アダルトチルドレンは癒しには時間がかかるの?
今ドラマで『37.5℃の涙』というのが放映されていますが、
あなたは観たことありますか?
子どもが熱を出したときにどうしても仕事を休めない親に代わって、
自宅に訪問して子どもの世話をする『病児保育士』を主人公にした連続ドラマで、
ヒロインである新米病児保育士の奮闘と成長を描く裏で、
その母親から子どものときに受けた虐待や成人後も続く親子関係のわだかまりなど、
実際に社会で起こっている現象や問題も描いているんですね。
最近では、
虐待をする母は「毒母」と呼ばれることもあり、
実の「母と娘」の問題は、とても複雑ですね。
あなたはご存じとは思いますが、
アダルトチルドレンとは、
親の養育の問題、家庭環境の問題から辛い子供時を過ごし、
その傷を癒せぬまま成長した人たちことですね。
「子どものような大人」
「大人になりきれていない未熟な人」
「いい年をして自分の未熟な部分を親のせいにするな」
なんて言われたり思われたりすることもあるんです。
親が精神的に弱くて不安定だったり、
親が子供に対して過保護・過干渉だったり、
虐待があったり、
そんな感じです。
ちゃんと親としての役割がちゃんと果たせていないんですよね。
もちろん、
完璧な家庭なんて無いと思いますが、
子供に過度に気を遣わないといけない状態であった家庭は、
少なからず機能不全家族と呼んでもいいでしょうね。
アダルトチルドレンというのは、
医学上の病名ではありませんし、
病気ではないため、
特効薬のような薬もありませんし、
手術もできません。
だれかに、お任せして、
「治してもらう」ということができないのがアダルトチルドレンなんです。
だからこそ、
自分で癒しに取り組む以外、他に方法がないんです。
それではアダルトチルドレンの問題や症状は本当に治りますか?
とあなたも疑問に思うかもしれませんが、
アダルトチルドレンの心の傷は、
努力を続ければ、何らかの形で癒されていくと思います。
あきらめないで癒しに取り組んだ人で、
改善、成長しなかった人はいないでしょう。
しかし、
癒しは一生続くことは知っておいてくださいね。
完璧に問題がなくなることは、生きている人間である以上、
あり得ませんから・・・。
でも、
「子どもへの虐待がなくなった」
「自分を肯定できるようになった」
「生きることが楽になった」
と言って、一歩一歩心の傷を癒していった、
その方法を、
西尾和美という米国健康保険適用の臨床心理学者として、
北カリフォルニア州で、カウンセリングやセラピーをしている先生が、
『アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット』
というアダルトチルドレンの理解と回復のために
技術や、能力を身につけるための、
具体的な方法をこのスタディキットの中で述べているんです。
西尾和美先生は様々な形でアダルトチルドレンの方々と接し、
カウンセリングや、セミナー、ワークショップなどでサポートして、
多くの方が、
アダルトチルドレンの苦しみから立ち直っていく姿を目の当たりにしてきたそうです。
実は、先生自身もアダルトチルドレンの一人として、
人間関係で困難を抱えた状態から立ち直ってきた経過があるんですね。
自分自身の体験と、多くのアダルトチルドレンと接して来た経験から、
最も有効な方法を、
アダルトチルドレンの回復プログラムとして、
カウンセリングや、セミナー、ワークショップを通して提供してこられたんです。
もしあなたが、
「自分もアダルトチルドレンだと思う」と感じるならば、
参考にこの、
『アダルトチルドレン 癒しと回復のためのセルフスタディキット』
を確認されたらいかがですか。
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