松本人志「イジメによる自殺」は一番アホで大損するんや！

両親から虐待を受け児童相談所に保護を求めていた、
神奈川県相模原市内の男子中学生が自殺したニュースについて、

３月２７日の「ワイドナショー」でダウンタウンの松本人志が、
自殺してしまう若者に自殺することの愚かさを強く訴えたんですね。

「こういうニュース、いろいろ自殺するニュースを扱うやんか。学校が悪い。親が悪い。
いじめで自殺するのはいじめっ子が悪い。もちろん全部そうなんですけど…」と。

そして、
「最終的に言ってほしいのは、一番悪いのは自殺することやと思う。それを意外と言わないから」
と力説し、

「自殺したらみんながかばってくれて、かわいそうやと言ってくれて、
もしかしたらおれ死んだら復讐になるんやないかと。オレをいじめたやつらや先生やなんやに。
そういう風に考えて自殺をする子が減らないんじゃないかと思う」と。

最後に、
「最終的に考えて自殺するやつが一番アホやでっていうことを…。
何の解決にもならへんし、いろんな人にすごく悲しい思いをさすんやでというのを、
もっと（報道では）言ってほしい」と語ったんですね。

この記事に対するコメント（３４件）の一部を引用すると、

・冷静な時であれば自殺以外の選択肢も考えられるのだろうけど、
　いじめなどでうつ状態になってしまうと、他の選択肢が思い浮かばないのでは。
　そういう状態になる前に、他の選択肢もあることを示す必要があるのでは。

・日本にもカウンセリングの理論が広まってきて、
　共感して相手の気持ちになって考えることが重要視さてきた。
　故に自殺する人の気持ちになって、理解し、
　極端ではあるが「自殺するほど追い込まれてて仕方なかった」と思うような捉え方になっている。
　しかし、
　逆に大前提としての「自殺は絶対ダメ！」だという意識が薄れてきているのも事実なように思う。
　そんな風潮にダメだと言うことは、
　改めて認識させられたように思うので、この発言はしっかり受け止めたい。

・自分も自殺するくらいなら何でも出来るとか、そういう考え持ってたけど、
　実際に自殺してる子って突発的にじゃなくて、
　限界の限界を超えてしまった先の自殺だから。
　自殺してしまった本人もそりゃいけないけど、
　そこまでせざるを得なかった周りの環境こそが一番の悪だと思う。

・松ちゃんもこの件に関しては
　真面目に意見したと思うし、松本さんを否定はしないけど、
　まずは、自分の存在意義とそれを見出だせる
　新たな居場所を与えてあげる事が第一番だと思うんだよな。
　最終的な解決方法や対策ってそれしかない。
　当事者たちも本当は
　それを望んでるのかも知れないし、
　死にたくなくて、様々やってみたけどダメだったんだと思う。
　だから、
　実社会でなし得ることが出来なくて【あの世】という新たな居場所に
　自分の存在意義を求めに旅って行く・・・

　俺たちがその者達に居場所をみつけてあげる前に
　簡単に言葉だけで【死んだら駄目だ】って容易く言うのも
　結構無責任って感じます。

・これは当然のこと。自殺は誰も得しない。
　ただ人の精神は極限まで追い込まれると何をしでかすかわからない。
　だからそこまで行かないようにまともな大人が助けなければいけない。
　中高生はもちろんだけど、
　新社会人もゆとり世代の人が大半だろうから、扱い方を間違えるとうつ病になりかねない。
　叱られることに慣れていない人の場合、
　ちょっとしたことで出社拒否になることもありうると思う。

・悪い意味でレールに敷かれた人生を歩まなければ行けなくなった時、
　無性にそこから逃げ出したい気持ちにさせられるんだと思う。
　家に帰ってもキツイ虐待、学校に行っても無視や虐め、友達は自分を避ける。
　自分の居場所が全く無い。
　どうにもこうにも、理解されない、このレールはとてもキツイ。
　ただ、
　これは短期間の出来事だと思った方がいい、
　無茶苦茶嫌なことがあっても、たった数年乗り切るだけだ！ていう明確な目標があれば、
　なんとかやっていける。
　
　マラソンじゃないけど、確実に一日進んでいるんだから、その日が来れば自殺しなくても良くなる。
　先月より今月、残りが減ってる。
　だから時間の目標があれば、ゴールに近づいて、少しずつ気分も楽になる。
　バイトとかもそう。時間来ないかなー。って時間が来るのを待ったりするし。
　考え方次第だよ。
　あとは、合わない学校や仕事は、辞めるといい。
　選択肢はいろいろある。ちょっとの時間をうまく乗り切ることがコツ。

・賛否はあるけど、自殺するくらいなら自分をいじめている奴をコロせと言った先輩がいた。
　動物としての人間の行動としては、そっちの方がより自然な気もする。

・松本さんの言い分は最もなんですが…。
　[生きていたくない]と思う者を
　どうやって
　踏みとどまらせることが出来るだろう？
　[死にたい] と [生きていたくない] は似ているようで、大きく違う。

・短絡的に死んじゃう子供もいるでしょうが、
　死ぬほど苦しかったって言うのがある場合、
　死ぬのが悪いなんて言うのは突き放すような気がする。
　死ぬのが悪いんじゃなく、死ぬと負けなんだ、死んでも周りはお前に同情はしない、
　ただ弱い奴だった、
　負けたんだと思われて忘れられるだけだって私なら教えるな。

と色々な意見が出ていますが、

やはり人間は自分の悩みをバカにしてはいけませんよね。
どんな小さな悩みも自分のための一大事ですから。

しかし心の片隅では、
他人との比較をして、悩む自分自身をバカにして苦しんでいるんです。

私たち人間の悩みの大半は、
自分の悩みが問題ではなく、
無意識に他人との比較をする自虐（自分をイジメる）の気持ちが苦しみなのかもしれませんね。

だから、
「他人との比較をしないで」、
「他人を見なければ」、
どんなに幸福になれるのかを知ったほうがよいかも。

ちなみに、
幼児の頃が楽しいのは、
他人と比較する自我が無いからですよ。

もしあなたが病気を患って苦しいと思うなら、
周囲の健康な他人と比較して苦しんでいないでしょうか？

健康ならば、
あんなことも出来るのにと、今の病気の自分を見捨ててはいないでしょうか？

人間はこうあるべきだという世間の常識と比較して、
苦しんでいないでしょうか？

他人を見なければ、
今の自分自身を受け入れることが可能となると思いますよ。

もし、これが出来れば、
本当に奇跡的にあなたの心からの癒しを自分自身に起こすと思いますし、

この世のどんな苦しみがあっても、自ら死んでは後で絶対に後悔をしますよ。

ある人は自殺で死んだ死後の世界をこんな風に言います。

「死後の４９日の間に、
だんだんと自分の自我が薄れて行きます。

そして、
公平な良心からの視点で、自分の人生と行いを細部まで思い出す事に必ずなります。

この時に、
自殺が如何にもったいない大間違いだったのかを自分で知ります。
この世に生まれ出るのが如何に大変で、
ましてや自殺が出来るまでに成長する期間に、いかに多くの人々の御陰を受けていたのかを思い知ります。

そして、あまりの後悔の思いから自分で自分を縛り、
魂を固定化させる世界へと自ら進んで行きます。第三者が裁くのでは決してありません。

この世で自分で肉体を殺した様に、
死後も自分で自分を裁く事を継続する「迷いの世界」に居るのです」と。

やはり自殺は、
自分を許せない魂なんですね。
自分で自分を殺したように、死後も自分を罰するみたいですが、

それを救う方法があるんです。
それは縁のある人間から感謝をされることなんです。

生きている縁ある人間が、
感謝の思いを故人に送って上げることなんです。

自責の念に縛られている故人に対して、

「私たちが生きているのは、あなたが居た御陰」
だと思って上げることなんです。

この「思いやり」が、故人を必ず救います。

最初は、故人が自分は迷惑しか掛けていないと頑なですが、
あの世では必ず解けて行きますよ。

故人のことを知る縁ある人が、この世で思う内容は必ず届きます。

もしあなたが自殺を考えているならば、
 
どうせ必ず人生は、いつか終わるのです。

慌てることは、ありませんよ。