狂ったニュースが多くてうんざりだったですけど、
これはめでたいですね。
でも、
神前を選んだなら男性の方はもうちょっと髪とひげを整えられなかったんだろうか。
ひげなんか多少整えても3日もすればぼさぼさになるだろうし、
髪は撫でつけるだけでも全然印象が違うだろうと思うんですが・・・。
というのは、
6月27日に結婚した女優の優香(36)と俳優の青木崇高(36)が27日、
東京・明治神宮で結婚式を挙げたんです。
優香は白無垢に文金高島田の花嫁衣装で、
青木崇高ははかま姿で神前式を執り行い永遠の愛を誓い合ったそうですよ。
優香の花嫁衣裳の「白無垢」というのは、
掛下と呼ばれる白い振り袖の上に白い打掛を羽織り、
小物類まですべて白で統一された花嫁衣装のことをいうんですね。
和装の中で最も格が高いとされ、花嫁の覚悟を表す婚礼衣装なんです。
芸能人では、
北川景子、沢尻エリカ、戸田菜穂、関根麻理、丸岡いずみ、真矢みき、井上和香、豊田エリー、他、
たくさんいるんですね。
そして最近はウエディングドレスもいいけど、
白無垢を着たいと言う女性が多いみたいで和婚をする人が増えているそうですよ。
この和婚とは、
どこかに和の要素を取り入れた結婚式の事を総称して『和婚』と表現し、
趣ある神社や仏閣で行う「神前式」や「仏前式」、
現代では、
「人前式」と呼ばれる昔ながらの結婚式「祝言」などの挙式スタイルの事を言うんですね。
でも「白無垢」が着れるのは神前式だけなんです。
文金高島田のかつらに綿帽子。
綿帽子にはベールと同じように、
「挙式が済むまで、花嫁は新郎以外の人に顔を見られないように」
という意味が込められているんです。
洋髪が好まれる最近ですが、
文金高島田がかぶれるのはこの時だけですよ。
挙式の1、2週間前にはかつら合わせをして自分に合うかつらをかぶることができ、
お色直しでも着れない白無垢ですが、
式で着れなくても写真に残すことは可能で、
ご両親やご年配の方に喜ばれること間違いなしですよ。
ちなみに、「白無垢」の相場はどのくらいかというと、
10万~35万ほどが一番多いみたいで、
色打掛より、
多少安いくらいで色のほうが値段に幅が出るみたいですね。
白無垢…約19万円
色打掛…約25万円
引き振袖…約30万円
紋付袴…約8万円
というのが、全国の平均金額と言われていますが、
実際には文金高島田のかつらや、かんざし、筥迫(はこせこ)などの小物が、
別料金になる場合が多いのでプラス5万円ほどは予算を考えられる方が良いでしょうね。
また、衣装の生地が化繊か正絹か、
刺繍や柄などにもより金額は変動しますので、じっくり気に入った衣装を選んでみましょう。
それから白無垢を着る「神前式」ですが、
古来から受け継がれてきたイメージがある「神前式」ですが、
神社で結婚式が行なわれる現在の形式になったのは、実は100年ほど前からなんですね。
神前式を挙げる場所は、
必ずしも神社だけが結婚式の場所ではありませんよ。
神前式の結婚式を挙げられるホテル、結婚式場が会場となりますからね。
神前式の挙式費用は、
3万円~10万円程度と差がありますが、平均では5万円が相場といわれて、
これに「三管演奏」(笙と篳篥と龍笛による雅楽の生演奏) を依頼すると、
さらに3万~5万円が必要みたいです。
一般的にキリスト教式挙式よりもリーズナブルだといわれていますよ。
(キリスト教式挙式費用は10万円~25万円程度)
この挙式料は披露宴の料金と違って参列者に左右されないんです。
ふたりだけの挙式だろうが、
60名が参列しようが、
基本的に料金は変わりませんよ。
優香が挙式した明治神宮や名古屋の熱田神宮などでは、
明治神宮記念館、熱田神宮会館といった披露宴が行える会場設備も整えられており、
衣装やヘアメイクなどを含めた結婚式の全てがパックになっているお値打ちプランもあり、
挙式時期や参列者の人数にもより異なりますが、
パックプランでは衣装代が10~30%オフでレンタルできる場合もあるみたいですよ。
また「神前式」には3つの魅力があって、
1、日本ならではの厳かな雰囲気
チャペルでの挙式のようにバージンロードを歩く、ということはありませんが、
雅楽の音に導かれて神殿に入っていく時には、
心が洗われるような清々しさと神聖さが感じられ、結婚をしたな~と実感できるんですね。
この日本的な厳かな雰囲気が
年配の方にも受け入れられやすいというのもメリットのひとつかもしれませんね。
2、和装の美しさ
神前式に何度か出席した方はわかると思いますが、
まず花嫁さんが綺麗ですよね。
日本人ですし、真っ白な着物に赤紅をさした姿がとても絵になり、
新郎の袴姿もかっこいいですね。
新郎が足下を気にする花嫁を気遣って手を引く姿も素敵かも。
ウェディングドレスも素敵ですが、白無垢姿も捨てがたいものですよ。
神社というシチュエーションでの和装はより一層素敵になりそうですね。
3、神前式は新郎が活躍できる
新郎の活躍の場があるんですね。
誓詞奏上(せいしそうじょう)という儀式で、
新郎が誓いの言葉を読み上げる場面があり、新郎の頼もしい姿が見られるんですよ。
神前式は新郎がメインとなる感じがあるんですね。
他にも雅楽の演奏や巫女さんのよる舞、
親族一同がお神酒をいただく親族固めの盃なども神前式ならではの儀式もあります。
いずれにしろ、
挙式スタイルにはそれぞれ魅力がありますから、
じっくり考えて優香と青木崇高とは違った自分たちらしい挙式になるといいですね。