美ビルド・ネットの熊本はてな?

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「ケバブグランプリ2015」が開催 ところでケバブって何?

ゲバラじゃなくケバブですよ。
実は私もケバブって初めて聞いた名前なんです。

 

世界三大料理のひとつとしての「ケバブ」トルコ料理だそうで、
肉・魚・野菜などをローストして調理する料理で、
四角形に切った肉を串に刺して焼いたものみたいです。(日本でいう焼き鳥?)

 

このケバブもいろいろ種類があるみたいで、
たとえば、シシケバブドネルケバブの例で言うと、

 

シシケバブは、日本でいう焼き鳥の様なもので、
トルコ等のイスラムの国では羊肉、牛肉、鶏肉で作るようです。

 

ドネルケバブは、巨大な串焼きのお肉を薄く削ぎ落としてパンに挟んだりして食べるものです。
トルコでは羊肉や鶏肉で作るそうです。

 

そしてオスマントルコ時代からあるトルコの伝統料理でもあります。
昔は鉄軸に刺して積み重ねた肉を縦ではなく横に廻して肉を焼いていたそうです。

シシケバブドネルケバブの違いは調理法みたいですね。

 

またケバブサンドを初めて食べた人は、
味が鶏肉そっくりと思う人が多いようですが、

 

これはやはり鶏肉みたいですね。
イスラム圏では肉と言えば、
マトン(羊肉ですが山羊肉をマトンと言う場合もあります)かチキンかビーフです。

 

肉の値段はチキンが最も安いので、チキンのケバブも安いですね。
チキンは昔は安くなかったのですが、
ブロイラーが普及してから世界的に最も安い肉になっています。

 

なので、イスラム圏の庶民層はチキンを良く食べています。
ラム(子羊の肉)とマトンはちょっと高級です。

ビーフも大量飼育・大量生産されるようになりましたので、
ドネルケバブの肉としてはポピュラーです。

 

現在では羊肉が最も高級ですね。
肉にはそれぞれの風味があり、牛肉には牛肉臭さがありますし、豚肉には豚肉臭さがあります。
羊肉の匂いも慣れの問題です。

 

羊肉は他の肉と違い”甘み”があり、食べ慣れると牛肉より美味しいと思いますし、
良い肉の香りは良い風味だと思います。
 
昔の日本人は牛肉は”乳臭い”と言ってましたし、
品質の悪い羊肉しか流通していなかったので、羊肉の評判が悪いのです。

なので、世界的にも羊肉料理が最も高級な肉料理になっています。
羊は一頭から取れる肉量も少ないですしね。

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それとよく路上で販売されているケバブやトルコ料理の店などで、
あの細く棒状になった肉の塊を見ますが、

あれって、一日で消費できているのか、あなたも疑問に思ったことありませんか?

 

上から新しい肉を積み重ねてるとしたらお客に提供されるためにスライスされる部分は、
そうとう古い肉なのでは?と疑問を持ちますよね。
日本なら売れなかったものは毎日破棄していますが・・・。

 

調べてみると、残った物は破棄するか、
自分の家の晩御飯にするようですよ。

 

そもそもあの肉の塊は一度付けてから冷蔵庫で熟成させてから焼いているので、
一度出した物に肉をくっつけるっていうのは難しいですし、
リスクがあることになるみたいですね。

 

それから、
ケバブというのは“焼いたお肉”のことを表す言葉だそうで、 
そのためトルコのケバブ屋で“ケバブ”と注文すると、

 

ピタに肉と野菜をサンドしたものではなく、
焼き鳥のような串にお肉が刺さったものが出てくるそうです。
トルコにお越しの際は注意してくださいね。

 

またドネルケバブという表記をよく見かけますが、
この“ドネル”って実は、
“回転”、“回す”を意味する言葉なんです。
つまり
ドネルケバブ”は回転させて肉を焼いたものということになります。

 

日本のケバブ屋では“ケバブ”、“ケバブサンド”、“ドネルケバブ
など色々な名称で売られていますよね。
そしてどれもパンに肉と野菜をサンドしたものが出てくるのでそれほど大きな違いはないのでしょうね。

 

またパンにお肉をサンドしたケバブサンドの発祥はドイツであるという説が実はあるのです。
BBCによれば、
今欧州で広く見られるように、パンに肉とサラダを挟み提供したのは、

1960年にトルコからドイツへ移民としてやって来たヌルマンさんが、
1972年にベルリンで始めた露天に端を発するそうで、

 

トルコ・ドネル製造業者協会も、
2011年にヌルマンさんを「考案者」として認定しているんですね。

ベルリンが発祥というのはあくまでもパンに肉をサンドした
“ケバブサンド”が初めに出回った、ということです。

“ケバブ(焼いた肉)”自体は1836年ごろからトルコで食されていたらしく、
イスタンブールでは1940年ごろから提供されるようなったとか。

 

つまり、
“ケバブサンド”の発祥はドイツだけど、
“ケバブ”の発祥はトルコということなんです。

 

そんなケバブですが、
日本一のケバブレストランを決める「ケバブグランプリ2015」(通称KEBA-1)が開催されるんです。
同イベントは国内で開催されるケバブコンテストとしては最大級で、
3日間で3万人もの来場者を記録したそうですよ。

 

●ケバブグランプリ2015
 
11月12日(木)~15日(日)11時~21時
 
東京都新宿区歌舞伎町「大久保公園」内にて

飲食代や一部イベントを除き入場は無料

ケバブグランプリ2015公式サイト http://www.nrg.co.jp/nikkenlease/turkish-festival/

 

2回目となる今年は、日本とトルコの友好125周年。
日本にあるケバブレストランが一同に会し、
オリジナルソースを使った各店の味を堪能することができます。

 

さまざまなケバブを楽しむだけでなく、
トルコの伝統文化の体験や可愛らしいトルコ雑貨の販売ブースもあって、
会場はまさにトルコ一色!

 

さらに、今年は「ベリーダンスコンテスト」といったステージイベントも新たに加わり、
一段とパワーアップしているそうだから、ますます楽しみですね。

 

ところで、
熊本市でケバブを食べられる店があるか調べてみると、

・DoI KebaB(ドイ・ケバブ)市電通町筋駅(熊本市役所裏)
 
 こちらのお店はお肉はチキンだけですが、ソースの種類は色々とあるみたいです。
 (トルコ人に言わせると「トルコではドネル・ケバブにソースなんてかけないよ。」だそうです)
 テレビでも紹介されている熊本で有名なケバブ店ですね。

 

・Doi Cafe(ドイ・カフェ)市電水道町駅から徒歩5分、熊本城と白川公園の間にある

 DoI KebaBの姉妹店です。
 おすすめはもちろん、ピリ辛風味がクセになる人気の『ケバブ』。

 

ドネルケバブ ディスカバリー 九品寺店 市電交通局前駅からタクシーで1分(710m)で到着です。

 トルコ料理で、パーツの一つ一つのクオリティが高めと評判ですよ。

 

・CHILL CAFEという店も評判良かったんですが閉店したみたいです。
 
他にもあると思いますが、知っている人がいれば教えてくださいね。


日本でも熊本でもケバブ屋が増えるようにみなさんでケバブを盛り上げましょう!

 

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