安保法案反対のSEALDs奥田愛基は国民の代表ではない!
「SEALDs」のおかげで安保法案賛成が増えたのでは?
という声もある中、
「SEALDs」の中心メンバー・奥田愛基が9月15日、
安保法案を審議している参議院特別委員会の公聴会に出席し、意見を述べたようですね。
政治に関心を持ち行動する大学生や高校生の気持ちが、
わからないではありませんが、
このような自然発生的な学生運動には、
若干の不安を覚えるんですね。
大学生の知的能力は、
社会人と変わらないでしょう。
加齢とともに衰える傾向がある記憶力については、
大学生の方がいいですよね。
大学生は、
新しい情報を次々と取り込んでいくことができますね。
しかし、
社会人と比べると、
蓄積されている情報の総量は少ないんです。
また、
洞察力、判断力などは、
経験に負うところが大きいですよね。
大学生は社会人に比較して、
経験が圧倒的に少ないですね。
あなたが大学生の頃に、
「これは凄い」
と思った先輩でも、
30代、40代になって振り返ってみると、
たいしたことはなかったと思うこと、
あなたもなかったですか?
人生にはさまざまな巡りあわせがあります。
「これは凄い」
という強烈な性格の人に会うと、
その引力圏に引き込まれ、
人生の軌道がまったく変化してしまうことがあるんです。
一部の有識者やマスメディアは、
安保法案に反対して大学生や高校生が、
デモや異議申し立て運動を行っていることを、
絶対的な正義のごとく称賛しますが、
このような正義を掲げる運動には、
「政治の罠」
が潜んでいることを忘れないでくださいね。
安保法案を含む外交・安全保障の問題は複雑で、
一刀両断に問題を解決することはできないんです。
デモに参加しても自分たちの意思が通らないという現実に直面したとき、
一部の青年は過激化し、
一挙に問題を解決しようとするかもしれません。
この性急さがさまざまなトラブルを引き起こすんですが、
「SEALDs」は、
過激派排除を強く打ち出していますね。
その結果、過激派に対して、
「ニセ左翼暴力集団」
とか
「トロツキスト」
というレッテル貼りをして、
党派的影響力の強化を図る民青同盟(日本民主青年同盟=日本共産党の青年組織)
と路線が親和的になるんですね。
共産党という「大人の政治」は、
利用できるものならば何でも使うので、
「SEALDs」はその道具になっているのでは・・・と。
心配します。
自然発生的な若者の政治活動が、
どのような「大人の政治」と結びつくかによって、
その運動の性格は大きく変化します。
ちょっとした出会いが、
人生の軌道を大きく変化させるということを認識して、
デモに参加するなりしないなりしてほしいですね。
それから、
政治運動において、
「つねに年下の者を表面に立てるやり方」
をする人には要注意してくださいよ。
年下の人たちを政治目的のために消費する消耗品としか
考えていないからなんです。
ビジネスの世界でも、
リスクを回避する傾向の強い上司は、
面倒な交渉や、
お客さんからのクレームに直面すると、
部下を表面に立たせる傾向が強いですね。
こういう上司に限って、
交渉は「押しの一手」ですよね。
尊敬されることはないが、
それなりの成果はあげますね。
人間は、
他者のために捨て身で行動する人から感化を受けやすいです。
「SEALDs」の人たちが政治運動に身を投じた動機も、
利他的な人間になりたいという思いがあるかもしれませんが、
「自分で自分自身を育てる」の方に、
もっと気を向けたほうが良いように感じます。
他人を自分なりに助けて、
そして自分自身をも救ってこそ、
自分自身を幸せにしてこそ、
1つの達成に成ると感じます。
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