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「ママ起業家」は愛される「出世ママ」になれるの?

ママ起業家を目指す人に意外と多いのは、
「講師の資格取ったら仕事になると思っている人」
起業ってそんなに簡単な事ではないみたいですよ。

 

いや、起業する事は簡単ですが、
商品・サービスを提供して対価を得る事、
利益を出しながら継続する事
つまり「稼ぐ」ということは簡単ではないということなんです。

 

最初から厳しい言葉のようですが、
ママ起業家」の場合、男性と違って、

 

仕事と育児をどう両立させるか。
これは、仕事を持つママにとって永遠の命題ともいえる課題なんですね。
妊娠~出産を経ると、
女性はいやおうなしにライフスタイルが変わるわけですから、
働き方もそれに合わせて変化させる必要が出てきますよね。

 

「ママ起業家」をざっくり分けるとこの3つのパターンになるみたいです。

①法人化して利益と社会的価値を求めるママ起業家

②個人事業主として利益とやりがいを求めるママ起業家

③個人事業主としてやりがいを求めるママ起業家

 

一番多いのは…
③のパターン。

「好きな事でやりがいを感じながら収入を得る私」を夢見て起業したのに、
現実の厳しさに悩んでいるママも少なくありませんし、
実際起業してから思い知らされた人はたくさんいるんです。

 

ではなぜ収益が上がらなくてママ起業が成立しているのでしょうか。
それはだんな様の稼ぎがあるから。

 

自分が稼がないと生活ができないという危機感もなく、
緩ーく「起業が趣味」みたいな状況。

その上起業が思いどおりに行かない事でクヨクヨしたりイライラしたりで
だんな様に被害が及ぶ事も…全くわがままなんですよね。

もし、
だんな様の稼ぎがあってママ起業できている方は
感謝の気持ち忘れないようにしましょうね。

 

それと、
主婦ならば103万円までの利益は、
扶養範囲内でご主人様の扶養扱いでいられるのですよ。

しかも、
自宅で起業をすれば、
自宅のローンや車の保険、ガソリン代なども一部経費として認められるのです。
これがイマドキの賢い主婦の生き方なのですが、

 

もっと問題なのは、「ママ起業」を「103万円までの利益」でやられることです。
要するに、それ以上稼ぐのは馬鹿みたいなことを言ってるワケですが、

それを真に受けた人たちは、
扶養内を守るために安いおカネで仕事を引き受ける傾向があるのです。

 

そういうのが当たり前になると、
価格崩壊を起こして、業界そのものが滅びてしまうリスクがあることまでは、
考えが及ばないんですよ。

 

そのうえ、主婦は「安くていいものを!」という言葉が大好き。
起業家ネットワーク内ではいいものを安く提供するのが素晴らしい、
という信仰があるんですね。

女性が助け合って生きていく「横のネットワーク」は、
逆に強力な排除の縄張りにもなるんですよ。

 

そんな厳しい環境でも、
どうしても「ママ起業家」をやりたい思う女性は、
「どのタイミングから始めるのがベストなんだろう」
と考えると思います。

 

そのベストタイミングは、
自分がやりたいことに対して、”できない理由”を考えなくなったとき
なんです。

 

できない理由なん挙げたらキリがありません。
子どもがまだ小さいから、
お金が無いから、
時間が無いから、
周りにそういう環境がないから。

 

でも、
子どもが大きくなってからだとまた環境が変わっているかもしれないし、
それに対して
「環境が変わったせいだ」と理由をつけて結局やらない可能性も高いんですよ。

 

それに自分の中に”できない理由”を持っていると、
失敗や壁にぶつかったときに、
どうしても外部のせいにしてしまい、
本当の原因を見つけることができない可能性も高いんです。

 

逆に”できない理由”を考えないようになると、
自分の中に軸ができて、
すべてを「自分のこと」として捉えることができるようになってくるんです。

 

何かあっても「自分がやりたくて始めたんだから」と。

 

事業計画や市場分析も大事ですが、それを中心にすると、
どうしても市場の変化など第三者的要因でぶれてしまいます。
そう考えると、それらはあくまで参考程度なのかな?と。

 

一度立ち止まって、
冷静に「できない理由」を考えることも大切だと思いますよ。

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それと、
起業するといろんな場面で、
その「コスト」を意識する機会が格段に増えますよね。

特に自分でやることに関しては、
そこに目に見えるコストが発生しないため「無料」と思ってしまいがちですよね。

 

でも、
その時間を他のことに充てたらひょっとしたら稼ぎに繋がっていたかもしれない。
そして事業が拡大して、
自分がその作業をやっていてはとてもじゃないけど追いつかない・・・

そんな場面では誰かにお願いするということも出てくるわけで、
そうすると目に見える形でコストが発生します。

 

と考えると、
自分で作業しているときも「これを人にお願いしたらいくらくらいなんだろう」
ということを常に意識すべきなんです。

 

昔からあるフリーペーパーをはじめ、Web関連だとFacebookTwitterGmailなどなど。
そして行政のサービスもほぼ無料。

でもそれら無料のものには実はコストがかかっている・・・
って意識したこと有りますか?

 

フリーペーパーには、取材・デザイン・印刷費用がかかりますが、
広告主の存在によって無料提供を実現しています。

また行政のサービスにも人件費や施設費などがかかりますが、
それを無料で利用できるのは、誰かが働いて納めた税金があるからこそ。
つまり表面的には無料であっても、すべて誰かのお金で支えられているんです。

 

よくあるのが「他人の時間を奪う」ということに対するコスト意識の欠落。
「あの人なら知ってるから聞いちゃおう」って気軽に聞いちゃうことってありますよね。

ただそこにコストが発生しているという意識ってなかなか湧きづらい。

 

でもね。あなたが電話したその1時間で、その人は他の仕事ができたかもしれない。
「ちょっとだけ」と思っていても、
そう思っている人が10名いたら、かなりの時間を費やすことになるんですよ。

 

それにその人がその分野に精通しているのは、
それまでたくさんの時間を費やして
勉強したり経験を積んできたからなんですよね。
(もちろんそこにもコストがかかっているわけです。まさにTime Is Money)。

 

専門家として、
これからの信用に関わるからこそ適当に答えるわけにもいかないわけで。
無料であってもきちんと回答する人がほとんどではないかな?と思います。

 

たとえば、
「ちょっと風邪かな?」と思ってお医者さんに行くとき、
お医者さんに対して
「ちょっと聞いただけだし、何ともなかったから無料でいいよね?」
なんて言う人はいないですよね。

 

それと同じだと思うんです。

 

起業してうまくいっている人は、
やはりこの「コスト感覚」をしっかり持っています。

そして無料のサービスがどうやって成り立っているか?
を意識することはビジネス感覚を養うことにもつながるような気がしますよ。

 

すばらしい「ママ起業家」はたくさんおられます。
その共通することは、

 

やる理由がある人は強い。本気度が足りないと、
 やってもやらなくてもどっちでもいいとなってしまう。
 あと、成功する人たちの共通項は、芯がぶれていない女性

 

プロ意識と覚悟がある人は違う
 仕事がうまくいっていない人は、そのことを素直に認めたがらない。
 私は子どもを大切にしているからといった言い訳をしがち。

 

・経営者が集まるイベントで観察すると、
 順調な人は、名刺交換をして人とつながって、その関係を維持している。
 逆に焦っている人は、目の前の人と話をしているのに次の獲物を狙っている感じ。
 結局、誰とも継続した関係を作ることができない。

 

・ママだろうとなんだろうと、
 甘えを断ち切って、成果や結果を出さないと認められない。
 まず仕事の成果をきちんと出せるハイキャリアママの決意がある。

 

・ある男性経営者が、最初の一歩を踏み出すことについては、
 女性たちはまだまだだけど、
 そこをクリアしたら、経営の仕事は女性に向いているかもしれないと言っていた。
 手堅く安全に事業を進めようとするから

 

そして、
ママ起業家」とって、どんな夫を持つかは重要なポイントなんです。

自分がやりたいことをやるんですから、夫に対してもプレゼンしなきゃですね。
そして理解を得る努力をしないと。
そこを説得できないと、社会に出ても難しいようですよ。

 

また、
ママ起業家」になると大体1日平均9時間ほど仕事になりますから、
だんなさまのこと、お子さんのことをよく考えた生活パターンが大事になりますね。

 

あとは、
仕事を抱えすぎてバーンと爆発しちゃうと、
やる気がなくなったり、
簡単に仕事をやめたりする人もいるので、
爆発しないようコントロールできるといいですね。

それには、
ひとりになる時間を持つのも大切ですから、
ニュートラルな状態を保つコツは人それぞれだから、
あなたも見つけておくといいかもです。

 

あなたも自分の強みを知り事業に対する強い覚悟が持って
あなたと仕事をしたいと言われる「愛されるママ起業家

 

そして、
愛される「出世ママ」になってくださいね。

 


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