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亀田興毅引退 評価も尊敬もされないの?

見せ場をつくれず、日本選手に初めて黒星を喫した亀田興毅

 

10月16日にあったWBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ(米国イリノイ州シカゴ)
王者・河野公平が3-0の判定で、元世界3階級王者で同級2位の亀田興毅を下し、
2度目の防衛に成功しましたが、

 

4階級制覇に失敗した亀田興毅は試合後、
「これ以上先はない」と、現役引退を表明しましたね。

 

この亀田興毅引退記事のコメント(3257件)のほんの一部を引用すると、

・勝っても負けてもこれがラストマッチって?
 終ってから言うな!
 試合前は大口たたいてたくせに。

 

・結局どこを目指していたのかよくわからない幕切れ。
 口やパフォーマンスではチャンピオンだったのかな。

 

・いろいろと叩かれたけれど、親父がいなければもう少し変わった展開があったかもね。
 これからはもう少し人間性で勝負できるようになってほしい。

 

・河野の人気より亀田の不人気で注目された試合結果は、
 アメリカまで行って恥ずかしい内容の試合をし、日本のレベルを疑わせる内容になってしまった。

 

・神様は微笑まなかったって
 あなたのやってきたボクシングは最終的には実力ではなく神頼みだったんですね。

 

・彼の悪役パフォーマンスは全然あっても良いと思うけど、
 問題なのは親父。親父こそ完全引退隠居して欲しい。

 

・「これがラストマッチ。勝っても負けてもこの試合が最後だと決めていた。これ以上、先はない」
 勝つと思ってたのが恐ろしいし厚かましい。
 ボクシング界の未来の為に惜しまれず引退して下さい。

 

・試合に勝って、人を尊敬すれば、一気にアンチを味方に出来たのに、
 最後の最後まで逃げる感じで残念ですよ。

 

・もし本当に最後と決めていた試合ならば、最後ぐらい相手を敬う発言があって然るべきであった。

 

・この兄弟というか親子は話題先行で試合に目を見張る内容が無いから
 本当に先が無いと思ってしまう。
 試合で唯一覚えているのは弟が内藤大助にプロレス技を仕掛けた事だけ。

 

・試合前のパフォーマンスくらい試合にインパクトがあればもうちょっと人気出たのに。
 試合がショボかったからなあ。

 

・ま、最後は自分を追い込む意味でチャンピオンに悪態ついていたのかもしれないが、
 それでもダメなんだから元々限界なんでしょう。
 今後はタレント活動だろうけど、どうなんでしょうね。
 やめたほうがいいと思う。
 弟たちのセコンドでもやっていたほうがいいのでは?

 

ほんとにアンチ亀田が多いな~と思うほどのコメントばっかりなんですよ。

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亀田興毅といえば亀田3兄弟の長男として、
一時はボクシング界を揺るがす存在とまで言われた人物ですね。

内藤大助との試合などは歴史に残る高視聴率を残し、
その後の活躍も期待されていたんですが、

 

亀田興毅の不運な運命は、
父親の亀田史郎の元に生まれたのがすべての始まりだといえるかもしれません。

亀田史郎暴力団さながらの言葉遣いや態度で周りを威圧し、
そのままの態度で息子たちにも抑え込んでいたといいいます。

 

このような特殊な環境下でもなお、
ボクシングに打ち込むことで亀田興毅は成熟し、ボクサーとして地位を掴むようにもなったんですが、
それをぶち壊したのもまた父親なんですね。

 

父親は亀田興毅のセコンドとして冷静に指導する立場のはずが、
反則行為を支持したり、
相手に対する暴言を連発したりと、
ただのチンピラとしか言いようがない行為に走っていたんです。

 

事実かどうかわかりませんが、
亀田興毅が稼いだファイトマネーもほとんどは亀田史郎がギャンブルのために使いこんでいたというし、
裁判沙汰にもなってボクシング界から居場所も失ったんですね。

 

これはもう悲惨としか言いようがないでしょうね。

 

そんな亀田興毅も、
2012年に亀田ジムの役員である奥さんと結婚しましたし子供も二人産まれて
普段はすっかりパパの顔になっているようです。

 

やっぱりボクシングをしている姿は変わらず凛々しいですが、
イベントなどで子供相手にボクシングを教えたりするときなどは、

以前よりさらに、優しい雰囲気になっていましたね。
自身も子供がいるので時折見せるパパの顔もちょっと新鮮です。

 

以前よりファンとの交流には積極的で、
とっても大切にしているな~という印象がありましたよね。

現在でもその姿勢は変わらず、
話題のトークプリ755を使ってユーモアのセンスを活かしたファンとの交流を繰り広げていたんです。

 

素直なところ、
包み隠さないところが人気の秘密ですね。
昔からユーモアのある人という印象は変わりませんよ。

 

 ところで、
以前、亀田兄弟が「世界ランキング下位の選手ばかりと試合する」と非難されていましたね。
そのボクシングの世界ランキングの実力差ってどれぐらいかというと、

 

実は世界ランキングの順位と言うモノは「王者に対する挑戦資格」の順位なんですよ。

 

だから実際は強さの順位ではないのです。
ただ、その順位を決める基準が試合の結果になるんです。

 

ちょっと矛盾する部分もあるのですが、
例えばランキング3位と9位が試合をして9位が勝ったら、
やはり9位の選手のランキングは上がらなければならないし、
3位の選手はランキング的に下がらねばならない。

 

じゃあランキングはどう決めているのかと言えば、
ランキング委員なるモノがいて、
いろんな試合結果や戦績と対戦相手の質を考えてランク付けしてるのですが、

 

最近は特に政治力によってのランキング入りが増えてますから、
実力や実績が正当に評価されてのランキング表ではなくなって来ているのが実情ですね。

 

ただランキングでも1位の選手だけは2位以下の選手と一つだけ違う事があります。
それは「指名挑戦権」があると言うこと。

 

世界王者になれば、
ランキング入りしてる選手の中から自由に相手を選び試合をする事が可能ですが、

そうなると世界王者が勝てる要素の高いランキング選手ばかりを選んで試合をしてしまう。

リスクの高い挑戦者を選ばなくなってしまうと言うことにならないために、

ある一定期間(1年、9ヶ月など)に一度はランキング1位の選手と試合をしなさい。
と言うのが「指名挑戦者制度」なんですね。

 

ただ、今は世界タイトルの乱立状態にあるので、
この指名挑戦者制度がないがしろにされる場合が多いんです。
 

実際のところは世界ランク2位だから3位の奴よりも強いとは限らないと言うことです。
ただ対戦が決定してから対戦相手が世界ランクにランクインしたり、
ランキングが上昇したりするケースが増えてきてますね。

 

最後に亀田興毅アンチを黙らすことは無理と思います。
アンチの言っていることって正しい部分がありますからね。

 

でも日本人で初の3階級制覇したということと、
3兄弟のうち、2人が世界チャンピオンになったということは凄い偉業です。

 

アンチは、どこまでいっても、アンチです。
今後、亀田兄弟が何をしようとケチをつけます。

 

それが、アンチです。

嫉妬と妬みでしょう。

 

亀田興毅も引退で肩の荷がかなり降りたところがあると思いますから、

家庭を大事にし、今後の生き方をゆっくり考えてくださいね。

 

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