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「オデッセイ」で“サバイバル術”を学べるの?

もしも、
あなたが「もう絶対にダメだ。死んだ方がマシ」と思うほどの困難な状況に陥った場合に、
知恵とポジティブな考え方で乗り切る人がいたら、

 

本当に尊敬するし、
その人の“サバイバル術”をぜひ聞いてみたいですよね。
「オデッセイ」に登場する主人公は、まさにそんな人なんですよ。

 

2015年10月2日に封切られた全米では、
2016年1月31日時点で興収2億2793万8641ドル(273億5263万円/1ドル120円換算)を達成し、
これまでのスコット監督の作品中最大のヒット作だった
グラディエーター」(1億8770万5427ドル/225億2465万円)をすでに抜き去るヒットとなっているんですね。

 

「SF映画は興味ないなぁ」と思っているあなた!
確かにジャンルはSFかもしれませんが、
この「オデッセイ」は「これって実話じゃないの!?」と思えるくらいリアリティーがあるんですよ。

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この「オデッセイ」のあらすじをちょっとだけ言うと、

有人火星探査ミッション<アレス3>の任務に参加したマーク・ワトニー(マット・デイモン)。
彼は、突然吹き荒れた猛烈な嵐によって、吹き飛ばされて行方不明になってしまいます。

 

任務中止になり、撤収を余儀なくされたチームは、ワトニーを必死に捜索しますが、
彼は見つからず、死亡したと判断されてしまいます。

ところが、ワトニーは奇跡的に生きていました。
チームは去り、火星にたった独りで取り残されたワトニー。

 

酸素はほとんど無く、食糧は31日分しか残っていないのに、
NASAの次の探索ミッションまで4年……。
あらゆる現実が生存不可能を示していました・・・。

普通の感覚なら、気が変になってしまうような状況ですが、
ワトニーは持ち前のポジティブ思考と優れた科学の知識で、
どうにかして生き残る道を探り始めます。

 

最後まで諦めず、
生き残るための努力を惜しまないワトニーの不屈の精神力は、
この映画の最大の見どころみたいですよ。

 

どう考えても絶体絶命の中、常に善後策を考え、生きる望みを失わない。
ある意味で“おバカ”かと思うほどスーパーポジティブなのだが、
置かれた状況の厳しさを考えると、
そのポジティブさが逆に切なく心を揺さぶるんです。

 

宇宙飛行士は性格的な適性も非常に重要で、
安定した精神力を求められるそうで、

ワトニーを演じるデイモンは、まさに本物の宇宙飛行士をイメージさせ、
彼だからこそ孤独なサバイバルに立ち向かえるんだと思わせてくれるんです。

 

ただ、
ワトニーが火星で水を作り出し、家庭菜園をはじめる姿にリアリティーがないと感じ、
結果的に物語世界に入っていけない人も多いんですが・・・。

 

あとはあなたが実際「オデッセイ」を観て感じてくださいね。

 

それと「オデッセイ」を上映する映画館では、
・4DX/デジタル3D/吹替
・デジタル3D/吹替
・字幕版
・日本語吹替版
と種類が分かれて上映されているんですが、

 

私の場合は2D・字幕で観ましたよ。
現在の3Dの技術は、
料金を観客からとるレベルにはないと思っています。

ところどころ3Dを意識して作られている場面がありました。
宇宙空間で物が浮いているシーンとかは飛び出して見えるとか。

でも、
2Dの場面の方が多いのでわざわざ料金多く払うより通常料金で見た方が得をするかと思いますよ。

   

この「オデッセイ」というとホンダのミニバン型乗用車を思い浮かべますが、
古代ギリシア語で「長い冒険旅行」という意味だそうで、

なんでも伝説的な詩人ホメロスの作とされる古代ギリシア叙事詩で、
トロイア戦争の後、イタカ島の王である英雄オデュッセウスが各地を放浪して行った冒険、
および、オデュッセウスの息子テレマコスが父を探す探索の旅を歌う叙事詩が基みたいですね。

 

ちなみに、
ホンダのオデッセイは、
オデッセイと一緒に、家族で長い冒険(旅行やレジャーなど)を楽しんで欲しい という意味 が
込められているみたいですよ。

 

この「オデッセイ」の中に水を作る場面もありますが、
私たちの身近でも地震とか噴火、台風などいろんな災害がありますが、
(我が郷土熊本の阿蘇山も噴火していますし)

 

そんな災害時に救援が来るまで最も深刻な問題となるのがやはり飲み水ですね。
(食料は普通の大人なら7日間は食べなくても死なないみたい)

 

大人用の飲み水であれば、
カッターナイフでペットボトルを底の方で切って広口にし、
キャップのある細口を下にして、布、砂、小石の順で詰め、広口から水たまりや川の水を注ぎます。

 

そこそこ透き通るのですが、細菌がいっぱいなので、そのまま飲むと危険ですが、
煮沸で簡単に殺菌できるので、鍋で煮沸すれば安心して飲めます。

 

また火は虫眼鏡が発火が早いみたいで、
ラベルを外した水のペットボトルでも、焦点が合えば発火するらしいですよ。

 

この「サバイバル術」は、
ネットで検索すればたくさん出てきますので、
自分に合った「サバイバル術」を身に付けておくと便利かもですね。

 

それから災害が実際あった時「ポジティブ思考」って大事ですよね。

 

たとえば阪神・淡路大震災地震の時、
物心ともに甚大な被害に見舞われて厳しい状況におかれる中、

被災した人々の間には「こんなんなってるから、どうしようもないやん」と、
現状をポジティブに受け入れ、
「で、何やる?」と前を向く気風があったのがあんなに早く復興したんだろうし、

 

東日本大震災の時もこんな方がおられます。
「自宅の2階に逃げた瞬間、津波にのまれ、家ごと流されたが、
奇跡的に高い丘に着いたので、そこから裸足で逃げだし、助かった。

高い丘の隣は、引き潮になっていたから、
もしそこに行ってしまったら、ここには、居なかった。
奇跡と奇跡が重なり、今にいたります。

 

周りの知り合いの久々は、今だに確認出来ません。
自分がここに居て、良いのか?
何で自分だけ助かったのか?
とか、考えてしまう時があるが、
ポジティブにいかなくてはいけない、

 

そして犠牲になった人達の分まで、
強い気持ちで生きて行かなくていけないと考え方を変えました」と。

 

この「オデッセイ」という映画で「サバイバル術」はもちろんですが、

「ポジティブ思考」を少しでも学ぶのも大事なことかもしれませんね。

 

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