「ガソリン缶詰」はまさかを思えば安上がり
あなたも各地へのドライブや高速道路を利用してのドライブなどで、
なが~い渋滞が延々と続き、
ガソリン残量がみるみる減ってきてドキドキしたことないですか?
また、
一般道や高速道路を走っている時、
カーナビではガソリンスタンドを表示しているのに向かってみたら
なんと「閉店」。
がく然としたことはないですか?
そんなまさかの非常時に、
このガソリン缶詰を積んでおけば、
自分で缶を開けて愛車の給油口へそそぐだけ。
(缶切りとジョウゴもセットになっています)
さらに、
ガソリンスタンドの閉店に加え、
高速道路走行時に気をつけたいのが、
「ガソリンスタンドがない長距離区間」
があるということ。
もしあなたが高速道路でガス欠して、非常電話で助けを求めると、
その瞬間に罰金決定になるそうですよ。
『高速自動車国道等運転者遵守事項違反』に当たり、
2点の減点と9000円(普通車)の罰金が課せられるんです。
でも、
ガス欠や予備燃料として使用するのであれば、
わざわざガソリン缶詰を購入しなくても、
専用の携行缶に入れて持ち歩いた方が価格も安いし便利なようにも思えますが、
(ガソリン缶詰は、正直高いです)
にもかかわらず、
ガソリンの缶詰の需要があるのはなぜか?
それは、やはり長期保存に優れているからなんです。
通常、空気に触れたガソリンは、1年もたたずに劣化してしまうため、
市販の携行缶で長期保存することはまず無理で、
長期間使わなかった携行缶のガソリンは使用することができませんし、
クルマの燃料タンク内のガソリンは9~10か月ほどで劣化するといわれていますね。
もし、劣化したガソリンを使ってしまうと、
発電機や車のエンジンを破損させることになり、
かえって修理代の方が高くついてしまうことでしょう。
ところが、
このガソリン缶詰の使用期限は非常に長く、
使用期限はなんと3年間!(本当の缶詰みたい)
空気に触れたガソリンは、
酸化により1年ももたずに劣化してしまうことを思うと、
その使用期限は実に3倍以上なんですね。
そして、
このガソリン缶詰を製造している静岡県にある、
その名もガソリン缶詰(株)という会社で、
メーカー発 安全宣言をしています。
1.高品質の鉄缶を特殊加工しているので、ガソリン漏れの心配が全くありません。
公・私機関の厳正なチェックをクリアしています。
大阪府立工業技術研究所/振動(裸缶)・落下(裸間・及びケース入り状態)
圧縮(裸缶)・回転ドラム(ケース入り状態)の各試験、気密・耐圧(以上裸缶)の各試験。
2.箱を含む耐熱性については、120℃まで原型を保ちます。
夏季の日中でもクルマのトランク内はせいぜい70~80℃。ケースの熱効力もあずかって、
缶内は30度以内に保たれますから、全く心配ありません。
3.長期間クルマのトランクに入れっ放しにしておいても性能は変わりません。
完全密封されているので、長期の備蓄にも品質の変化がありません。
4.厳密な管理の下で生産されているので、安心してご使用いただけます。
容器の製造工程において、全缶について漏れ及び内圧検査を実施、消防法にのっとった工場、
方法で製造しているので、安全性に対しては万全の留意がされています。
と安心して良さそうですね。
レギュラーガソリン(1ℓあたり約917円)
スーパーガソリン(ハイオク車、発電機など、1ℓ4缶入り3810円)
軽油 (ディーゼル車、小型船舶など、1ℓ4缶入り3610円)
白灯油、混合ガソリンと合計5種類がラインアップされています。
全国の販売店や高速道路のSA/PAの一部のお店を通して、
このガソリン缶詰は売られていますが、
特に白灯油などは、
災害時に生活するためにも使える「命をつなぐ」缶詰になりますね。
このガソリン缶詰、かなり割高ですが、
「まさかを思えば安上がり」。
気に留めておいても損がないアイテムですね。
参考に
「高速道路給油できない長距離区間ワースト10」をあげてみると、
2位 北関東道・笠間PA⇔上信越道・横川SA 173.6キロ
3位 北陸道・南条SA⇔舞鶴若狭道・西紀SA 162.4キロ
4位 北関東道・笠間PA⇔関越道・赤城高原SA 159.7キロ
5位 北陸道・賤ヶ岳SA⇔舞鶴若狭道・西紀SA 156.1キロ
6位 東北道・岩手山SA⇔東北道・青森東IC(下り) 155.7キロ
7位 磐越道・磐梯山SA⇔日本海東北道・荒川胎内IC 153.2キロ
8位 東北道・上河内SA⇔上信越道・横川SA 151.6キロ
8位 東海北陸道・ひるがのSA⇔北陸道・有磯海SA(下り)151.6キロ
10位 秋田道・能代南IC⇔秋田道・錦秋湖SA 148.8キロ