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いじめ「重大事態」の定義明確化 いじめの発見件数が多いほど評価されるといい?

マイナス情報ほどきちんと報告する文化ができないと何も変わらないかも。
一般企業では常識なんだけど、
学校と教育委員会は全然だめと思うのは私だけ・・・?

 

そういう現状だからかどうかわかりませんが、
10月12日に文部科学省のいじめ防止対策協議会は、
いじめ防止対策推進法に基づく施策の改善策をまとめた素案を示しましたね。

施策の実効性を高めるため、
いじめの「重大事態」の定義明確化や情報共有などを求めているみたいですよ。

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この「いじめ防止対策推進法」は、
平成23年10月に大津市の中2男子がいじめを苦に自殺したのをきっかけに議員立法で制定し、
25年9月に施行されたんですね。  

 

心身や財産に深刻な被害が生じた疑いのある重大事態が起きた場合、
学校や教育委員会が組織を設けて調査を行うとしているみたいなんですが、

重大事態の定義が不明確で対象として扱われなかったり、
調査に被害者や保護者の意向が反映されなかったりするケースがあったりするらしく、

重大事態の具体例を複数示すことで定義を明確化し、
調査の進め方の指針を作成するよう求めているみたいです。

 

担任がいじめを抱え込んで情報が共有されず重大な結果を招くケースがあることから、
情報共有による組織的対応を再度周知することも盛り、

公立の教職員が対応を怠った場合は、
懲戒処分となる可能性を周知することなども求めているんですが、

 

いじめ教育が効果をあげないのは、
「いじめられっ子がかわいそうだから助けてあげる」って上から目線だからと思いますよ。

 

そんなのは絶対に子供の心には響かないでしょうね。

 

いじめは、いじめる子の心の歪みですから、
いじめる子を心の闇から救って、

幸せをつかめる大人にするために、
いじめる子のための教育をしないと、効果がでないと思いますよ。

教育は受ける子供のためにする。
そんな基本中の基本が疎かになってるのでは・・・。

 

そして一番怖いのは、
いじめる子が、ただのおふざけで、死ぬとは思ってないことです。

だから、
回りの子達が度を越していると気づいたら止める。
あるいは大人に報告する教育をすべきと思いますよ。

 

いじめの発見件数が多いほど評価されるといいけどですね。

   

やはり子どもの世界にはストレスがいっぱいあると思うんですよ。

小学生くらいの子どもがストレスを感じるケースでは、

 

・家族関係の悩み

子どもは一人で生きていく力がありませんよね。
そのため、
家族の関係性に問題があっても逃げる場所がなく、
そのまま受け止めざるを得ないので大きなストレス要因となることがあるんです。

とりわけ子どもがストレスを感じるのは、夫婦間の不和です。
夫婦のいさかいを目の当たりにした子どもは、
「自分が悪い」などと自責の念を抱きやすいといわれているんです。

いわゆる嫁姑問題も同様で、
自分にとって大切な存在である母親と祖母の仲が険悪であれば、
家庭が居心地の良い場所でなくなるのは想像に難くありませんね。

また親子関係もストレス要因になる場合も。
厳し過ぎたり、神経質過ぎたり、親から関心を持ってもらえなかったりする場合、
子どもは保護者からの愛情を感じにくくなることがあるんです。

また子どもは親の期待に応えようと必死ですから、
保護者の要求が高過ぎると、「自分はダメな存在だ」と自信を失いやすくなるんですよ。

 

・友人関係の悩み

小学校の低学年くらいの時期は、
基本的に誰とでも仲良く遊び、
ケンカをしてもすぐに仲直りするといった幼児期の延長のような姿が見られるんですが、

中学年の頃からしだいにグループで遊ぶようになると、
友達の輪の中に入れなかったり、
意図的に仲間はずれにされたり、
いじめに巻き込まれたりと、友達関係の悩みが増えていくんです。

友達と仲良くすることは、
勉強やスポーツと並んで小学生の自尊心に大きく影響しますから、
つまずきがあると大きなストレスとなるんです。

 

・勉強の悩み

低学年の頃は、「がんばればできるよ」といった親の言葉を素直に受け取って努力しますが、
成長するにつれて周囲と比べて「自分は勉強ができない」などと劣等感を抱きやすくなるんですね。

勉強方法が間違っているなどの要因で、
「勉強しても成績が伸びない」という状況は、特にストレスになりやすいので注意しましょうね。

また進学塾などでは、
テストの点数によってクラスや席順が変動するケースがあり、
成績の良し悪しにかかわらず、子どもはプレッシャーを感じているんです。

こうした状況に置かれている場合は、
子どもの精神状態を特に注意して観察する必要があるでしょうね。

 

・進学・進級

進学や進級は、保護者にとって成長を実感できる喜ばしいイベントですよね。
子どもも前向きな気持ちになることが多いのですが、
環境の変化への適応に失敗するとストレスを引き起こすんです。

「小1プロブレム」「中1プロブレム」と呼ばれるつまずきがその典型で、
進学や進級は子どもの自覚を促して成長につなげるよいきっかけですが、
必要に応じて新たな環境に溶け込めるようなサポートも必要になるでしょうね。

 

・転校や友人との別れ

転勤などによる転校は致し方のない面もありますが、
子どもにとっては世界が一変するような環境の変化なんです。

また、
仲良しの友達が転居することによる別れも、非常につらいものになるんです。

大人であれば「引っ越してもまた会える」と思えますが、
子どもからすると「二度と会えない」と感じやすいようですよ。
.

私たち大人の視点では、
「それくらい大丈夫」「悩んでも仕方がない」と思える問題でも、

社会的にも精神的にも非力な子どもにとっては、
大きなストレスの要因となることが少なくありませんから、

 

日頃から十分に会話をし、
子どもの気持ちに寄り添う努力を続けることで、

ストレスの要因を取り除いたり、
一緒にストレスに向き合って乗り越える力を伸ばしたりしたいものですが、
 

コミュニケーション学ぶ過程のやり過ぎ、
行き過ぎが歪んで「いじめ」になるかもしれませんから、

 

上から目線ではなく、

子供の心に響くようなコミュニケーションが大事かも。