美ビルド・ネットの熊本はてな?

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個人情報漏洩から守れ!でもこれやっちゃダメ!

日本年金機構から125万人分の個人情報は漏洩するし、
10月からスタートするマイナンバー制度も不安がいっぱいですね。

仕事でもプライベートでも多くの個人情報を登録している現在、
あなたもいかに我が身を守るべきか考えますよね。

 

個人情報の漏洩には大きく2つのパターンがあるみたいで、
企業や官公庁が内部漏洩で拡散するケースと、
サイバー攻撃によって情報が盗まれるケースです。

内部漏洩する個人情報には、

 

住所や氏名、生年月日のほかに、
企業によっては、
「化粧品サンプルを取り寄せた女性」
「高級車の購入者」
「出産予定日」
アダルトグッズの購入履歴」
等々、細部にわたるんですね。

 

そうした個人情報が悪用されると精神的な苦痛は大きいですね。
あなたはアダルトグッズは買わないかもしれませんが、
こういう購入履歴が流出すると社会的評価は下がりますね。

 

こういう企業などからの内部漏洩を私たち一般が
防ぐのは本当に難しいですけど、
流出先はチェックできるかもしれません。

 

何かに住所を登録するとき、
A社には自宅で、
B社には勤務先
に登録しておくと、

あなたの見知らぬDMが勤務先に届いたら、
それはB社だとわかりますよね。

 

サイバー攻撃による個人情報漏洩のケースでは、

特にパスワードが漏れると危険です。
多くのサイトで同じパスワードを使い回す人が多いですから、
(私もそうですが)
パスワードが流出すると、不正にロゲインしやすくなりますね。

一時期流行したLINEやフェイスブックの乗っ取りはこのパターンです。
サイトを乗っ盗られると思わぬ実害があるんです。

 

たとえば、
楽天のアカウントを乗っ取られ、
せっかく貯めたポイントを全部使われたとか、
LINEのアカウントを乗っ取られ、友達に迷惑かけたとか、


それじゃどうすれば個人情報漏洩を防げるか?

年金機構の情報流失問題では、
上司を装ったメールの添付ファイルを職員が不用意に開いて、
ウイルスに感染したそうですが、

こういう添付ファイルは無視が一番良いようですよ。

 

最近は送信先や添付ファイルが巧妙に偽造されていますから、
私たちが見抜くのは難しいと思います。
ですから、
ファイルが添付されていたら、
たとえ知人からのメールでも送り手に電話やメールで
確認を取るまで開けないことです。

 

また、
あなたも利用しているかもしれませんが、
公共の施設や屋外などで無料利用できる無線LANは便利ですが、
思わぬ落とし穴があるんです。

セキュリティーが甘いとパスワードなどの通信内容が、
すべて外部に漏れる危険がありますので注意が必要です。

 

また、さきほども言いましたが、
同じパスワードを使い回すとLINEなどのアカウントを乗っ取られます。
ですからパスワードは使い回さないように。

同じパスワードを使おうとするから、
簡単なものにしますよね。
これがいけないようです。

ですからよく使うサイトは全部違うパスワードにして、
一覧を紙に書いて保管するのがベストなんです。

紙を盗まれるより、
使い回しののパスワードを乗っ取られるリスクのほうが大きいですね。

 

また、
よく「無料アンケートで○○をプレゼントします」ってメールが来ますね、
この勧誘は業者が個人情報を集める常套手段ですから、
あなたも景品目当てで応じないでくださいね。

 

それから個人情報漏洩から守るためにこんな方法をしている人もいます。

クルマの車種とナンバーを組み合わせ、
しかも大文字小文字で使い分けるとか。

 

フェイスブックなどのSNSでは、
子供に関する情報や記念日を特定できる記録を避けたりとか。

 

強度の強いパスワードを作るために、
マイクロソフトの「パスワードチェッカー」を使う人もいます。
あなたも使ったことがあると思いますが、

入力フォームにパスワードを入力すると、
すぐに下のバーに「低」「中」「強」「最強」とか出ますよね。
セキュリティーを保障するものではありませんが、
ひとつの目安にはなりますね。

10文字ぐらいの長い文字列にして、
パスワードチェッカーでお墨付きが出たら使用してもいいかも。

 

それとサイトによってはIDを入力すれば、
自動的にパスワードが保存される機能がありますが、
あれは楽ですが、念のため注意はしてくださいね。

 

アナログ的には、
手紙やレシート、明細書などには、
家族の名前や住所、口座番号などあらゆる個人情報が集まっているので、

そのままゴミ出しするのではなく、
1000円ぐらいで買えるシュレッダーにかけて捨てている人もいます。

 

いずれにしても、
個人情報漏洩は自分で守れ! しかないです。