くまモン「熊本熊」「酷MA萌」どっちの名前がいいの?
ミッキーが世界じゅうどこでもミッキーであり、パンツネズミなどと呼ばれないように
くまモンは世界じゅうどこでもKUMAMONですよ。
中国や台湾では日本人の名前や企業名を漢字を向こうの読み方で勝手に読むことが常態化してるから、
変な呼び方してもあんまり気にしてないのかもしれないですね。
ちなみに、
日本でも中国人の名前を勝手に日本式に読んでいますもんね。
(毛沢東は本当はマオチョートンですし習近平は本当はシージンピン)
なんでも我が郷土熊本県のPRキャラクターのくまモンが、
中国語圏では正式な名前を覚えてもらえないと熊本県の役所が困っているらしいですよ。
同じくまモンでも「熊本熊(ション・ベン・ション)」「酷MA萌(クマモン)」という、
二つの名称が存在して、
特に中国や台湾では「熊本熊」のほうがくまモンとしてしっくりしているみたいですよ。
中国の商標検索サイト「商標網」を調べると、
「熊本熊」や「熊本熊 KUMAMON」といった名称がいくつも出てくるような状態だそうで、
これじゃいかんバイ(熊本弁でスイマセン)と熊本県では2013年、
「酷MA萌」という当て字を正式な中国語名にし、
(全くイメージがわかないが中国の「酷」は格好いいって意味みたいです)
オフィシャルグッズにはすべて「酷MA萌」を使って、
中国本土、台湾、香港、シンガポールでは商標登録もしているんですが・・・、
私は「熊本熊」でもいいと思いますよ。
そもそも中国語圏の人は熊本を元々Xiongbenって読むわけで、
「くまもと」という日本語の名前を知らない人のほうが多いと思うし、
そういう人たちにがんばって「酷MA萌」という名前を浸透させようとしたら、
もはや熊本との関係が分からなくなると思うんですね。
だったら熊本熊のほうが熊本の知名度も上がるし、
熊本熊っていう名前の語呂のおもしろさも相まって浸透しやすいと思うんですよ。
(実際浸透していますね)
実際、熊本の西合志の方を走る熊本電鉄では、
車体のあちこちにくまモンをあしらった「くまモン電車」がありますが、
アナウンスでは、「熊本熊電車」という言葉が多用され、
観光客からも「熊本熊!」(くまモンだ!)と声が上がっているんですね。
そして熊電の駅にある台湾や中国からの観光客向けのポスターなどでも、
「熊本熊電車」という名称が使われているんです。
熊電のインバウンド担当者は、
「『酷MA萌』よりも『熊本熊』の方が、くまモンや熊本県を知らない人でも、
何を指しているかとてもわかりやすい」と話しているんですよ。
もし偽物云々の件で避けたいのなら、KUMAMONとアルファベット表記のみでいいかもしれません。
最初からアルファベットの「KUMAMON」表記を前面に押し出してアピールしてれば、
こういうややこしい事にならなかったのにと思いますよ。
ところで、
くまモンのモチーフがクマであることは明白なんですが、
熊本県を含む九州では1930年代までにツキノワグマを含むクマは絶滅しているんですね。
だからくまモンはクマでは無いですよ。
「くまモン」の由来は、
熊本弁で「人」の事を『もん』と言うんです。
たとえば、
「くまモン」(熊本の人)が「よそもん」(他所の人)(意外とよそもんという言葉は使います)
で『熊本の人』→『熊本もん』→『くまモン』になったわけんですよ。
ついでに書いておくと、
あのくまモンの独特な猫のような目も偶然では無かったみたいです。
この目だからこそ意味があったようですよ。
マンマルの目とか涙目とか黒目が大きいとか、
そんなオメメでは、ヒットはしなかったでしょうね。
このアートディレクターは、
なんとなく、思いっ切り悩み抜いて、偶然に選んでいますが、
一種の霊媒的な啓示で選んでいるんですね。
くまモンの点のような目に魔除けの力がありますから、
出入口に置いておくと魔よけになるかも。(私も置いていますが)
また芸術作家の調査では、
過去にスーパーヒットした子供向けキャラの大半が、ほっぺたが赤丸◯だったそうです。
これは日の丸なんでしょうね。
巨大なヒットをして日本や世界に広がるものには、神意が背景に存在するようですよ。
最後に、
あなたも色々な光景や状態を見ては喜怒哀楽をしていますよね。
「くまモン」が可愛いと思う人もいれば、怖いと感じる人もいます。
そのように感じている自分の心を冷静に見詰めてみることによって、
全ての悩みからあなた自身を解放してくれるようですよ。
「くまモン」世界展開 ミッキーマウス以上になるかも?
紅白で活躍した内村光良、くりーむしちゅー、井手らっきょ、コロッケ、ヒロシ、レイザーラモンRG、
そして倉科カナ、八代亜紀、石川さゆり、次長課長の井上、石田えり、森高千里・・・。
芸能界で活躍する我が郷土熊本出身の人はこんなにいるんですが、
やはりナンバーワンは「くまモン」かもね。
そんな「くまモン」を 熊本県は1月4日に海外企業の商品製造、販売を解禁すると発表したんです。
1月8日から申請を受け付けるそうですよ。
熊本県はこの解禁により熊本の認知度向上や訪日外国人の増加につながると判断したみたいで、
イラストの利用許諾など業務全般を広告大手アサツーディ・ケイ(ADK)に委託し、
海外企業には使用料を求めて収入は海賊版商品対策や業務関連費用などに充てるそうです。
さすがに「楽市楽座」方式というくまモンのイラスト利用に関わるライセンス料をフリーにし、
許可を受ければ誰でもグッズを無料で作成できるようにしなかったみたいですが、
海外ですからね(中国では海賊版くまモンが人気みたいですよ)
この「くまモン」のぬいぐるみや文具などくまモン関連商品は、
2016年の国内外の売上高は前年比27%増の約1280億円だったそうで、
ますますくまモンブランドは世界に広まってミッキーマウス以上になるかもですね。
以前「くまモンの隠れた秘密とは?」(http://buildnet.hatenablog.com/entry/2015/06/24/102708)
にも書いたんですが、
くまモンのあの独特な猫のような目だからこそ意味があったようですよ。
マンマルの目とか涙目とか黒目が大きいとか、
そんな目では、ヒットはしなかったでしょうね。
そしてくまモンのほっぺたが赤丸◯。
これは過去にスーパーヒットした子供向けキャラの大半がほっぺたが赤丸◯だったそうです。
これはどうも「日の丸」みたいで、
今の時節に「くまモン」が大ヒットして世界を駆け巡るのは意味深ですね。
神意が背景にあるかもしれない「くまモン」。
それに触発されたかどうかわかりませんが、最近は大量のクマキャラが存在しますね。
ちょっと思い浮かべるだけで、
1月19日に公開のイギリスの児童書「くまのパディントン」を実写映画化した「パディントン2」。
観る者をハッピーな気持ちにしてくれそうですね。
そしてクマキャラで忘れてはいけないのは、おなじみの「くまのプーさん」。
子供向けの心温まる物語だと思われがちなんですが、
実は、そのエピソードには、古今東西の哲学者の思想が詰まっているんですね。
こういう映画で観るクマキャラが出てくる映画はハズレなしみたいですよ。
ところで、
「くまモン」を生み出したデザイナーの水野学さんは「手書き」を重要なポイントと考えているそうです。
今こうやってこの文章を読んでいるあなたはデジタルの打ち文字を読んでいますが、
この方はデジタルの打ち文字と手書きの文字は、どちらの価値が高いか低いかではなく、
価値の種類が違うものだと思っているそうです。
手で書いたほうが、人となりや感情が表れやすいと。
怒っているとか、喜んでいるとか、適当に書いているなとか、伝わりますよね。
もちろん、デジタルで打っても文体で人となりが表れますが、
やはり手書きは筆跡や使ったペン、紙などによって、より情報量が多いし、
そういう意味で捉えるのであれば、書き文字のほうが価値があるんだそうです。
そして日本人は、もともと文字に対して造詣が深い民族で、
漢字は表語文字(表意文字)で、アルファベットは表音文字。表語文字圏の人にとって、文字は絵でもあるみたいです。
日本語の仮名は、漢字をもとにつくられているが、表音文字に限りなく近いんです。
つまり、日本人は表語文字と表音文字をミックスして使い分ける文化をもっているんですね。
文字は絵であると考えると、
絵がコンピューターで打たれるのは、何か違和感があります。
表語文字圏の人は、
文字に感情や意味を深く感じていて、潜在意識において手書きの価値を認めているのではないかと言うんですね。
確かにこの「くまモン」も、
部屋の壁一面に、手書きのくまモンの顔のサンプル画を微妙に違えたものを数百枚も貼り付けて、
練りに練って今のくまモンの顔になったみたいですよ。
日本はもとより海外にもますます羽ばたく「くまモン」に何か一言・・・とお願いすると、
くまモンの飲食費 会計検査院が「不当」だって!
「たったひと晩」でなく「1年間」で36万円でしょう?
1ヶ月にすると3万円。1日だと1000円。無駄遣いとは言えないと思いますよ。
真夏にくまモンのなかに入って動き回れば体力を凄く消耗するでしょうね。
くまモンが熱中症や過労死したら洒落にならんバイ!(熊本弁ですが)
というのは、
我が郷土熊本県のキャラクター、くまモンのプロモーション活動中に飲食費として使った計36万2569円について、
会計検査院が「目的外に使用され不当と認められる」と指摘されたんですね。
指摘を受けたのは、
くまモンが2013年度の1年間に関西方面で活動した際に、
飲んだり食べたりしたスポーツ飲料や弁当、レストランなどでの食事の代金で、
くまモンの「活力維持」などが目的だったみたいですが、
国の緊急雇用創出基金が使われており、県は「速やかに返還したい」としているそうですよ。
それにして、
目立って叩きやすいところを叩いても36万円でしょう?
なにしてるかわからん議員の何百万っていう不正な政務活動費に比べたら、
莫大な経済効果を生んだくまモンのご飯代年間36万くらい良っかじゃなかね(再び熊本弁)
と思ってしまうが・・・。
指摘しやすいところを狙って指摘するスケープゴートならぬスケープ熊?
ところで、
くまモンにケチをつける会計検査院って何をやっているのか気になって調べてみると、
会計検査院は、
あなたが国に納めた税金が、きちんとムダなく使われているかどうかをチェックするところで、
ムダづかいしたり、何に使ったか分からなくなったりしているのを見つけたら、
厳しくレッドカードを出して、「ちゃんとムダなく使ってね」と注意します。これを「指摘」と言うそうですよ。
そして国の仕事には、「国会」、「内閣」、「裁判所」がありますが、
会計検査院は、この3つの全てから独立した組織みたいで、
どんなところに対しても、厳しく、公平な検査ができるんだそうです。
この国会や内閣の中の省庁、国が創った独立行政法人(NHK、日銀など)、裁判所などを検査しているんですが、
今回のくまモンに対する指摘は、
国から都道府県や市町村に出す「補助金」の使い道を指摘したみたいですね。
ちなみに会計検査院の職員の年収は平均678万円みたいで、
20代最高額で458万円、40代最高額で1560万円だそうですよ。(一種が一番高い)
国家公務員ですから、給与は普通の国家公務員と同じみたいですが、
年中全国を回る出張が多いので出張旅費分の手取りは上がるみたいですね。
なんでも役所などに監査が来る前は、
職員総出で対象年度の書類を見直してヘトヘトになるそうで、
監査員には上げ膳、据え膳で対応し、
残業(17時15分の就業終了時間にはきちっと帰るそうです)も休日出勤もなくホワイト企業みたいですよ。
会計検査院の2016年度決算の検査報告では、
税金の無駄遣いや不適切経理などが計423件・874億円に上ったそうで、
厚生労働省の135件が最も多く、文部科学省50件、農林水産省34件と続き、
指摘額が最も大きかったのは、
国土交通省が15、16年度に8都府県15市区町の道路整備など公共工事に交付した269億円。
各自治体は計640件で誤った入札手続きをしてそうですよ。
(森友学園への国有地売却手続きの検査は含まれていないそうです)
それじゃ会計検査院の会計検査はどの組織が行うのでしょうね?
会計検査院だから、不正会計はしない、ということは成り立たないと思いますが・・・。
これもやはり会計検査院が行うそうで、
事務総局第1局財務検査第2課が担当するそうで、年に数回行っているそうです。
そして違法な会計処理をした者に対しては、
所属機関の長に対して人事上の懲戒処分や賠償を要求することができるそうです。
こんなに強い「会計検査院」なんですが、
安部総理が圧力をかけているみたいだが大丈夫かな?
くまモンも今度は、
冬眠するためと言ったら、会計検査院も仕方ないかと認めてくれるかもしれないですよ。