キュウソネコカミは窮鼠猫を噛む?
弱いものでも、追いつめられるて逃げ場を失うと、
居直って天敵 といえるような相手でさえも立ち向かって、
異常な力を出して反撃するものですから、
相手が弱くても、逃げ道のないところに追いこんではいけないという教えが、
「窮鼠猫を噛む」という意味ですが、
このキュウソネコカミのグループ名からわかるように、
「窮鼠猫を噛む」と「ファイナルファンタジーX-2」に登場する
装備アイテム「キューソネコカミ」から由来するみたいですね。
キュウソネコカミの音楽をあなたも聞けばわかると思いますが、
特徴はこの上なく軽~いパーティロックサウンドに、
限りなくしゃべり言葉に近い歌詞がちゃら~っと並べられた音楽なんですね。
大学の文化祭に出てくるような痛いバンドでも極めれば、
メジャーデビューでここまで世の中に蔓延することができるという、
これも一種の「窮鼠猫を噛む」か?
曲はキャッチーな大衆音楽への批判やサブカル女子への牽制や
DJへの皮肉などがテーマの恥ずかしいものばかり。
斜めに構える姿勢はロックンローラーの基本なので、
確かにロックらしいと言えばロックらしいと言えなくもないバンドではありますね。
基本的にこのバンドの音楽性は関ジャニ∞あたりとたいして差は無いかもしれません。
ノリで9割方乗り切る曲ばかりですからね。
でも、
メジャーデビューしてもインディーズ臭さを拭おうとしない点は評価できるし、
自分たちの音楽がクソだと自覚しているのは素晴らしいですよね。
それを自覚した上で、
彼らはこのミュージックで世界を変えたいと本気で思っているんでしょうね。
5秒聞けばキモさがわかる。
という反面、
こんな声が、
「カワイイだけとかキュウソネコカミをそれほど知らないときに観て
すごい素敵だとおもったよ、びっくりするくらい新鮮な気持ちになった。
うちの4歳の子供も大好きだしよく観ているよ。」
「邦ロックってなんだと知りたくなって、
関連動画を適当に観てキュウソネコカミを知ったけど
ファントム、カワイイだけ、ビビった。」
「全部、面白かったし曲が耳に目に同時に焼き付き残る感じで
これが邦ロックといわれているものか!?
日本の若者最高!と好きなものを見つけられて元気出たよ。」
私も会場に観には行ったことはありませんが、
youtubeなどのライブ映像を観て見ると、
確かに「窮鼠猫を噛む」の意味のように、
弱いものでも、追いつめられるて逃げ場を失うと、
居直って天敵 といえるような相手でさえも立ち向かって、
異常な力を出して反撃するような音楽性を感じたんですよ。
それと、
ライブ映像は、面白く暗示的なものを意識して練り込ませてくる感じは、
きゃりーぱみゅぱみゅの音楽映像に近いかも。
最後まで観てても
曲と動画の流れが良くて漫画のように頭にはいってくるんですね。
音楽に詳しくなかったりする自分が子供と一緒に楽しめているのも、
このライブ映像のマニ監督の手腕かもしれませんね。
キュウソネコカミととても相性良いから、
何度観ても面白いし、音楽もより魅力に聴こえるし、
メンバー全員も良い意味で生命力が出ているんですね。
才能と運が合致できることの面白さや、
そういった縁をキュウソネコカミは持ってるみたい。
youtubeでキュウソネコカミの動画がすごく良かったから、
ライブ行こうかと思っている人が増えてくるかも。
ところで、
初めてキュウソネコカミのライブに行く時に覚えておいた方がいいのは、
まず、ネットでライブの様子を観て、
初めてだと緊張するかもしれませんが、
真ん中より後ろ側の方の大人しめなお客さんの中でみてたら大丈夫みたいですよ。
また、
みんなで騒ぎたいなら1回目様子みて2回目以降にしたらいいかも。
観てるだけでも凄く楽しいと思いますよ。
そして、
変に、はしゃがないこと。
ダイブ、リフトしたらいけないようですよ。
やはり、マナーが大事と思いますし、
新参者として周りから寒い目で見られる可能性があるかも。
大抵はセイヤが先導してくれるみたいですから、
落ち着いて指示に従わないと鎖骨が折れるそうですよ。
(キュウソネコカミファンは鎖骨が2~3本折れるっていう噂も?)
他のバンドのファンは言うこと聞かないのに、
キュウソネコカミのファンだけは言うこと聞くそうで、
キュウソネコカミ信者は凄いんです。
ライブ行くと客の6割強は女子だし、
グッズのデザインも女子向きで、
普通の男が行ったら浮くかも。
そんな時は、
男はねずみくんTシャツ着ていくといいかもしれませんが、
もしかすると引かれるかも・・・。
女子ファンが多いということは、衰退の一途をたどってるってことにつながり、
女子ファンを無視して曲を作れば良さそうだけどそれは無理、
男と女は考え方が違うから多くのファンとキュウソネコカミがすれ違って行くのは必須、
もって後1~2年じゃないか、
という声もありますが、
そういう時こそ、
「窮鼠猫を噛む」の意味みたいに、
居直って天敵 といえるような相手でさえも立ち向かって、
異常な力を出して反撃するようなキュウソネコカミであってほしいですね。
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