山鹿市の自転車同士の事故は自転車保険に入ってるの？

あなたも自転車に乗っていて、
「あぶない！」と思ったことは１度や２度ではないと思いますが、

２７日も熊本県山鹿市で高齢の女性と女子高生の自転車同士が出合い頭に衝突し、
７７歳の女性が意識不明の重体みたいなんです。
早い回復を願っています。

どちらが加害者かわかりませんが、
高齢者が加害者になるケースが増えてますね。

若い時は危険回避も容易だったかもしれませんが、
年齢と共に反応がにぶくなりますし、
操作を誤ることも少なくないですよね。

もし加害者の打ち所が悪ければ、
想像もしない大惨事になることだってありえますね。

自動車事故もそうですが、（私も経験あります）
事故を起こせば、被害者も加害者も不幸になります。
あなたがそのどちらかになる可能性は十分ありますから・・・

自転車事故が大きな社会問題となりつつあることで、
やっと政府も道路交通法を改正しましたね。

６月１日から自転車に関する罰則を強化し、
危険運転に定められている１４項目を
３年以内に２回違反したものは「安全講習」を受けないといけないし、

違反した者は受講手数料５７００円を払い、
受講命令を無視すると５万円以下の罰金なんですね。

今までは違反運転をしても、
よほどの場合でない限り注意で済みましたが、
これからはキップを切って講習を受けさせるということです。

もうあなたも、
「うっかりしていた」
「知らなかった」
では済まされませんよ。

 高額の賠償金を負い、
一瞬にして人生がメチャメチャになる恐れを回避するためには、
やはり保険が強い味方ですね。

けっして保険会社の回し者じゃないですよ。

生命保険などに比べて圧倒的に安い金額で安心が買える自転車保険には、
入っておいたほうがいいように思いますが、

あなたはいかがですか？

色々な自転車保険の商品があるみたいですけど、
たとえば、
コンビニの店頭で簡単に加入できる「自転車向け保険」があります。
自分が加害者となって賠償責任が生じたとき、
上限１億円が保障されるし、

自分が被害者になってケガをしたときも、
入院日額６０００円、
手術の場合、最大で６万円の補償金が支払われるそうです。

自転車保険は、
保険料によって自分が事故に遭った場合の補償が変わってきます。
入院や通院の際に補償金が出るものとそうでないものがあるので、
しっかり確認してくださいね。

さらに新たに自転車保険に入らなくても、
今加入中の保険に特約で付ける方法もあります。

大半の賃貸住宅向け火災保険には、
個人賠償責任保険の特約が付いています。

個人賠償責任保険とは、
他人にケガをさせたり、
他人のモノを壊すなどした場合に適用される保険ですが、

実はこの保険で自転車事故もカバーできることは、
意外と知られてないんですね。

補償の上限額は通常１億円で、
あらゆるトラブルに対応してくれるので、
非常に便利な保険なんですよ。

また持ち家の人の火災保険の場合、
個人賠償責任保険の特約は付いていないことが多いですが、

自動車保険に入っていれば、
そこに自転車保険を特約で付ける方法もあります。
費用も月額数百円程度なので、
新たに自転車保険に入るより安上がりみたいです。
こちらも補償の上限は１億円程度あります。

あなたにお子さんがいる場合は、
小中学校などに入るとき、
「こども総合保険」などに入ると思いますが、

これにも必ず個人賠償責任保険の特約が付いています。
しかも、
家族全員を対象とするタイプが多いので便利なんですよ。

それから最近は各自治体でも、
自転車保険普及の取り組みが始まっていますが、

熊本県の場合、
ＴＳマークを貼れば良いみたいですよ。
ＴＳマークとは、
資格を持った自転車安全整備士が自転車を点検整備して、
基準に適合した自転車に貼るマークのことで、

このTSマークを貼った自転車に乗っていれば、
万一の交通事故の際に、
賠償責任保険金と傷害保険金が支払われるそうです。
限度額は５０００万円みたいです。

誰にとっても、

自転車事故は「明日は我が身」

備えるなら早ければ早いほどいいかも・・・。