「スマホ巻き肩」の記事を猫背になってスマホで読んでいるワ・タ・シ?
スマホ使っている殆どの女性って、
姿勢が悪い!って言うより
背中丸めて下っ腹は突き出して・・・。
姿勢が汚い!みっともない!ダサい!
それがこんな症状が出るのを考えた事ないんでしょうね。
今や全国民の約62%が利用しているスマホ。
そんなスマホを使う際、
多くの人は自然な目線の位置よりも、下方にある画面をのぞき込みながら操作していますよね。
いわゆる猫背の状態なんですが、
多くの人はスマホの画面に意識が集中しているため、
この姿勢を長時間とり続けてしまうことになりますね。
その背中を丸めた姿勢を長時間とることで起きる「酸欠状態」や、
「巻き肩」の症例が多くなっているんです。
大人は通常、1分間に15回、1日に2万回の呼吸をしているんですが、
スマホを長時間使うことで、
1回ごとの呼吸が浅くなり、体に供給される酸素の量が減るんです。
たとえば、
健康な33歳の男性(喫煙歴なし)を対象に、肺活量と気道抵抗を測定したところ、
通常の姿勢で5440ミリリットルだった肺活量は、
スマホを操作する姿勢では3720ミリリットルに減少し、
気道抵抗を合わせて算出する「肺年齢」は、
通常の姿勢では「18歳未満」だったが、
スマホ操作時には「41歳」と実年齢を超えていたんですね。
だから、
背を丸めた姿勢でスマホを使い続けることは、軽い酸欠状態が続くのと同じなんです。
浅い呼吸が続くと血流が悪くなり、
肩こりのほか、
疲れが抜けにくくなったり、
体の代謝が落ちてやせにくくなったりすることもあるんですね。
また、
通常の姿勢でも両肩が前に出る「巻き肩」になってしまうこともあるんです。
肩こり研究所(目黒区)の丸山太地所長は、
「猫背はもちろんスマホの普及以前もあった。ただ、多くの情報を1台で得ることができ、
ゲームやメッセージのやり取りもすべてできてしまうスマホは使用時間が長く、
全体的に体を動かすことが減ってしまうことが問題なんです」と話すんですね。
たとえば、
現在はかつて新聞や雑誌で得ていた情報をあなたもスマホで得ている人は多いと思うんです。
紙媒体を読む場合はページをめくるという動作が伴うんですが、
スマホの場合は指先を動かすだけですよね。
ページをめくる際に腕を動かすことで肩甲骨を動かし、
周りの筋肉も使いますが、スマホではそうした動作は行われないですね。
つまり、
動作が減ることで筋力が低下する。
すると知らず知らずのうちに、正しい姿勢を維持できなくなり、悪い姿勢が定着してしまうんですね。
だから最近20代の女性や10代の男性で、
「気分が優れない」「息苦しさが続く」と訴える人が多いそうですよ。
あなたがスマホを長時間使い、目や肩が疲れたと感じたら、
ストレッチを行って筋肉をほぐし、血流を改善することが効果的ですよ。
お薦めは胸を広げる「背中式呼吸」。
椅子に深く座り、頭の後ろに手を当てて、大きく3回深呼吸するんです。
頭の重さを使って大きく胸を広げ、より多くの空気を吸うイメージですね。
それとこれは文庫本読んでる時にも言えることですが、
重力に沿った正しい姿勢、どこも緊張させない姿勢が一番ですよ。
理想は、立位とほぼ同じ上体を保つことですね。
あなたは立位のときに、
常に意識的に背筋を伸ばして立っていますか?(信号を待っている時などわかりやすいです)
多分そういう人は少数かと思いますよ。
座位でも、立位と同じように、自然に背筋が伸びている姿勢、
というか背筋とかどこかを何かしようと思わなくても保てるよい姿勢、
であれば、疲労はほとんど出ませんよ。
こういう「正しい姿勢」では、
上体の力みがないので呼吸が深くなり、重心が安定するんです。
ちょっとくらい、
横や前後ろから押されても、姿勢はびくともせず安定したままですよ。
自然な姿勢には、
それだけの安定感がもともとあるんです。
ですからスマホの持ち方は、
スマホを持つ手は、
肘から手の甲まで一直線になるよう意識し、
そして、
スマホをもっていない手は、
ひじと体の間に手の甲が上に向くよう、はさむんです。
すると目線が上がり、
自然と姿勢も良くなり、肩や背中もラクになるんです。(実際にやるとラクですよ)
いずれにしろ、
要は姿勢を正すことが大事なんですよ。
でも、
今スマホで猫背になってこの記事を読んでいるかもですね。