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「大麻を吸った」京都小学6男児 久しぶりに教師の良いニュース?

11/12追伸
マンションで大麻草を育てたとして、京都府警が大麻取締法違反(栽培)の疑いで、
男を2人逮捕したそうです。

京都市右京区西院のマンション1室で大麻草3株を育て、
この日、ワックス製造作業中に火災報知機が反応し、
通報で駆けつけた同署員が大麻草を確認したそうです。

ワックスは、
大麻草をガラス管に詰めライター用のガスなどを使って分離させた液体を使って製造。
酩酊(めいてい)作用を引き起こす成分が濃縮されるため、
乾燥大麻より危険性が高いとされているそうです。

◇ ◇

 

今の時代、小学生がそういったものを手に入れられるようになっているのか・・・。
世も末だな・・・と思うが、

 

「大麻を吸った」ことは今は問題であることは間違いないが、
本当に大麻であったかどうか?
確認も必要かもですね。

 

京都市内の通学する市立小学校の教師に10月中旬、
小学6年の男児の様子が不審だったことから問い詰めたところ、
男児は「たばこを吸っていた」とした上で、
「大麻を吸ったこともある」と説明したというニュース。

 

京都府警によると、
平成17年以降の過去10年間で大麻取締法違反で小学生が摘発された事例は全国的にないという。

 

そりゃないでしょうね。
まず小学生が「大麻」という発想が湧きませんよね。

 

そして値段からして普通の小学生には買えないのでは・・・。

 

現在の乾燥大麻は1グラムあたり3000~5000円で取引されているみたいで、

警察や税関は、

乾燥大麻(マリファナ)で1グラム当たり4,000円、

大麻樹脂(チョコ・ハッシュ)で1グラム当たり8,000円、

で末端価格を発表しているんですね。

 

ちなみに
2003年調査でアメリカの平均的な末端価格は、
1グラム当たり11.37ドル。1ドル=110円として1,250円です。

 

日本での密売価格と比較してみると、きわめて低価格ですよね。
実は、アメリカが特に安いわけではなく、
日本の薬物末端価格が異様に高額であるということなんです。

 

やはり島国という条件のなかで、
伝統的に高水準で安定しているとのこと。

 

また大麻供給ルートですが、

ヤクザ組織の自主栽培が主流になっているそうですよ。

 

たとえば、
街中に運送会社の駐車場を装った土地に大型トラックを何台も止め、
荷台のコンテナ内にぎっしりと種子を並べて水耕栽培しているそうで、

水を循環させ、ライトを当て続けて、
コンピュータで温度管理ができるから無人でも大麻は育つんですね。

管理を任されている外国人作業員も昼間は場所を離れて、
別の仕事をしてるそうですよ。
  

でも、
こんなに堂々とやっていては周辺住民にバレたりしないものか・・・と思いますが、
コンテナの中に入ると鼻を突く強烈な匂いがするけど、
覚醒剤のように周辺に異臭をまき散らすほどじゃないそうです。

 

しかも通常は一年草の大麻が、
自主栽培なら年3回収穫できて、
丈が短いうちに摘んだほうが、かえって成分が凝縮してるそうですよ。

 

自主栽培の末端価格は、
1グラム6000~8000円で〝効き〟がいいそうで、

最初に設備だけ整えれば、種子は安いから、ボロ儲けみたいですよ。
1度の栽培で100キロは生産できるというから、
半値で卸したって、年2億円以上の売り上げになるだろうとのこと。

 

だから、
一軒家を買ってまるごと工場にするなんてケースもあるみたいで、
芸能人を顧客にすれば相場より高く買ってくれるそうです。

 

またカタギの人間も自宅又は山で栽培して、
乾燥して商品化、2000~3000円で売り、

 

クロネコヤマトが運び屋になり東京に1000グラム単位で出荷するそうで、
これを東京の大口密売人が、
1日以内に小口密売人に捌き、3000~3500円
 
手の込んだ密売人は、全て電話で対応し、
段取りと実行が別人でタクシー配送して、

これを小口密売人達が100グラム単位で購入して、
5000円程度でバラ売りします。
早い人は、その日のうちに完売するそうですよ。

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そんな大麻ですが、
アメリカの23州と首都ワシントンD.C.やオーストラリアなど
医療用の大麻が合法化されましたね。

 

嗜好品としての使用についても、
多くの州で罰則が軽減されたり、撤廃されつつあるそうですよ。

 

こんな話があるんですね。
オーストラリアに住む21歳の女性が、
ヘモグロビン尿症、骨髄異形成症候群という難病を併発し、
いつ白血病を発症してもおかしくない状況にあったんですね。
 
彼女は国家から研究のためのスポンサー支援を受けて、
年間約1500万円という高額な医療を受けることが出来ましたが、
6年もの間、
それらの治療による効果は全く見られなかったんですが、

 

ある人が大麻の花とオーガニックのココナッツオイルと圧力鍋があれば、
誰でもつくることができるオイルをプレゼントしたんですね。

 

そうしたら、
たったの2週間で改善が見られたのです。

 

検査データを見た彼女の担当医は飛び上がって驚き、
その後も仲間たちがオイルを集めてくれて継続した結果、
半年後には彼女の病気はほぼ完治の状態になっていたんですね。

 

驚いた彼女の母親が連邦政府に対して医療大麻の合法化を要望する手紙を書き、
その内容が地元の新聞に掲載されて、
このことがオーストラリアの医療大麻ブームに火を付けるきっかけになったそうなんです。

そもそも、
日本では大麻草を栽培することが国家によって奨励されてきたんですね。

 

大麻草はハーブです。ビタミン、ミネラル、抗酸化成分を豊富に含み、
精神を安定させる作用がありますが、麻薬成分は含まれていません。

 

そして大麻草の油は食用のほか軽油や灯油になり、
その繊維は衣類の良質な糸や紙になり、
宅建材やバイオプラスチックの原料になるんです。

 

そして大麻草の成分から癌、喘息、アレルギー、精神疾患、豚・鳥インフルエンザ…など
に有効な医薬品を作ることができるんです。

 

日本伝統文化において大麻草は神の草で、
広辞苑で「大麻」と引くと「伊勢神宮のお札」と記されているんです。

 

戦後に社会的必要が無いのに、
米軍の占領政策として、
日本を石油繊維などの石油製品の市場とするために、

その市場が競合する大麻草繊維の原料の栽培を一方的に規制したのが大麻取締法なんですよ。

 

ですから大麻取締法憲法の原則からすると極めて問題のある法律みたいです。

 

ところで大麻は麻薬なのか・・・という問題ですが、

 

これまでの科学的な研究報告では、
タバコやアルコールと比較して、大麻は危険というデータはありませんし、

 

戦前の日本では、
大麻の成分を抽出した薬が喘息(ぜんそく)やアレルギーに効く漢方薬として市販されていたんです。

 

1970年の世界保健機構(WHO)の報告では、
大麻を吸う事で奇形の発生、衝動的な行動、激しい習慣性はなく、
麻薬につきものの禁断症状なども認められないことが指摘されています。

 

1994年にアメリカ国立薬物乱用研究所が、
麻薬と嗜好品の比較表を発表しています。
大麻はタバコやアルコールと比較して安全なものであるとされています。

 

2006年には、
オランダにおいて大麻草使用者と非大麻草使用者それぞれ10人ずつのMRI
比較する実験を行なったところ、

「常習的な大麻草使用者でも、通常は、若者の正常な脳発達の神経毒にはならないと結論できる」、

「大麻草使用が単独で脳へダメージを与え、
統合性失調症のような神経障害を引き起こすという仮説は誤りであること示唆している」

との研究結果が紹介されているんですね。

 

もっと詳しく知りたい方は「大麻を正しく考える国民会議」のサイトをご覧ください。
http://www.taimasou.jp/


今の日本は大麻取締法のおかげで「大麻を吸った」なんて言うと問題みたいですが、
近いうちにきっとアメリカやオーストラリアみたいに、
まず医療用の大麻が合法化になるでしょう。

 

そして大麻草は精神的にも物質的にも、

日本人のシンボルともいえる植物でありますから、

桜が日本の国花とするならば、

大麻草は日本の国草であるといって良いかもしれませんね。

 

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