鳩山由紀夫をニュースにしちゃダメだって！
「個人の主観と国益をまったく混同している。何かする度に問題が起こるので、何もしないでほしい」
に代表される批判の嵐に負けず、
今日も我が道を行く鳩山由紀夫。
１１月５日はソウル大学で開かれた講演で、
「真の愛国心は、過去の歴史的事実を直視して、過ちを謝罪する勇気である」
と、言ってみたり、
１１月６日は日本大学入試専門学院日工学院で、
「日本はロシアと北方領土、中国とは尖閣諸島、韓国とは独島など隣国と絶えず領土葛藤をしている」
とし、
「日本は敗戦国であって固有の領土だと言いにくいが、これは日本の人々が歴史をまともに習わなかったためだ」
なんっていらん発言したり、
李明博前大統領と笑顔で握手をしたりと、
これが日本の総理大臣だったと思うと、
情けないし怒りが込み上げてくる人が多いのでは・・・。
ついでに、今年の８月は、
日本の植民地時代に独立運動家が投獄されたソウルの西大門刑務所の跡地で献花後、
土下座して頭を下げ、
過去の植民地支配と慰安婦問題について
「やめてもいいというまで謝り続けなければならない」
と話し、大きな波紋を呼び、
韓流タレントが「日本でのビジネスがやりにくくなった」そうですよ。
ただ、この時の土下座は、
日本人から見ると土下座のように見えるかもしれませんが、
韓国では「クンジョル」と呼ばれる最上位の敬意を示す作法みたいで、
屈服の意を示す土下座とは全く別物だそうですが・・・。
いずれにしても、良いかどうかは別として、
「行くな」と言われると意地でも行きたくなる、お茶目な人みたいとも言われるが、
その言動がさっぱり理解不能な“宇宙人”なのか？
鳩山由紀夫が首相当時の公務員への訓示だそうです。
・愚かな指導者を持った国は「滅ぶ」のである。
・出来もしない事を言う政治家は「嘘つき」だ。
・政治家は言った事に「責任」を持つべき。
・外国に媚びる政治家は「売国奴」だ。
・批判ばかりする人は「ブーメラン」となって返ってくる。
・総理を辞めても、発言して「迷惑」をかけてはいけない
・「自分が分かっていない」人が多過ぎる
・「不用意な発言」は慎むべきだ
・口先だけの「ペテン師」に騙されてはいけない
この訓示、今の鳩山由紀夫に該当するのがいくつかあるようですが、
本人は忘れているでしょうね。
そんな鳩山由紀夫を宇宙的な発想をする人物と興味がある人もいます。
たとえば、
クリミアに行った時も、世間から叩かれましたが、
その時、
「クリミアはロシア固有の領土であり、北方領土は日本固有の領土である」
と、鳩山由紀夫はクリミアに対して表明しましたが、
その正論は、
実は北方領土問題にそのままあてはまるロジックであることを大半の人は気づいていないかも。
この時、鳩山由紀夫が本当に言いたいことは次の3点ではないかということ。
まず「北方領土が元々は日本固有の領土であること」、
二番目は「元来北方領土に住む国民が選挙をしていたなら、
圧倒的多数で日本に帰属させるべきだと投票していたはずだ」、
三番目は「北方領土におけるロシア人と日本人は兄弟のような関係だから、
他国の干渉を受けず、双方で平和的な解決を模索するべきだ」
との意見です。
本当に孤立した時に助けてくれる人を尊重するのが、
ロシア人気質であることを熟知しているのかもしれませんね。
鳩山由紀夫は、素直で物事をあまり疑ったりする人でない。
だから、他人によく利用されやすいし、
一方、結構図太い部分や無神経なところもあるので、
他人から揶揄されても気にしないところもあるというから、
今回の訪韓で、いろいろ話題になって酷評されても、
「へのかっぱ」みたいな感じでしょうね。
だから、
これからは鳩山由紀夫をニュースにしちゃダメだって！
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