警察交通取り締まりの最新マル秘ってあるの?
「う~ん、ここはヤバイな」と、
あなたが街中などをクルマで走っている時、感じたことありませんか?
そう感じた場合、
30%程度の確率でその周辺でネズミ取りをやっているみたいですよ。
また、
あなたのちょっとした観察眼で覆面パトカーは発見できるんです。
まず、
覆面パトカーといえば基本的にクラウンが一般道から高速道路まで、
全国くまなく配備されているんですが、
クラウンを見ると覆面パトカーだ!とビビらなくて良いような2つの特徴があるんですね。
それは、
今あなたがいる場所の「管轄ナンバー」を意識することなんです。
あなたが都内だったら、
都内で走っているのに習志野ナンバーだったり、
熊谷あたりで見かける練馬ナンバーなんてのは除外して良いですよ。
そして、
警視庁と神奈川県警は基本的にヘルメット着用で、
交通機動隊のブルーの制服を着たガタイのいい男が乗っています。
他の県警では、
白黒パトカーの時はヘルメット着用なんですが、
覆面パトカーの時は脱いでいるんですね。
ブルーの制服も目立つので、地味なジャンバーを着ているなんてこともあるんです。
あと交通機動隊や高速隊の隊員は男性ばかりと思っているとダメみたいですよ。
若い女性隊員も増えてきているみたいですから・・・。
もう一つの特徴は、
走り方に特徴があるんです。
高速道路であれば、
基本的には左寄りの車線を制限速度をちょっと下回る速度で流していて、
遅いトラックなどを抜く場合は、
しっかりと3秒ウィンカーを点滅させて安全確認するとスパッと車線変更し、
抜き去ると再びキビキビした動きで元の車線いくんです。
普通のドライバーでこんな基本に忠実な運転をする人はまずいませんよね。
ですから、
地元ナンバーのクラウンでそんな走り方ならまず覆面パトカーと疑ってくださいね。
それと高速道路だったら隣接県のナンバーも視野に入れてくださいね。
たとえば、
関越道の本庄児玉以北ならば群馬県警のパトカーも入ってきますし、
東名高速の大井松田から御殿場の間ならば、
神奈川県警と静岡県警が共同管轄しているんですね。
もしかしてあなたは、
追いかけられても県境越えれば逃げ切れるって思っていませんでしたか?
これは都市伝説みたいですよ。
そして一般道でも追いかけてくるんです。
違反現認地点が管轄内であれば、
検挙する場所は他府県でも問題ありませんからね。
でも最近は「深追い」はしなくなったみたいで、
パトカーの前後に動画撮影カメラを搭載されているので、
それで証拠画像を撮って、
ナンバーから所有者を割り出して後で検挙するみたいですよ。
クラウン以外の車種では、
国費もので全国配備が進んでいるのがマークXで、
315PS、3.5ℓを搭載する350Sなのでバカっ速いです。
バンパー下部の両サイドに前面警光灯がありますよ。
そのほか「県費もの」といって、
各都道府県警独自の予算で導入するパトカーがあるんですね。
たとえば、
大阪府警のステージアやレガシーツーリングワゴン。
埼玉県警のR34GT-Rは有名で、
その後R33GT-Rは2ドア2台、4ドア2台導入しているみたいです。
警視庁といえば、
ちょっと前からシルバーのハイエースで積極的に交通取り締まりを
やっているのは有名ですよね。
そしてアリオンの覆面でも取り締まりを始めたみたいで、
信号無視や車線変更違反などを取り締まっています。
覆面パトカーやオービスなどの情報は下記のサイトが参考になります。
・「新型オービス&最新オービス情報2016」→http://buildnet.hatenablog.com/entry/2016/05/15/170415
・「覆面パトカースバルWRXS4も導入 最新の車種は?」→http://buildnet.hatenablog.com/entry/2016/01/30/183859
ところで、
警察の取り締まりの「ノルマ」ってあるんでしょうかね。
実は「月間目標」が掲げられているんですね。
取り締まりの内容でポイントみたいなのがあって、
月初にガーと取り締まり件数を上げる人もいれば、
月末になって慌てて追い込みをかける人がいるんですね。
そんな時は小さな違反でもバンバン取り締まっているみたいですよ。
交通機動隊員にはそれぞれの「狩場」があって、
そこに出かけていくんです。
だから、
交機の白バイと所轄交通課の白バイが相次いで同じ「狩場」で、
取り締まりをしているみたいですよ。
たとえば、
「歩道との境界がある二車線の直線で40km/h規制の道路」など、
【スピードが出やすいが、事故は起こりにくい道路】とかで、
つまり【そもそも40km/hにする事がおかしい道路】なんですね。
こういう場所は捕まえやすいみたいで、
好意的にいえば、
「違反を犯しやすく、交通上危険な場所」
だから警戒の意味もあり取り締まりに出る、ともいえるんですが、
警察が本当に事故を無くしたいと思っているなら、
限られたマンパワーを本当に危険な違反者の取締りや事故•違反防止の指導につぎ込むべきかも。
もしかすると取り締まりにおける警察の唯一の目的は、
「ノルマ達成と反則金の徴収」のみであり、
警察にとって事故防止などはどうでもいいのかも。
警察はノルマという言葉を使わず「月間目標」という言葉でごまかしていますが、
世間一般に言うノルマ以外の何物でもありませんよね。
このようなノルマがあるとどのような事が起こるとあなたは思いますか?
答えは簡単だと思いますが、
警察は安全のために事前に注意して違反を防ぐなんて事は絶対にありませんよ。
そんな事をすれば反則金が徴収できないわけですから、
上から怒られるのはもちろん、自らの出世に影響しますもんね。
ですから警察は、
①物陰にひっそりと身を潜め、
②違反しそうな車が来たら違反するのをじっと待ち、
③違反した瞬間に意気揚々と飛び出していき青切符を切ります!
この様な取締り方法では、事故が減る事は絶対にありませんよ。
そんな取り締まりで青切符を切られ、もし反則金を払わないならどうなるかというと、
反則金の納付は任意ですから、
払いたくなければ払わなくてもいいんですね。
ただ、それは「反則金制度の適用を拒否します」
という意思表示になるので刑事手続きに移行するんですね。
もう少し詳しくいうと、
反則金というのは、
違反の事実や取り締まりを認めた場合、
事後処理手続きを簡略化するために規定されたお金を払うことで、
本来課せられる刑事罰を免除してあげますよ、
というシステムなんですね。
取り締まりに不服があれば、
反則金を支払わずに、正式な裁判による決着を求めることこそ国民の権利なんです。
といって反則金を払わないと裁判になるかというとならないんですね。
というのも、
公判となると多額の経費が発生しますよね。
この裁判の費用はすべて税金なんです。
青切符の案件で「否認事件」となって公判請求ということになれば、
当局としては手間がかかって困るんです。
だから再三にわたって「反則金を納めるように」と催促がくるんですね。
これを無視すると、
書類が区険や地検に送られて刑事手続きとなるんです。
裁判じゃなく略式起訴なので、
書面審理のみで罰金刑で、
これは反則金で示された金額と同じですよ。
反則金は行政制裁金のようなものですが、
罰金は刑事罰で、
「有罪判決」で意味合いは大きく異なるんですね。
それでもこの罰金を払わないと、
強制収容もありえますが、
現実的にはいきなりそれはないんですが、
刑務所や拘置所の一部にある「労役場」に行くようになるみたいですよ。
1日当たり5000円で罰金のかわりに働くんですね。
罰金相当を労役でまかなうということなんですよ。
いずれにしろ、
警察の交通取り締まりは、
「警察庁依命通達(昭42・8・1警察庁乙交警察庁次長)」の中に
交通取締り指導のあり方についてこんな箇所があるんですが、
「交通指導取締りにあたっては、
いわゆる点数主義に堕した検挙のための検挙、
あるいは取締りやすいものだけを取締る安易な取締りに陥ることを避けるとともに、
危険性の少ない軽微な違反に対しては、
警告による指導を積極的に行うこととし、
ことさら身を隠して取締りを行ったり、予防または制止すべきにもかかわらず、
これを黙認してのち検挙したりすることのないよう留意すること。」
に尽きるようですよ。