市政の実現にガンバル」

「自然に調和した美しい環境の保全にガンバル」

「未来を担う子どもたちの教育環境整備にガンバル」

 

とか言って、

議員辞職勧告をいつまでも無視するのにガンバルみたいですが、

 

「こんな私のどこが悪いの?」なんて言っているように感じますよ。