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「CRF1000L アフリカツイン」久々に欲しいと思ったバイク!

このバイクはツアラーとして優秀でしょうね。
技術ない人がパリダカ気分で気楽にオフロード入ったら帰ってこれないかも(笑)

 

というのは、
3月末までに約1300台を受注したというホンダの「CRF1000L アフリカツイン」だ。

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このアフリカツインというモデル名は、
1988年にホンダが“アドベンチャースポーツ”というコンセプトで開発し、
発売した「XRV650アフリカツイン」がその起源みたいで、

 

80年代に盛り上がりを見せたアドベンチャーラリー/パリ・ダカールラリーでホンダは、
86年の第8回大会から89年の11回大会までの4連覇を含む数々の勝利を二輪部門で獲得し、
日本におけるパリ・ダカールラリー人気を強力に後押ししたんですね。

 

そのイメージをそのままに登場したのがアフリカツインであり、
2000年に「XL1000バラデロ」にバトンタッチするまで、
大排気量エンジンを抱くアドベンチャー市場を確立し牽引したんです。

 

ホンダ CRF1000L アフリカツイン (2016) 試乗ショートレビュー

 

エンジンは排気量を先代の750ccから1000ccに引き上げつつ、
通常はシリンダー下部に置くオイルタンクをクランクケース内蔵にすることなどで小型化し、
車体下部を地上から25センチと3センチ高くし、荒れた道でも操作しやすくしたんです。

 

ただ、操作性を重視して車高を高くしたり、車体の剛性を柔らかくしたりすると、
走行時の安定性が失われる傾向があるんですが、

 

課題を解決したのが、
エンジンと車体フレームを結ぶハンガーを通常の3、4点から6点に増やした車体設計なんです。
剛性の不足する部分をエンジンとつなぐことで補強し、

設計や試作を繰り返す中で必要なハンガー数を検討し、
フレームが太くなって重量が増えるのを防いだんですね。

 

また、最新技術として、
自動変速が可能な「デュアル・クラッチ・トランスミッションDCT)」を採用して、
運転者が変速する「MTモード」でもクラッチ操作をなくし、
滑りやすい未舗装の道路でハンドルやアクセルの操作に集中できるんですよ。

 

このホンダ独自の二輪車用「DCT」は、
クラッチレバーもシフトペダルもなく、路面状況に応じて自動的にシフトアップ/ダウンを行う、
いわゆる“オートマティック・モード”が選択できるんです。

 

実際、時々オフロードをノンビリ走る程度のライダーの人が試乗したオフロードコースでは、
シフト操作から解放され、
アクセル操作とブレーキングに集中することができたそうで、
それだけでオフロードを走る安心感が増えたそうです。

   

さらには、
そのアクセル操作は三つのレベルを選択できる「セレクタブル・トルク・コントロール」によって、
ラフなアクセル操作でも、

リアタイヤをスピンさせないで走ることも意識的にリアタイヤをスライドさせることもでき、
ブレーキ操作はオフロードでも有効なABSがサポートしてくれるんですね。

 

ヘアピンのような極低速までスピードが落ちるコーナーでは、
DCTが状況に合わせて適切にシフトダウンしコーナー出口の加速に備えてくれて、

上り坂や下り坂は「登降坂推定制御」を搭載することによって、
その坂道を検知して最適なギアを選択してくれるので、

 

ワイドにアクセルを開ければグッと加速し、
ゆっくりアクセルを開ければユルユルと登り、
下り坂では適切なエンブレも効かせてくれるんですね。

 

この方は試乗時間を重ねるにつれ、
バイクの反応や操作に慣れ、スムーズに走れるようになってきて、
こんな短時間で上手くなった!?と勘違いしてしったそうですよ。

 

この操作の簡略化が、
一般的な道路やワインディングでの走行でライダーにもたらすメリットは大きいでしょうね。

 

そして、
ライダーのスキルが高ければ電子制御の介入を減らしライディングを楽しむこともでき、

 

そのためにエンジンやフレームや足周りは、
いわゆる“素”の状態でもアフリカツインとしての進化を味わい、
バイクを操る楽しみに溢れているみたいですよ。

 

車体は小さくないが、
その排気量やオフロードでの性能を考えればコンパクトで、走り出せば実に軽いんです。

 

そして870mmのシート高は取り付け方の変更で、
20mmダウンの850mmまでシート高を下げることができ、

オプションのローシートを装着すればシート高は840mmとなり、
装着方法の変更で820mmまで下げられるんですよ。

 

シート高を理由にアドベンチャーモデルを視野から外していたライダーも、
この数字を見ると変わるかも。(短足の人でもキツイない?)

 

またデザインにもこだわりがあり、
車体の外装部品はサイズを抑えて扱いやすさを確保していますが、
ガソリンタンク周りは重厚感をつけて「乗車した際に誇りを感じられる」ようにしたそうです。

 

走行風を防ぐ前部の「ウインドスクリーン」には、
中央と両脇に通気口を設けて前後の風圧差を少なくし、
快適な走行をできるよう工夫してあるんです。

 

なんでも、
風洞テストやコンピューター解析、走行テストを繰り返し、数ミリ単位で調整したそうですよ。

 

価格はコチラを見てくださいね。↓
http://www.honda.co.jp/CRF1000L/type/

 

でも、
「すごく魅力的だけど、駐車場とかが整備されていない現状では、車のほうが手軽なんですよね。
免許があっても、保管場所がなくて踏み切れない人って結構いますし。
せめて、駐輪場の一角くらいは常設してほしいです」

 

なんて声もありますが、
全国バイク駐車場案内を参考にしてくださいね→http://www.jmpsa.or.jp/society/parking/

 

我が郷土熊本の熊本製作所(熊本県大津町)で生産するんですが、
あなたもご存じの「熊本地震」の地震被害で一時的に納入待ちも予想されるんですが、
5月6日から順次稼働を再開する予定だそうです。

 

「リターンライダー」発祥の地と言われる熊本で生産される「CRF1000L アフリカツイン」

リターンライダーが乗るにしてはハードルが高すぎる気もしますが、

ファン待望の一台であるのは確かと思います。

国産バイクが低迷するなか嬉しいニュースの一つですね。