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CoCo壱番屋廃棄品転売 激安のものにはワケがある? 

日本も中国レベルになってきたってこと?
中国のこと悪く言えないかも。

 

横流しも買い取った方も両成敗だろし、
知らなかったですんだら法律いらないでしょうね。

 

そしてCoCo壱番屋が悪いと勘違いする人が多そうで、
CoCo壱番屋はとんだとばっちりかも・・・。

 

というのは、
CoCo壱番屋」が昨年10月に合成樹脂が混入した恐れのある冷凍ビーフカツ約4万枚を、
産業廃棄物処理会社「ダイコー」(愛知県稲沢市)に引き渡し、処分を委託したんですね。

 

しかし、
ダイコーは製麺業「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)に転売して、
愛知県のスーパーや精肉店などで売られているのが今月になって発覚し、
冷凍チキンカツも流出したことが分かったんですね。
  

CoCo壱番屋は他にロースカツ、メンチカツ、ナポリタンソース、ラーメンスープの処分を、
ダイコーに委託しているんですが、

これらも転売された可能性があるとみて、
消費者に注意を呼び掛けているんですよ。

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そもそもの発端は、 
愛知県津島市のスーパーで販売されているのをCoCo壱番屋の従業員が発見したんですね。

ココイチのビーフカツ」と表示されて販売されていたため、
不審に思い本部に連絡して、

壱番屋がダイコーに確認したところ、
廃棄するはずの冷凍ビーフカツの全量を複数の仲介業者に転売したことを認めたんです。

 

廃棄を依頼した総数は40609枚で、5枚で1パックになっているので、
8000パック以上が流通しているみたいですよ。

愛知県ではスーパー3店舗と精肉店が約8400枚を販売済みで、
他に弁当の総菜などとして、
少なくとも15カ所での販売が確認されているんです。

 

そのスーパーは、
愛知県津島市の「Aマートアブヤス神守店」と名古屋市中川区の「Aマートアブヤス春田店」で、

CoCo壱番屋のビーフカツ」との広告付きで5枚1袋398円で販売していたそうで、
アブヤスは名古屋の激安スーパーとして、テレビで紹介されることもあり、
250円のお弁当などで地元では有名なスーパーです。

(そういえば熊本市の戸島方面のスーパーにも250円のから揚げ弁当があったな)

 

昨年12月から少なくとも5400枚以上が販売されているそうなので、
温度管理にも問題があった可能性があり、
愛知県は購入した消費者に食べないよう呼び掛けているんです。

   

またダイコーから購入した「みのりフーズ」は、
報道陣に「ダイコーからは壱番屋のカツを2、3年前から計3回買った」と明かし、

直近の買い入れについて「1箱30枚入りで800箱を購入した」と言い、
知人1人と三つの弁当店に全て転売し、約9万円の利益を得たというんですね。

そして2、3年前にも2度、計600箱を購入し、
いずれもダイコー側から提案されたと主張しているんです。

 

今回のビーフカツはその後、愛知県内などの複数の中間業者を経由し、
そのうちの1社がビーフカツを仕入れた際の伝票によると、
去年12月に1枚当たり52円で5000枚を仕入れているんですね。

 

名古屋市の仲介業者社長は、
「(規格外で)選別された商品を集めてお売りしたい。扱ってほしいというのは受けました。
廃棄物なんておくびにも思わなかったし、説明もない」と。

 

この会社は、1枚当たり55円で、さらに別の業者に転売。
こうして、愛知県内のスーパーなど少なくとも4か所で販売されたんです。

 

店側は気づかなかったのか?という疑問が湧きますが、 
ある女性が購入したスーパーでは、
問題のビーフカツは「お値打ち品」と銘打って販売されていて、

購入した女性は、
「軽い気持ちで。お値打ち品でしたし、そう思って買いました」
「廃棄というものは、ちゃんと廃棄してもらいたいと思います」と。

 

そのスーパーは、
廃棄されたカツだとは知らずに売っていたというんです。
 

これは産廃処理業者から仕入れた物を食品として売っていたことになりますが、
「渡されたサンプルを食べておいしかったので大丈夫だと思った」
と釈明し、

「今から考えるとおかしな話だった。だまされたという気持ちだ」
と強調しているんですね。

 

ちなみに、
産業廃棄物処理会社「ダイコー」とは、

産業廃棄物処理業者 許可番号第02320040249
住所は、愛知県稲沢市奥田井之下町28番地1
代表取締役 大西一幸

という会社です。

 

今回の産業廃棄物処理会社「ダイコー」が廃棄品不正転売した事件で、
救いなのは、

CoCo壱番屋の社員が不正の事実を掴んでから、CoCo壱番屋が事件の全貌を発表するまで、
わずか1日半ほどの時間しかかからなかったことで、
「とんでもなく迅速な対応」と言われるぐらい早かったこと。

 

そして製品に何かの問題が生じた場合、
CoCo壱番屋は全廃棄の対応を取ることが今回の発表で分かったことから
むしろココイチの信用が上がったことかもしれませんね。

 

CoCo壱番屋は、今後、流通経路や販売先を調べ、新しい情報が分かり次第公表するそうで、
混入した異物を食べてしまった場合でも、
危険有害性分類基準には該当しないそうですが、

廃棄物として扱われた製品のため温度管理など保存方法に問題があるかも知れませんから、
商品を見つけたら、
購入せずにCoCo壱番屋に知らせるのがいいかも知れませんね。

 

今回の件で廃棄の仕組みを見直す時が来たかもしれないし、
消費者サイドも、激安を求めすぎなのではとも思います。

 

安い物は安いなりに意味があるし、
激安のものにはワケがあるのがハッキリわかりましたね。

 

もしかして、
まだ見つからない物も、流通してるような気もしますが・・・。

 

食べられる物を大量に廃棄しなくてはならないという、

今のやり方はもう時代に合わなくなってきていると思うし、

なんらかの形で食べ物を無駄にしなくてもいいように改善していくべき問題だと思いますね。

 

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