美ビルド・ネットの熊本はてな?

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熊本県知事選くまモンが応援するのはどの候補?

●3/28追伸

やっぱりくまモン蒲島郁夫さんが好きだったみたいですね。

大接戦も予想されたみたいですが、
盤石の態勢を築いて大差で3選を決めたみたいですよ。

有権者から手首が折れるぐらい支援の握手をいただき・・・」と
あいさつの中でもありましたが、

熊本の全域に根を張るJAなどをくまなく回ったそうで、
69歳できつかったでしょうが、
見返りはありましたね。

「蒲島県政の『よき流れ』を止めない」という選択をした、
私たち有権者の選択に期待を裏切らないように県政を進めてくださいね。

これでくまモンも安心して寝むれるモン!

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「○○候補をお願いしま~す」という選挙カーの女性の声が響きわたる時期になりましたね。

そうなんです!
熊本県知事選が3月10日に告示されて、
もう選挙の入場整理券が送られてきましたよ。

 

あなたもご存じのように、

3期目を目指す現職の蒲島郁夫さん(69)、

熊本市長で新人の幸山政史さん(50)、

弁護士で新人の寺内大介さん(50)

の3人が立候補を表明していますね。

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2012年の前回知事選は蒲島さんと共産党県委員長の一騎打ちで、
自民、民主、公明、社民が県レベルで蒲島氏を支援する多党相乗りだったですね。

 

でも今回は「現職知事VS県都の市長経験者」(東大VS九大)の構図になるみたいで、
聞くところによると、

今回の知事選には蒲島郁夫さんは出馬しないだろうと思って、
熊本市長をやめた幸山政史さん。
意に反して蒲島郁夫さんが3選をめざすことになりこういう構図になったとか。

 

その3選をめざす蒲島郁夫さんを
自民党県連は支援で一致しているがみたいですが、

大票田の熊本市を中心に、
保守層の支持獲得をめぐり大激戦となりそうですよ。

 

この蒲島郁夫さんは、
農協出身知事ということも異色ですが、
知事の中でも最高の学歴の持ち主(東大名誉教授)なんですね。

 

私の印象に二つ残っていることがあるんですが、
その一つは、

「国に頼るな。他県と比べるな。熊本が考えて、熊本が自らやる。」という言葉。

厳しい言葉にも聞こえますけど、
本質というか本来果たすべき当たり前のことなのかもしれないですね。

 

その中の一つとして生まれた「くまモン
くまモンを宣伝などに利用するためのライセンスは簡単に取れて、
しかも無料ですから、
くまモンのバーチャルな共有空間を熊本県が提供できるんでしょうね。

そんなくまモンは人々を幸せにする公共事業のひとつでもあり
道路を造るよりはるかに安く、はるかに熊本県に大きな利益をもたらしていますよね。

 

もう一つは、
2010年に宮崎県で口蹄疫(こうていえき)が発生した時のこと。

熊本にも危険が及んだとき、通常なら農林水産部長を対策本部長に任命するんですが、
蒲島郁夫さんは自らを任命しましたね。

畜産学を学んでいたので、口蹄疫の難しさは知っていたそうで、
宮崎から熊本に通じる道を掘り下げて消毒液を満たし、通行するすべての車を消毒したそうで、

 

車がスピードを出すと危ないから、消毒の現場にはパトカーを配備し、
警察本部に協力してもらうには知事の権限が必要ですから。

拡散を防げたのは、
こんなドラスティックな対策がとれたからでしょうね。

 

一方の幸山政史さんは、
民主党社民党がべったりみたいですね。

また熊本の選挙は高校閥で案外動きますから、
済々黌OBやOGの9割は幸山政史さんに投票するでしょうね。

そして、
県内で圧倒的な数を誇る企業上層部も部下らに幸山投票を呼びかけているみたいで、
もしかするといい戦いになるかも。

 

幸山政史さんで印象に残っていることが一つあり、
それは、
2003年に北朝鮮による拉致被害者を支援する組織「救う会熊本」が、
朝鮮総連の関連施設、
「熊本朝鮮会館」への固定資産税などの減免措置は違法とする訴訟を起こしたことがあったんですね。

 

この時国籍要件の厳しい自民党県議会議員出身であり日本人でありながら、
朝鮮総連施設から税金取るなんておかしいよ」として高裁判決に否を唱えたんですね。

最高裁で幸山市長の上告はアッサリ棄却され、(07年11月)
高裁判決が確定して、
朝鮮総連施設からも当たり前に税金取れ!」ということで一件落着したみたいで、

 

隠れたいろんな事情があるとは思いますが、
この時は「ちょっとおかしい?」と感じましたよ。

 

それと私も以前よく行っていた西浦の荒神さんは実家ですよね。
今回の知事選は占ってもらっているのかな?

 

また幸山政史さんの“盟友”とされる熊本市の大西一史市長は、
「中立的スタンスで臨む。一切関与しない」と語っていますよ(当たり前といえば当たり前ですけど)

 

それから、共産党県委員会などで構成する市民団体
「あかるい熊本をつくる県民の会」から全面的に支援されている寺内大介さん。

 

熊本市で「ひまわり法律事務所」を営んでおられますが、
水俣病原発、原爆訴訟など、
あまり稼ぎにならない裁判にもたくさん関わっておられますね。

この方のスタンスは、
国家や企業など強いものから、
理不尽なあつかいを受けている弱い立場の人たちの弁護に立っているのかも。

   

期日前投票は3月11日(金)から3月26日(土までの午前8時半~午後8時(一部繰り上げ)、
117投票所で。

 

●投票は3月27日(日)午前7時~午後8時(一部繰り上げ)、1034投票所であり、

即日開票されます。

 

正月を挟んで県内郡市区分11ヶ所で同選挙に向けての支持調査が行われましたが、(熊本市は継続中)
街頭同調査では
くまモン知事支持」(回答通りの表現)がトータル的に約4割を占めたんですね。

 

このままだと熊本市外では、
未定の4割を50パーセントで加算しての単純試算において、

投票率45パーセント(5名出馬の平成20年49・36%、同24年38・44%)で
約238570の得票(熊本市外)が想定され、
蒲島現知事の三選がかなり可能性が高いと予想されているみたいですよ。

 

ただそれは決して「蒲島知事=くまモン知事」ではなく、
くまモン知事=現職知事」という危うい認知度で、

 

また本来の政策、施策による支持でもなく情緒的な意思表示みたいですが、
熊日新聞などが特集を組んでいるような県政検証等において、
それを理解させて浸透、拡大すると結果は大きく異なるという予測もされるみたいですよ。

 

やっぱり「くまモン」は、

親代わりでもあり、上司でもあり、盟友でもある、

あの人を応援するのかな?